キングダム 運命の炎のレビュー・感想・評価
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一本の槍
飛信隊の結成とその初戦が描かれる。
原作既読の方は、きっとブチ上がってる本作なのではなかろうかと思う。
なのだが…原作未読の俺には、いや、どうなの?と疑問を投げかけずにはいられない。
その一本の槍が一本の系にしか見えず…説得力に欠けた。原作でもあんな感じなのだろうか?
敵本陣がある平地に踏み込むのは、5人程だ。
奇襲とはいえ、脆すぎる本陣。
なんちゅうか…実写でやるにはフィクションが過ぎる。なので、ここ1番で盛り上がらない俺がいる。
とはいえ、そこに至るまでの疾走感は好きだ。
敵将の首を一閃する静けさも大好きだ。
ラグビーの戦術みたいに1人を到達させる為の布陣みたいなのがあれば良かったのにと思う。
まさか届くのか?→やっぱり届かないのか…→嘘!?届いた!!みたいな流れがあると嬉しかった。
もう、5人の時点で無理ゲーじゃんで…その結果に物語の都合しか見えなくて萎えてた。
前半の回想が結構ボリューミーで…杏さんに泣かされる。王の背景というか決意を回顧するシーンにも胸が熱くなった。
ラストに出てきた武神…渋いわぁ。
やっぱ時代物は、若さよりも皺が語る歴史に心動かされる。戦乱の世に、体中に傷を受け、その年まで生き残ってるという事は、戦い抜いて勝ち続けてきたからなのだ。その年輪が皺に刻まれる。
今作の戦術というか陣形は分かりやすくて、それをロングで見せられたのも素晴らしかった。
討たれる前の敵将の戦局を読んだ台詞に呼応してロングの絵が蘇ってくる。素敵だった。
相変わらず清野さんはキレてるし…見事だ。
と、色々見応えもあるんだけど、見終わった時に口から出た言葉は「まだ続くの…?」だった。
原作も人気みたいだし、壮大なスケールではあるものの…まだ引っ張るのかと思ってしまった。
まぁ、中途半端で終わるよりはやり遂げては欲しいけど、大作なだけに体力も相当必要だし、役者やスタッフのスケジュールも必要だ。
早く解放してあげてと、どっかで思う俺もいる。
かっこいい!
キングダム全作品映画館で観てます♫やっぱり面白かった!
ツッコミどころはもちろん!あるけども(何万という兵の中に100人に満たない人数で乗り込む、その他色々)山崎賢人と清野菜名のアクションがかっこいいしオッケーオッケーよ。
突然の大物キャスト(約2人)にはびっくり!わぉ!!
吉沢亮と杏のシーンも良かったですね
安定のイケメン祭でして、山崎賢人はもちろん、吉沢亮、玉木宏(この二人はアップが光りすぎていた)すんばらしい!ありがとう。
山田裕貴も出てました
信の部隊にいたおっちゃんの台詞「お前ビビってんじゃねぇのか?」が「お前ヒヨってんじゃねぇのか?」に聞こえましたが空耳でした。
バリバリ続きます!で終わったからまた次回作を楽しみに待ってます( ・᷄ㅂ・᷅ )
前2作より確実に熱くなります!
いよいよという感じです。
嬴政のエピソードは前半の山場
中盤から後半は王騎と飛信隊の活躍
そして李牧、龐煖と登場!!
まさかのキャスティングに思わず
おおぉぉと声をもらしてしまいました笑
まさにアベンジャーズのようなキャスティングで4に進む準備をしているエンディングでした。
確実に1、2を超える3でした!
もう次回作を期待せずにはいられないです。
キングダム3 前編
2時間の上映時間もあっという間に感じられる
くらい面白かったのですが、原作漫画も読んでるので、ここから面白くなるなって時にエンドロールだったので、キングダム3の前編として観るなら
満足出来たかな。
次回、後編は、来年正月あたりにやってもらいたいですが、一年以上経つと、この興奮が冷めてしまうから。
また金曜ロードショーで、キングダム3前編を
観てから、映画館でキングダム3後編を観ることになるのか‥
李牧は、まだ何もしてませんけど‥
紫夏よかった…
原作ファンです
役者陣の演技はいつもながらによかったです!
