劇場公開日 2022年9月30日

銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章のレビュー・感想・評価

全15件を表示

3.0どこかが足りていない

2023年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

知的

3rdでは良くなってきたなあ、石黒版と比べても遜色ないくらい仕上げてきたなあと感じ始めたのですが、
・艦隊戦の映像迫力、鮮明さ、丁寧さはGoodです。ただ、音響がまるでダメ。やっぱりダメ。迫力と緊張感がない。そのせいで半ば「作業」になっている。
・そういうところからも、要塞vs要塞、ガイエスブルグ要塞の特攻が活きてない。詳しいことは省きますが、「作業」vs「苦闘」と割り切って見えるんですよねえ。それから、イゼルローン要塞vs艦隊もそうだけど、要塞の大きさを感じ取れないんですよねえ・・・。やっぱ、難しいのかなあ。なお、ケンプの責任感、愚直さはしっかりと描かれていたと感じました。うん、ここは小説で感じたケンプそのものでした。
・帝国側、特に、ラインハルト、ヒルダ、アンネローゼ、そしてロイエンタールの心情描写は丁寧で良かった。声優の力量も当然ですが、そこを引き出した演出、画の作りは見事でした。けど、シューマッハとボルテックスとのやり取りなど誘拐側、仕掛ける側が相対的に落ちているというか雑というかリアリティが足りないとかモヤモヤしたものを感じました。
・多田版も銀河声優伝説ですね。

なんだかんだ言っても、結局、全部観ちゃうんだろうなw

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zem_movie_review

2.0私のように石黒版、原作が好きでお布施の意味合いでお付き合いしている...

2023年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

私のように石黒版、原作が好きでお布施の意味合いでお付き合いしている人も少なくないであろう本作。
そのような層を一定数見込んで製作しているだろうから比較されるのは必然である。

作画、特にメインキャラがひどいのは取り返しがつかないとして(脇役と違ってメインキャラは勝負を避けたおそろしく無難な作画で最もひどい失敗をしている)、演出面で重厚さ、わかりやすさを出すことはできないだろうか

本作のラインハルトとボルテックのやり取りのシーンを石黒版と並べて再生してみたところ、
セリフを読むスピードが圧倒的に遅かった。石黒版の方がセリフ量が多いシーンだったにもかかわらず、何回か一時停止で本作のセリフが追い付くのを待ったほどだ。
現代はyoutubeなどの流行で早めのテンポに慣れているのに、これは重厚さでなくただの間延び感にしかなっていない。
セリフ自体は早めにし、セリフとセリフの間をもっと大事にしたらどうだろうか。

またラインハルトの「フェザーン回廊の自由航行権だ」の部分もさらっとなるべく当然のことのように話す堀川氏と、ここが大事なとこ!と言わんばかり声を張る宮野氏で差も出ていましたね。
石黒版は原作とは相違する点もあったが、それはまず原作への深い理解があってのことだったのだなと改めて痛感した次第。

あとはナレーションが入るタイミングとその抑揚の違いですかね、
石黒版のナレーションが理解を深めさせてくれ、作品に没頭させてくれ、次回への期待、盛り上がりを演出していただけに本シリーズの棒読み、抑揚の無さもただ淡々と物語が進んでしまっている要因ではないか。

他者のコメントでもあったが、ただ現代の軽いCGで原作の表面だけダイジェストでなぞっただけの作品にしか見えず至極残念である。

製作陣には耳が痛い声が多いと思うが、これからの期待も含めて劇場なり配信なりで応援しているファンも多いことをご理解頂きたい。

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ponta

3.0長かった要塞戦に決着

2022年12月18日
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鑑賞方法:映画館

やっとガイエスブルグ要塞戦の決着が着きましたね。
ケンプさんはこの作戦で、イゼルローン要塞を落とせると、真剣に考えていたのかな?
武人として責務を真っ当する姿には涙しますが、残された家族が可哀想でした。

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はるっち

4.5こちらの心理描写の方が好み

2022年10月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

80年代のOVA版との比較で、なかなか酷評が多いようですが、私はこのシリーズを愉しんでいます。
今回は、特にヒルダ、アンネローゼ、ロイエンタールの台詞からの心理描写はなかなかの説得力があったと思います。
特にこれらの台詞、心理描写は後々のストーリーの伏線になるので、今後の展開が楽しみになってきました。

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クォード

2.5テレビ版(?)オリジナルの厚みを見てほしい・・・

2022年10月13日
PCから投稿

テレビ版でしたっけ?全50話をパソコンに保存してたまに見返しますが、今のロシアウクライナの戦争を彷彿とさせるシーンもあって、かなり年月は経っていますが現代に通じるところもある、内容の濃いシリーズでした。
それと比べたら酷というのは重々承知ですが、絵はきれいだけどなんだか薄っぺらい。最高のアニメシリーズと思ってるので、ぜひオリジナル版を見てほしい

