劇場公開日 2023年12月8日

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VORTEX ヴォルテックスのレビュー・感想・評価

全52件中、41~52件目を表示

4.5期待度○鑑賞後の満足度◎ 何か圧倒的に異質にしてリアルなものを観せられた感じ。虚構で描かれた“老い”と“死”なのに、その実相が炙り出されているといったら良いのか。そういう意味ではとても映画的。

2023年12月12日
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鑑賞方法:映画館
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もーさん

3.0認知症の母と心臓病の父の最期を引き取る息子の物語

2023年12月11日
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知的

冒頭のテロップで「心臓の前に脳が壊れるすべての人へ」贈られ本作。70代後半の老々介護の日々を送りながら近づく死期の不安感が、2画面のスプリクトスクリーンで噛み合わない夫妻の心の綾をリアルに描いている。

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JC-LORD

4.0冷徹なまでに

2023年12月11日
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鑑賞方法:映画館

なにか劇的なものが起こると思いきや、現実を冷徹なまでに描写していて響いた。
死というものに対して誰しもが幻想を持っているのかもしれない。その幻想を砕くような作品。

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ドラゴンミズホ

3.0知ってる

2023年12月11日
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モ-ts

4.0終わらない悪夢をずっと見せられているような···この先、自分もこの...

2023年12月11日
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終わらない悪夢をずっと見せられているような···この先、自分もこの構図に組み込まれる可能性が有る怖さは、ホラー映画のそれよりズシリと来る。精神的な削られ含め疲労困憊だ。

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こち

3.0重い現実、考えさせられた作品

2023年12月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

寝られる

色々と考えさせられた作品だった。昨年公開したPLAN75の欧州編かと。
とにかく世界の高齢者社会はどれも重いが、今回の作品は今後の日本を予測するかの作品だった。
序盤のオープニングのスタッフ紹介、テーマソングは斬新だったが、とにかく時間が長すぎる。もう少しコンパクトにしてほしい。
しかし、観ておきたい作品。

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ナベウーロンティー

1.5心臓より先に脳が壊れるすべての人へ

2023年12月10日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

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uz

3.5良質のドキュメンタリー作品と言っても良いのでは??

2023年12月10日
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鑑賞方法:映画館

凄い、けどもう一度は観たくない。
苦し過ぎる。

運転免許の更新に行くと見させられる“教習ビデオ”みたいだなー、と感じた。
『みなさんが向かって行ってる先はこんな感じなので、今後どうすべきか考えておきましょうねー』的な。もしくはドキュメンタリー。

『ファーザー』のアンソニーホプキンスは一人称目線だったけど、今回は二人称・三人称目線。世界的に問題になってる“老老介護”が他人事ではない人は一度は観ておくべき。目を背けられない現実がそこにはあるし、自分とは無関係とは言ってられない話。

初めの方で昔の記憶が時間の経過とともに曖昧になることについての説明がされていて、なるほど納得してしまった。
起きた事象自体は(当然ながら)変わらないけど、それを描写する自分自身が成長する事で描写の仕方が変わるから最初に経験した時と時間が経過してからとでは変化してしまい、だんだんと曖昧になっていく、というもの。
昔のことをハッキリと覚えていないのは老化現象なのかと思っていたからこの説明にはなんだか救われた✨(逆にいつまでも鮮明に覚えている人は……成長してないってこと⁉️😅)
ただし、『トラウマ記憶は除く』ってやはりトラウマになるほどのインパクトの事象は多かれ少なかれ脳にも精神にもダメージを与えるって事なのね…こわいこわい。

とにかく観たうえで強く強く感じたのは、人間死ぬ時は何も持っていけないんだからモノに執着するのはやめよー、でした。
断捨離します。

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らまんば

4.0人生は夢の中の夢 =映画の中の映画

2023年12月8日
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老いるのがすごく怖くなった。という意味で、へたなホラー映画よりずっとホラー。最後まで見てもまったく救われない。
唯一無二のフィルモグラフィーを築いている鬼才ギャスパー・ノエ監督らしい画面二分割。たまに両者の動作が一致することもあれば、実際の距離を超えてまるで相手を見ていたり、その逆も然り背中を向け合っているように見えたりもする。また、同一カット内で突然瞬きのように黒コマがインサートされる瞬間があったが、それが徐々に片方の画面だけで起こるようになって、まるで両者の間を隔て断絶する黒い線のように、心の距離のスレ違いや歩みの速さ、過ごす時間の一致していかないさまを表現しているようだった。そうした2画面ならではの対比や表現が画作りやクロスカッティングばりに生きていた、と思う(ex. ドラッグとドラッグ)。
正直、見るのがツラかったが、不思議と見ているときは画面から目が離せなくなるように見ていた自分もいた。

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とぽとぽ

3.5テラスで一緒に食事していた時は幸せそうだったのに

2023年12月8日
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夫が愛人の方を向いていたのを容認しているようで、そうではなかった
認知症って別人格が出てくるって言うけど、実は寂しさとか憎しみとか本音が出てくる

監督がハネケの愛アムールを見た翌年、アルツハイマーのお母様が亡くなったらしい

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m m

3.5148分もあったのか。

2023年12月8日
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Oyster Boy

3.0リアルすぎる老老介護

2023年12月8日
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老いた夫婦の最期の日々を淡々と描いた作品。
ある程度年を重ねた方には身につまされる内容…

夫婦ともにインテリ層だっていうのに、どうして老老介護を選んでしまうんだろう?
自分たちの思い出で溢れた部屋、物や記憶に縛られてしまったとしか言いようがないか。
彼らの決断も、映像を見ているから言えることで、
実際自分の事となると、同じような事になってしまうのだろう…
と、妻の徘徊のように、ぐるぐる考えてしまう極めてリアルな老老介護映画。

妻の徘徊シーンがちょっと長すぎてしまって退屈に感じる場面もあったけれど、
二人それぞれの世界を画面分割で見せてくれる効果が、良くもあり、戸惑いもありました。
さて、普通に生活が出来ているうちに、ちゃんと終活考えとかなくっちゃ。

舞台になっている不思議な間取りのアパートメント。
中庭で軽い食事が出来たりして。
いいな、こんな部屋に住んでみたい。

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kinako-cat