キョウカイやシンの殺陣の切れ具合も健在で見応えありました!
紫夏とのエピソードは、少しうるっとくるくらい、杏さんの低音ボイスと演技のうまさにやられました
『死なせない!!』のところ、よかったです
万極のエピソードは次ですかね?蹂躙したことや残虐さは全カットでした
主題歌はワンオクがよかったなー。。
エピソード序盤考え
今回も大スクリーンで
DOLBY ATMOS
出来栄えは安定の3作目
とても楽しめました。
だけどエピソードが弱い
馬陽防衛編の序盤で終わってしまいました。
キングダム3前編という感じです😭
次は4?3後編?
映画巻末にもその情報出しが全くなく
すでにヤキモキ
ところでこの実写版は
キャスティングがハマってるのが
楽しさの一因だと思いますが
この調子でもしストーリー全編行くと
日本人俳優足らなくならねぇ?
などといらぬ心配してしまいます。
今回は愛之助さん贅沢に使いましたねw
オジさん的には
長澤まさみさんの、楊端和がベストキャストです😁
皆さんの好きなキャスティングは?
次作に期待
最初に登場した時の山﨑賢人が女の子みたいで可愛い(笑)百人隊の隊長となってもちっとも強そうにも戦略的にも見えない。尾(弟)からは村一番の馬鹿だったとか言われるし。。。だけど、敵将を討ち取ったシーンはまさに飛信隊隊長。「信は誰よりも高く飛ぶ」と言う漂の台詞を思い出させるし、隊の名前もピッタリだし、そこはとても良かった。
前半のエピソードも良かったけど、普通に考えたら追っ手の馬が馬車の前に回り込んで、ジ・エンドだよなぁ。。。見せ場は満載だったけど、ちょっとリアリティーに欠けたかな。それと、後半でも、農民兵にかなり手こずる訓練されたはずの趙の兵、弱過ぎないか?
しかも、秦王が求める中華統一の理由があまりにも個人的すぎて白ける。。。やはりそこは民のため、なんとかそういった方向での理由付けが欲しかった(原作のせい?)
最後、秦軍の野営地に龐煖が現れるけど、ただの武神とかいう立場ならいざ知らず、軍の総大将が単独行動で敵兵を襲う(つもりはなくても結果的に6人殺した)ってのはありなのかなって思って。かなり卑怯な気がするのだけれど。たとえ戦でもそれくらいのルールとか秩序みたいなものはなかったのか、という疑問が残った。これも原作読まないとわからないところ?(全くの未読)
ちなみに2回観て、2回目は一応IMAX・・・。荒野に整列している数万の兵はCG感強めで、そこがちょっと残念だったな。むしろ普通ので観たほうがそのあたりあまり気にならないかも。
実写は3作全て観ているけど、今のところ、1作目が一番好きなので次作に期待。年末年始には公開して欲しい。
王騎将軍がカッコイイ
原作の王騎将軍が大好きで実写は受け入れられないと思っていたけど、1作目からの衝撃は止まらず回を重ねる毎にグレードアップしてくれてる。3作目、王騎将軍の迫力、存在感、筋肉、色気、お茶目、全て詰まっていて大満足。ほんとに演技力他レベチで凄いと思う。
紫夏編、亜門と紫夏の最後泣きました。両者素晴らしかった。信と羌瘣のアクションも見応えあったけど、竜泉、蒙武も迫力満点、戦いの途中で終わる形だけど大満足でした。
個人的に今回で王騎将軍が原作通りになって今後見れなくなるのは辛すぎたので、続編に持ち越しで相当嬉しかったです。
やっぱり期待を裏切らないキングダム!でも李牧…マジか…(配役について)
原作何度も熟読、映画キングダム1、2共に映画館にて鑑賞済み。