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kenblackdog

2.0前シリーズ鑑賞者の為の作画違いの愚作

2022年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

期待もしないが、連続もの なので、とりあえず鑑賞した。

前々回、前回と ガイエスブルク戦 を引っ張っておきながら、肝心な戦闘シーンは淡白に流されてしまっては 引っ張っぱっただけに 元も子もない。

タイトル前の"前作ダイジェスト"は、劇場版としては タイヘン有り難いが、配信・DVDにて、連続鑑賞時はそれが、苦痛に変わるだろう。

原作に正確なので、仕方ないが
ヤン提督が敵に包囲されている中にやすやす帰投できたのは可笑しい。
しかるべき攻防に20分は使う冪だ。
また、ケンプ提督の特攻を援護せずに、ただ逃げ帰った無能ミューラー提督は超重罪がしかるべく対処
飛行機でも 船でも 宇宙船でも 人工衛星でさえも、エンジン故障を想定し、1機でも可動・微動していれば、制御移動が出来るのだが。。。
ミューラー提督なら、ヤン提督が気づいたガイエスブルグ要塞の移動の弱点に気づき、自船郡を持って保護するでしょう。
前面に艦船のスクリーンを貼るも良し
エンジン周囲を囲うも良し
そんな攻防を今作に期待したのだが。。。

ガイエスブルグ突入を成功させた方が、ケンプ提督の為にも良い。
原作・前シリーズと違った展開にすれば
鑑賞者・ファンは次からの異なる展開にわくわくし、今シリーズの価値が出る。
作画が違うだけでは、みんな離れていくでしょう。

作画はCGだろうが、オペレーターの描き方が共通化していない
全体的に今シリーズの脚本力は非情に低く、ストーリーをダイジェスト的に進めるだけで、深みがまるでない。

次も見るけど

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YAS!

4.0派手な話、終わったな。 ケンプだけ、ノリがヤマト。 何気に女性比率...

2022年10月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

派手な話、終わったな。
ケンプだけ、ノリがヤマト。
何気に女性比率が高い章(銀英伝に限る)。
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト様、ショタコン疑惑がございます。

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高城剣

5.0「大塚芳忠、梶裕貴、小野大輔好き」

2022年10月6日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

今年110本目。

自由惑星同盟の大塚芳忠、梶裕貴、銀河帝国の小野大輔が凄い好き。もちろん鈴村健一、宮野真守もラジオやられているのでたまに聴く位好きです。艦隊戦+人間ドラマ。これでもかと面白い艦隊戦の後にそれを超える人間ドラマ。この作品のこれまでの中で人間ドラマ一番良かったかも。そして非常に分かり易かった。前作を見逃していたのでダイジェストは嬉しい。

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ヨッシー

2.0やっぱりオリジナルが好き

2022年10月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

キャラクターは今風だけど、個性が薄い感がある。

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すなふきん

3.0ケンプの散り花

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

何というか薄味化が進んでいる感の拭えないノイエシリーズですが、ここまで来たなら最後まで(拳)って気概で付き合います。
TVシリーズ前提なのはわかるけれども、薄味な上にぶつ切りなのが顕著になっているのが何とも残念ではありますが、そこも慣れってやつですかね。なんかリズムが合ってきました(苦笑)。
ケンプさんの男気持ち直しターンはもっとじっくり描いて欲しかったし、ダイナミックで戦略戦術的な戦闘も観たかった。まぁ、前回なんてソコが肝なのに「んーーー。」だったからIGの凋落と言ったところでしょうか。でもフェザーンが段々と欲を表に出してきたので、権謀術数の方は面白くなって参りました。だもんで今回の推しポイントは次回予告です!これホント。

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lynx09b

3.5待ってました〜なんだけど、戦闘は前回おさらい含む冒頭のみ ケンプ最...

2022年10月2日
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待ってました〜なんだけど、戦闘は前回おさらい含む冒頭のみ ケンプ最初から捨て駒だったんでしょうか?送り出した家族が気の毒でした あとは遂に曲者(国)フェザーンとの腹の探り合いがメイン 倒すべきはフェザーンだと 誰か帝国に乗り込んで来たからといって要人誘拐とか読めないと思うのですが、まぁ何て冴えた人達 幼帝が精神病んでそうなのが少し気になりました 今回は不穏な雰囲気で終了 また1ヶ月後✋今度こそ急展開かな期待してます

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ゆう

3.5策謀とは、政策に掛かるサブタイなのかな?

