劇場公開日 2022年12月9日

「メル・ギブソンのブルース・ウィルス化」ホット・シート よしさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5メル・ギブソンのブルース・ウィルス化

2023年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

椅子に仕掛けられた爆弾で脅されて、ハッキングすることになったハッカーの苦闘を描く物語。

メル・ギブソンが主演を務めるということもあり鑑賞しましたが、B級色の強い作品でした。
冒頭、爆発シーンのCGシーンからチープ。映画全編を通してビルの一室を中心に描かれていることもあり、お金をかけていない事が手に取るように分かる映画でした。

爆弾をつかって脅迫するストーリーは、どうしても「スピード」を思い起こしますが、完成度は遥かに及ばず。
そもそもハッキングを強要するのであれば、家族を誘拐する方が早く安全なはずで、わざわざ爆弾を設置する意味が分かりません。
犯人も、冒頭から丸わかりで捻りがなく、サスペンスとしてもマイナス。

結果、私的評価は極めて厳しくなりました。

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よし