3の構成は前半が紫夏とセイとのストーリーを軸に趙の侵攻にどう対処するかという陣営でのお話し。前作で出番の限られたセイの中華統一に向けて堅い意志の理由が明かされます。後半は趙を迎え撃つ戦闘シーン。王騎将軍の采配に、信と飛信隊(信率いる100名の部隊)の活躍が描かれます。いつもながらよくここまでまとめて見せてくれるなぁという感じで、続編に向けた〝前編〟の印象でした。
今回どこまで描くのかと思ったら、なるほどそこですか(笑)絶対続き見たい!となること間違いなしです!ぜひ続編お願いします。
さてここからはキングダム3で初めて出演となる役の配役などについて。
⭐︎紫夏役の杏さんは、配役を知ってから見に行きました。
それなりに似合うし、良い配役だなって思っていた程度でしたが…
馬車上でセイに手綱を譲ってからの紫夏の見せ場では杏さんで良かったと思えるほど、感動で泣きました。女優さんとして綺麗に見せるというより、これがもし実話でこういう人物が生きていたならきっとこうだっただろうと思える命懸けの、感情むき出しのお芝居で最高でした。
正直セイが馬車から逃げて自分の闇から目覚めて行く時の紫夏には、原作ほどの凄みがなかったので、上述のクライマックスを際立たせるためのあえての演出かなぁと思いました。
⭐︎亜門役の浅利さんについて
どなたが亜門なのか知らずに見に行ったのですが、発声から骨太で演技に生き様を感じられるお芝居。ストーリー的にも決して軽く消えるわけには行かない役所。脇役と思えぬ存在感素敵でした。コード・ブルーでの救命士の印象が強く残っていたので、その役のイメージをお持ちの方いましたら、ガラッと違う雰囲気を堪能できるかと
⭐︎また配役を知っていたのは、他に山田くんの万極、片岡さんに馮忌、山本さんの趙荘。
山田くんが、あの怨念に取り憑かれている万極とはさすがにイケメン過ぎるやろーって思っていたのですが、過去の出演作※で実力派の役者さんのイメージがあったので、長平の怨みを抱える役もきっとこなせると安心感を持っていました。実際は思っていたより出番が限られていましたが、目力に手抜きはなくビジュも原作寄りで長髪も似合うのはさすが。もっと活躍が見たかったところ。ストーリー的には今作の後で見どころがあるはずなので、次回に期待です。
※澤圭役の濱津さんと共演していた『ヒノマルソウル』(長野オリンピックでスキージャンプ団体金メダルに貢献したテストジャンパーのお話し)で聴覚障害の難しい役どころの演技や東リベでもセイ役の吉沢くんと共にドラケン役など。キングダム出演者との共演に興味を持つ方にはおすすめです!
片岡さんは、安定の演技力でした。それにつきます。片岡さんほどの方ではここで消える役だなんて勿体無いような気がするけれど、〝ある程度名の通った武将〟という役なので、これほどの人を討ち取ったという王騎の策と飛信隊(主人公信率いる100人の今回は特殊部隊)の凄さを配役で埋めた部分もあるかなという印象です。
山本さんは、個人的にNHKの新撰組土方役や陽炎の辻での無口な剣豪のイメージがいまだにある中、きのう何食べた?での同性愛者役や、ハガレンのアームストロング役などコミカルな演技も見てきて、どんな役でもこなされる器用な役者さんというイメージ。だから、趙荘の策を悟らせず、でも布石をうっていくことが要求される難しい役所を任されたのは納得です。
正直重大な策がある割には少しライトな存在感に見えてしまったような気もするのですが、後ろにいる李牧よりも重厚にはなれないバランスを考えると妥当な演技なのかなぁ…。陣を後ろへ引いてここからが、、、というところなのでやはり続編に期待!