2022年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

こう云うイベント上映的な作品には、ココ九州のド田舎では滅多にありつけません。若い人はもとよりアニメファンの絶対人口も大都会のソレとは比べ物にならない程少なく、興行収入が見込めない(儲からない)作品は問答無用に切り捨てられます。
アニメ作品はその典型、ジブリなき今は新海・細田両監督作のほか、一般向け話題作、メジャー作、そう言った作品以外のアニヲタ向け作がマサカの上映と云う訳で、早速駆けつけた次第です(でも片道50km)。

『邂逅』『星乱』はネット配信されていたので視聴、『激突』は上記の理由もあり視聴機会がなく(有料配信も未視聴)、今作に付いて行けるかどうか心配でしたが‥‥まァ、大まかにはナントカ。従ってズブの一見さんは対象外となります。
個人的には、この様な登場人物の多い作品は、最初の登場時にキャラ名テロップとか出てくれると有り難いのですが(SHIROBAKOの様にw)。

宇宙戦争を題材にした作品は幾つかありますが、ヤマトシリーズやガンダムシリーズ、マクロスシリーズ(バンダイ3作)など、この銀英伝はそのドレとも違う、いい意味で差別化に成功した超大作と言えるでしょう。
ただあまりの風呂敷の広さに難しさもあり、その一方で戦争ばかりではなく『政策』にまつわる展開にも魅力があります。なので、ドンパチ重視で人間模様にあまり興味のない方は退屈かも知れません。
それに今回はまだその序盤、対戦らしい対戦もなく殆ど『策謀』展開の序章部分で、第一章としての山場があまり盛り上がりがない平坦な印象です。従いまして評価は厳し目の『★3.5』です。

この作品で一つマイナス評価に相当する部分、それは両軍双方の宇宙軍艦の数の多さです。ソレこそ2桁万隻とかベラボーに多い隻数は微妙です。関ヶ原の戦いの東軍が7〜9万人、西軍が8万人、ソレより多い数の軍艦。乗組員・軍人の数やいったい。。。
規模が宇宙戦争という事もあっての隻数なのかも知れませんが、この作品『スケールスピード』の再現は上々なのにこの部分だけ解せません。ガンダムやマクロスが戦闘シーンが早すぎて付いて行けないのに対し、この作品はゴマ粒の様な描写の艦砲戦であり相手を攻撃する射線上に味方の艦が重なり放題と思われ、その辺どうなの?と思わされるのです。

とは言え、ソレ以外の政争部分の展開はシッカリ楽しめましたので十分良好な出だしと思います。第二章・三章と年内に続きが視聴できるのも魅力でしょう、今のところ期待している作品です。

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Geso_de_Nyoro

4.0良くも悪くも大河ドラマ!

2022年10月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

大河ドラマ以上に壮大になってきた。
あの子供だったキャラがこんなに立派に、、、と。

ちなみに、前作まで見ていないとまったく着いて来れないでしょう。まだ見てない方は配信で見てからが必須条件。

キャラが大きて覚えらなそうで、、覚えてきた。でも名前は横文字だから覚えられないけど。
それぞれのキャラに人間味があって感情移入しやすい。

今作は戦闘シーンか少なめなので、ちょっと眠くなったけど、次へのつなぎだと思って楽しめます。
名言が多いね。ビジネス書になりそう。

強いて言うなら、、、切るところがおかしい。
前作であんなに引っ張って途中で終わらせた戦闘シーンはダイジェストのように短く。でもケンプ将軍( т т )
今作の終わりもこんな途中で終わるのかと。

普通のアニメなら、次週お楽しみに!
で済むけど、映画はね、、、ある程度良いところで切って欲しい。

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だるまん

4.0いつものノイエの続き

2022年10月1日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

前回の要塞対要塞の最終決戦からの続き。
中途半端な所で終わってしまったのでどうなるのかと思ったら冒頭に前回までのダイジェスト映像があってその続きが本編の構成になっていた。
置いてけぼりにならなくてちょっとホッとした。
いきなり要塞ぶつけるぞから始まったらストーリー知っていても目が点になる所だった。

それと旧作より色々内容が増えている所改変もあるが概ね良い方になっているのは好感が持てる。
ただ一箇所ミュラー提督の重傷になるシーンは納得いかない。
どう納得いかないかは見て貰えば分かるが艦隊戦の結果では無いのがなんとも。
いくらでもやりようがあっただろうに何であんな事した…そこはマイナス星半分。

後半はよいよフェザーンが本格的に動き出し政治だの策謀だの銀英伝ぽくなってきた。
ボルテックさんが思いの外大活躍でした。
売れない吟遊詩人も本人が無能でもご先祖様が有能と言うのも面白かった。
早く次が見たい。

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ひろちゃん千葉

3.0構成はこれでよかったのか…?

2022年10月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

ノイエからの新参者で原作はノイエ分まで。

初っ端から要塞戦のクライマックスが始まり感情がついていけないまま終戦…
イケメンにしてもらえなかったケンプの最期の見せ場なのに…

そして中途半端に盛り上がった後は各人の会話シーンが中心で盛り下がり、これまた中途半端に皇帝誘拐編へ。
やはり前シーズンまでにガイエスブルグ戦を終わらせなかったので全体的に中途半端な仕上がりに…
テレビアニメとして1話ずつ観る分には問題ないが映画として観るにはちょっと…

あと、いつもより人物の作画の崩れが気になったかな。今まで綺麗だったから余計に。
スケジュール等が大変だったんだろうなというのが何となく伝わってくる感じ。

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梅★