⭐︎そして映画を観る直前に自ら調べたわけではないのですが、映画とは関係ないものを調べようと検索ページ開いた時おすすめに上がってきた記事のタイトルで配役を知ってしまったのが、蒙武役の萩原さん。
役者さんを存じ上げず、映画を見た感想としては…原作の子供っぽく女の子のようにも見えるかわいいビジュとはイメージが異なるものの蒙武の息子ということを踏まえるとお顔の骨格とか、合ってたのかなぁという気もします。昌平君の弟子で陣形や戦略を練れるほどの頭のキレる役なので、そういう知的な部分などの役作りは浅く、滑舌も含めてどうしても現代劇っぽくて詰めの甘さを感じてしまいました。すごい役者の方々に囲まれる現場で吸収してがんばって欲しいです。
⭐︎蒙毅のシーンで初めて正面のお顔解禁、そう!!李牧!!李牧ですよぉ!!ずっと前作のラストから予告に至るまで後ろ姿のみで徹底的にシークレットだったので、色々どなたが李牧なのか勝手ながら予想していました。
一部配役を予想するYouTube動画などで色々見たのですが(中には当たってた動画もありました)、個人的には剣の扱いにも慣れて中国武術の殺陣もこなせるディーン・フジオカさん一択予想だったので、、、思わずこちらのタイトルにも「マジか…」と書いてしまいました。
そんな李牧役は、小栗旬さん!!
高身長なところは役に合っていると思います。
小栗さんは演技お上手な方だし、こだわりをもった役者さんだと思っています。出演作の花男はもちろん花ざかりや信長協奏曲も小栗さんのおかげで好きだったし、CRISIS(公安モノ)のアクションカッコよかったし、小栗さんのアンチでは決してないのです。
でも、原作ファンとしては今のところ小栗李牧は李牧に思えません(ノ_<)
ビジュが違い過ぎる呂不韋の佐藤さんのように、映画オリジナルと思って割り切りで見ようと思うほどでした。(佐藤さんも素晴らしい演技力の実力派俳優さんなので)
不快に思われたら申し訳ないのですが、やはりセリフの言い回しが、まーきのっ!って言いそうな現代感(ファンの方ごめんなさい)があって、残念でした。たしかに、原作には策士なのに天然な感じとか、総大将らしからぬすっとぼけシーンとかもあるので、現代っぽいイメージもあるかもですがそれは表面的であって、李牧の芯にはセイのように絶対的に譲れないものを秘めていることが原作には描かれていると思います。だからそういったもっと中身の詰まったものが見えるくらいのお芝居を小栗さんほどの方にはして欲しかったなぁ…と。
もちろん戦闘を指揮するような、秘めたるものを出すべきシーンでもないのですが、セイ同様並々ならぬものを持つ李牧だからこそ、普段から放つようなものを求めてしまいます。
またメタ発言かもですが、実写のルパン役はめちゃくちゃ合っていた小栗さんですが
李牧は身近にいるカイネ(女性護衛)にも手を出さない紳士なので
その辺もイメージ的に…合わないように思ってしまいました。
セイ扮する吉沢くんがしっかり立場や品格、時代のイメージにあったお芝居をされているのに対し、セイに後々対抗する敵役として今後どのようなお芝居をされるのか注目したいと思います。
⭐︎カイネも配役知らないままでしたが、劇中の中のビジュやたたずまいはめちゃくちゃカイネという感じで、合っていました。李牧様に歯向かう者は斬る!という凄みをちゃんと感じられました。お名前がわからなかったので、調べると佐久間由衣さんという方でした。綾野剛さんの奥様なのですね…ニュースには疎くて(笑)映画屍人荘の殺人でお見かけしたことのある方でした。振り返るとそちらでのお芝居も爽やかな風貌の中に芯の強さを感じる印象だったように思います。
⭐︎そして、この方もずっとシークレットでした!知らないまま観に行きました。
ほうけん!!(漢字変換わからない、ごめんなさい)
こんな強者を演じられる人って予想もつかず、捻り出してテルマエロマエなどに出ていらした阿部寛さん、、、?とか思ったり、YouTubeの予想動画で見た松山ケンイチさんも演技派だけど線が細いような…って感じで本当に私自身想像つきませんでした。
蓋を開けて見ると、最初韓国の俳優さんでも抜擢したのかと思ったのですが
お顔を見たら全て納得!!!まさかの吉川晃司さん!!!
以前(といっても下手したら10年以上とか相当前ですが)何かのインタビュー記事で吉川さんはご自分のことを「己(おのれ)」と呼んでいらしたことを思い出しました。もしかしたらるろ剣の記事かも。るろ剣でも鵜堂というサイコパスみのある主人公の敵役をされていましたし圧迫感のある存在感は折り紙つきですね。〝我、武神なり〟という狂人並みに己の道を極め神そのものとして生ける役にピッタリ。イってるような目も吉川さんは表現されていて、この方がほうけんで良かったと思いました。
ほうけんの不気味さと得体の知れない強さを映像加工で魅せる演出も合っていて良かったです!
飛信隊の信、ここにあり
まずはグチらせてください。私は原作を読んでいません。たしかエイ政は妾の子、セイキョウは本妻の子だったと思います。私はてっきり杏さんがエイ政の母親かと思いました。
冒頭の王騎将軍の言葉、「今一度お尋ねします。あなたはなぜ中華の王になりたいのですか」
えー、また聞くの。しつこくないですか。そしてエイ政が話した紫夏と亜門のエピソードはとてもいい話でしたが、これに時間を割く必要がありましたか。
セイキョウがいるのにエイ政が王位継承者だと言うなら、呂不韋はなんでエイ政を助けておかなかったのかと思ったし、エイ政少年はいじめられすぎて病んでいたし、闇商人の荷馬車で追っ手を振り切るのは無理があったし、あの2人があんな事になったのは完全にエイ政のせいです。
1作目で、エイ政の「俺もここで簡単に殺られるわけにはいかない。俺を守る為に死んでいった者が少なからずいるからな」のセリフに、カッコいーい!と思ったのに、そのエピソードがこれですか⁉ 吉沢亮さんがいじけた子供を演じるのは無理がありました。
ということで、私のエイ政愛は薄れました。
杏さんと浅利陽介さんはすごく良かったですよ。
でも、戦の駆け引きは、前作より面白かったです。山﨑賢人さんは役にどんどん馴染んできてますね。「わらべ信」の呼び名も無くなりますね?
主題歌は、なぜ宇多田ヒカル?
ハリー・ポッターかキングダム
キングダム毎年1本製作して欲しいな。それでも完結するのに50年はかかりそう。
シリーズを通して政と信の成長を描くドラマ?キャラの成長と役者の成長が楽しめるとはハリー・ポッターのようw
ロン、ハーマイオニー、そしてハリー・ポッターの成長を年1回見られて楽しかったが最後は3人以外の成長も楽しめるとは。
キングダムも二人の成長以外も楽しめそうw次回作はよ!楽しみ!
飛信隊の信として成長する姿が良い!
人気コミックの「キングダム」シリーズ第3弾の実写版。1作目と2作目を映画館で鑑賞していたので、今作も期待しながら鑑賞しました。
前半は、嬴政が趙国から秦国へと逃れ王として覚悟が定まるキッカケとなった、紫夏との出会いと別れを丁寧に描かくことで、中華統一に対する嬴政の意志の強さが伝わってきた。
後半は、秦国に攻め入った趙国との攻防である馬陽の戦いが描かれているが、スケールが大きく戦場の迫力感がダイレクトに伝わってきて面白い。
ただ、百人程度の人数しかいない飛信隊が戦場の隙間を縫って、敵本陣を奇襲するというシーンでは、大将首を取るのに正直なところ説得力に欠ける感じで残念だった。
このまま、馬陽の戦いを最後まで描くのかと思いきや、ラストで龐煖が現れ映画は終了という展開に驚いてしまった。続編はありそうなので、次回作を楽しみにしながら待ちたいと思いました。
「キングダム」の実写化は、ホント最高に面白くて楽しい映画でした。
漫画を読んている人なら分かると思うけど、 嬴政が闇商人の助けを借り...
漫画を読んている人なら分かると思うけど、
嬴政が闇商人の助けを借りて秦に戻ってくる所と、趙が秦に攻めてきて戦争になった途中まで。
嬴政は幼少期に趙で迫害を受けていて、自身が王位継承権を得たことから闇商人シキの力を借りて秦に戻ってくる。何故アウトローのシキが自らの命を削ってまで嬴政に力を貸すのかは謎。だからなんとなく感動する演出なんだけど、全く気持ちが乗らない。
闇の嬴政みたいなのが出てくるけど、これもよく分からない。
趙がホウケンを総大将に秦に攻め入ってきた。迎え撃つのは王騎将軍。この戦で王騎将軍は死ぬと思うが、映画は夜ホウケンが現れて暴れるところで終わった。もう強すぎる。
今の漫画の最新話までに30年くらいかかるんじゃないか?キャストを変えないとハリーポッターみたいになってしまうと思った笑
映像は日本映画では最先端だと思う。ただし、何もない風景ばかりなので、映像を作るのはもしかしたら楽なのかもしれないな。
※エンドロール始まってすぐにオマケあるが最後には何もないんかいっ
個人的に前作はイマイチだったので期待はあんまり
でもまぁ良かったかな😁(多分)
何よりも李牧や龐煖役に満足出来た😆😆他の新キャストも素晴らしい
相変わらずにBGMもいい
予想より紫夏編は短かったので満足……でもあそこで終わるとは思わなかったので残念でした
あと1時間は余裕で見れるのに😭
呂不韋がちとショボく感じるなぁ
飛信隊も結局ほとんどがゴリ押し(前作もそうだけど)なのが……原作では左軍の干央がもっと大事な働きがあってからの馮忌討ち取りだった(はず)のに
次作に期待を込めて
(キョウ役も気になるなぁ)
主演より主演オーラ出してる俳優渋滞してるのに新たに超ビッグネーム2人参加!
auマンデー『キングダムングダム 運命の炎』
漫画の実写第三弾!
前作は、コロナ禍って事もありスケールダウンしてる気はしましたが・・・
今回は馬上シーンなど見せ場もたっぷりで、大群のCG処理が漫画描写ぽくって違和感は感じませんでした。
ただ原作漫画もアニメも未読未鑑賞なので、どれくらい進んでるのかな!?
CGあれど役者さん達も老いるのでどこまで続けるのかがポイントですね。
今回も主演レベルの豪華な俳優さん達の共演は安定してますし・・・
大沢たかお演じる王騎が主軸で主演って感じは否めない。
で、既にメディア発表されてますが、新たに2人の超ビッグネームが参加!
吉川さんは、るろうに剣心でもこんな感じのオーラー出してましたが・・・
シュンオグリが、次回どんな存在感を魅せて主演を喰うのかが楽しみです。
ラスト少し出てくる楊端和演じる長澤まさみちゃんはやっぱり最高すぎる!!
期待通りの出来でした。
原作は未読だけどアニメは全部観ています。
アニメを知っていて実写版を観るときは、どうしてもアニメに近いかどうかという観点で観てしまうのだけれども、そういう点においてはこの映画は毎回凄いクオリティだと思います。
でも、似せることにこだわり過ぎて、ちょっとコスプレ感が否めない方も数名w
今回はちょっと李牧が浮いてたかなとは思いました(配役は100点だと思いました)
<ネタバレ的個々の内容感想>
・最初の会議の部分はちょっとテンポが悪かったかなと思いました。
前作の時も思ったけれど、呂不韋がスッとし過ぎてるんですよね。もう少し胡散臭さが欲しい。顔がテカテカなら良かった(笑)
・嬴政の過去の話の部分はとても良かった。
子役じゃない事に少し疑問はあったけど、その辺は演技で充分カバーできてたし、本当に表情が素晴らしかった。
紫夏と嬴政ばかりでなく、亜門が良かった。というかみんな良かった。
・戦争風景凄かった。壮大でした。
アニメの時も思ったけどあんななんの遮りもない広ーいところでの戦争はもう突っ込むしかないよなぁと。
そしてそれを上の方で観ている人達がいるのも面白い
ただ、やっぱり飛信隊が敵の大将のところまで行くのは無理があるなーと実写にされて良く解った(でもカッコ良かったし爽快だったから全然問題なかったです)
あと竜川がめちゃくちゃカッコ良かった!
・王騎と騰さんの掛け合いは私は大好きですので観れて良かったです。
あの二人本当に大好き。
・これはどこでも言われていることだけれども、何といっても羌瘣の殺陣がカッコ良すぎた。本当にこれが観れただけで満足です。
書き忘れたことがある気がするけれどこのくらいかな。
あ、エンディング曲が、凄くいい曲だったけど、エンディングで流れたのがちょっとミスマッチでした。
紫夏と別れる辺りとかで流れたら最高だったなー。
とにかく早く続きが見たいです。とても満足できました。
月から太陽へ
真っ暗闇に浮かぶ朧気な光。
全世界を照らす眩い光。
誰かに照らされないと光ることができない人間が、自らが光となり、誰かを照らす光となる物語。
冒頭、少しだけ雲にかかる満月とは言い難い月のシーンから始まる。
圧倒的な太陽に照らされているからこそ光ることができる月ではあるけど、
真っ暗闇にぼんやりと浮かぶ月を見て安心する人もいる。
太陽は眩しすぎて直視できないけど、月はずっと見つめていられる。
エイ政にとって、紫夏は月だった。いつもいつでも、真っ暗闇にぼんやりと浮かぶ希望。
紫夏にとっても、エイ政は月だった。お互いがお互いに月であり、太陽だった。もう2度と出逢うことのない太陽と月のように、それでも、照らし合う。
エイ政は太陽にならなければならない。星々を、大地を、1人の人だけでなく、全てを照らす光にならなければならない。
前半は、アモンの「ちゃんとした王になれ!」が最高でした。泣かせつつ笑わせるというか。
原作と比較して。
まず第一に思ったのは、竜川、似すぎ!!笑そして、強すぎ!!笑
1人で1000人くらい倒したんじゃないのか?
それと、山本耕史、片岡愛之助、山田裕貴、完璧すぎるほど最高の配役でしたね!!
原作原作とうるさいと思われるかもしれませんが、少し残念だった面を。
原作の良さは、熱さと台詞の強さです。俳優の素晴らしい演技により、熱さは十分に表現されていたのですが、台詞の強さが生かされていないような気がしました。
飛信隊が百人隊として作戦を実行する時の作戦を伝えるのは、えんさんがよかった。
えんさんの副将としての知略と知識を、信が最も認めているからこそ、飛信隊のメンバーもえんさんを認めているわけで。それが今後にも生きてくるわけで。
映画の尺として、初見の人にとって登場人物を際立出せる人を多くできないのは仕方ないとしても。
それと、尾頭の台詞がないのも残念。
「あいつが切るたびに力が湧いてくる!俺らの大将が敵をぶった斬るたびに再び全身に力が漲る!!!」
信が、飛信隊の精神的支柱である大切なシーン。
1番残念だったのは、ロエンとエンさんとタクさんという飛信隊の縁の下の力持ちとも言える3人の言葉からの飛信隊分裂のシーン。
特にタクさんから信への台詞の後のエンさんの台詞。
「でもさすがに信殿の元伍長。これで信殿は、いける!」
それと、ようやく敵の中を抜けたと思ったら逃げられて、相手の騎馬隊が来たら、全員やられてしまうという時の尾平の台詞。
「い、いけ。信。お前とキョウカイなら抜けられる。いけ!いけ!っつてんだろバカ野郎!お前はここで死ねねぇだろうが!天下の大将軍になるんだろうが!」
夢を語るのはいいけど、その夢の為に、犠牲になる人やもの、時間、心などがあることを信が感じた大切なシーン。そして、信はいかなかった。そうまでして、仲間を犠牲にすると分かっていながら、いけなかった。これも大切なシーン。
「大将首はお前が獲るんだ、信!」もないし、
「生きてるやつも死んだやつもみんなまとめて100当分だ!」もないし、
「仲間か」もない。
極め付けは、「殿の飛矢が届くぞ」の言い方と演出も残念でした。
それでも、おもしろかった。原作と比較するだけならもっと低いけど、一つの映画作品としておもしろかったので、4.0とします。
一本の矢の如く
前作がイマイチだったので不安はあったが、面白かった。
嬴政の過去編は、キャラや関係性の掘り下げが薄いまま斃れていくので勿体無い。
ダイジェスト感はあるが、尺も取られてるし、亜門にすら味を感じたので悪くはないのか。
杏は動きや表情はよいが、相変わらず台詞回しが今一歩。
馬陽の戦いでは、全体の流れをしっかり伝えつつ飛信隊の活躍を描く。
スケール感を伝える画角や緊張感を高める演出が見事。
羌瘣の円を描くようなアクションはやはり画面映えして好き。
(返り血ひとつ浴びてないのはいくらなんでもおかしいけど)
戦闘シーンすら無いのに、王騎将軍の存在感が素晴らしく、見た目、声、台詞回しすべてが最高。
情熱的に煽る信と、言葉少なにゆったりと鼓舞する王騎。
信の成長を感じさせつつ、格の違いを見せる対比が非情に効いていた。
独り言や説明台詞はご愛嬌だが、真後ろから「恐ろしい目をしている」は無理がある。
また、顔の分かるキャラが一人も死ななかったり、秦・趙共に虐殺描写がないのも迫るものが薄く物足りない。
それでもエンタメとして水準以上。
あとはシリーズをどう纏めるか。
未完の原作ですら既にここまでの数倍あると聞くし、実写は役者の年齢問題が付いて回る。
着地点を決めずに「行けるところまで」だと、最終的に半端なものになりかねないのが恐い。
予備知識なし、1・2未視聴
これまでの流れを全く知りませんでしたが、楽しめました。出番の少ない大物俳優さんたちは、前回前々回で活躍されていたのでしょう。
やっぱりスケールの大きな作品は、映画館で観るべしですね。
・大沢さんが、愛之助さん(「半沢直樹」の)みたいだなとおもってたら、
愛之助さんも出ててびっくり。
・「カメ止め」のひと出てましたか?
・杏さん熱演。
・後半の戦闘シーンが、スポーツの試合みたいでした。ラグビー的な。
紫夏の母性愛と王騎の父性愛
中国の春秋戦国時代。秦国王・エイ政と天下の大将軍を夢見る信が中華統一を目指す物語の第3作。今回は、前半は過去に遡り、エイ政が中華統一を目指す理由を描く静の章。後半は秦と趙との壮絶な戦を描く動の章。前半が奏功して、大人味の効いた作品になっている。前半は闇商人・紫夏役の杏、後半は秦の総大将・王騎役の大沢たかおが作品を牽引している。
魏との激戦を終えたばかりの秦に趙が攻めてくる。エイ政は伝説の大将軍・王騎を総大将として応戦する。王騎はエイ政が中華統一を目指す理由を問う。エイ政は過去の紫夏とのエピソードを語る。一方、信は秦軍の100人隊・飛信隊を率い、別動隊として、敵将を狙う・・・。
前半の静の章に味わい深さがある。趙に捕らえられ、失意の日々を過ごしていたエイ政は、趙脱失の命を受けた紫夏から、強く生きることを学び再生する。紫夏役の杏のエイ政への使命感ではない、母親のような母性愛を感じる献身的な演技が胸を打つ。涙が溢れてくる。紫夏は命を懸けてエイ政を守り抜き趙から救い出す。彼女は、人は受けた恩を誰かに返していくものだと呟く。エイ政はこれまで多くの人に恩を受けてきた。それらの人の恩を返すのが中華統一だと王騎に語る。恩の受け渡しは今日に至るまで脈々と続いて人間が強く生きる原点になっていると推察できる。
後半は、秦と趙の戦いであり知略戦。軍勢の配置、動かし方で形勢は一変する。広大な戦場での戦闘は、圧倒的な迫力である。スピード感も申し分ない。しかし、第2作と類似したシーンがある。今後のシリーズの中で、既視感のない合戦シーンは課題だろう。
ラストシーン。飛信隊は、敵将本陣に秘かに近付き本陣付近が手薄になった時、一気に本陣を攻撃し、信が敵将を倒す。秦軍は歓喜に沸くが、総大将を倒さなければ戦いは終わらない。
信は王騎の父親の様な愛の鞭、父性愛で成長した。エイ政は紫夏の母性愛に救われ成長した。成長した二人の若者が総大将に挑む次回作に期待したい。
全117件中、61~80件目を表示