偽りの隣人 ある諜報員の告白のレビュー・感想・評価
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KCIA 南山の部長たちを彷彿
でも、こっちの方が軽めで見やすいかな。
一応、フィクションだけど実際もこんな感じ?いやもっとひどい?韓国に限らず、どこも似たようなものだけど、もう少し上手く(工作)やれよと思う。
シリアスなんだけどコミカルなシーンもあったり日本には無い感じよね。
日本人必見
コメディから入ってサスペンスに展開し、最終的にヒューマンなところに着地する、韓国映画お得意の展開。それでもやっぱり終盤は涙を搾り取られるのだ…
こうやって民主主義を勝ち取ったから韓国の民主主義は強いのだと、ただ与えられて自ら勝ち取ったわけでもない我が国の民主主義はだから駄目なのだと、思い知らされる。だが、韓国のこの頃(85年前後?)の状況は、我が国の現在と似通ってはいないだろうかと、自問する…
地味ながら、日本人必見の映画…
実際の事件を連想させるが、とても良質な人間ドラマ
80年代以降の政治や社会情勢を扱った韓国映画が増えているが、本作もそんなイメージで視聴。ところが冒頭でフィクションであることを知らせるテロップが。朴正煕と全斗煥が政権を握っていた韓国を扱った映画は、実話ベースと銘打っていてもかなり攻めた内容のものが多くなっていたので少し意外な印象を受けた。
実際、当時人気のあった野党側の大統領候補が拉致された事件もあったし、韓国の情報機関による盗聴なんかは日常茶飯事だったんだろう。そんな狙われる側と監視・盗聴する側でこんな話を作り上げるとは。
設定と話の基本構図はシリアスなのに、中盤までは結構コメディテイストであることに驚いた。ちょっと笑ってしまったよ。こんな間抜けなエージェント大丈夫かって疑問も湧くんだけど。
でも、後半からは俄然シリアスに。そして一気につらい展開と感動のラストへとなだれ込む。ここらへんの脚本の作り方はさすがだな。そしてこのラストを作りたいからフィクションであることを強調したことに気づいた。ベタだけどとてもいい終わり方!現代韓国の闇を描きつつ、フィクションとして、素晴らしい人間ドラマを見せてもらった。
政治のサスペンス映画
陰謀と正義。サスペンスと感動。
金の為に雇われた主人公が監視を続ける内に何が正しいかを見極め変わっていく。
途中シリアスな場面は韓国サスペンスならではの面白さに、ラストは涙!!
映画はじめの方のシーンでボットン便所の場面は、本当観てるだけでもしんどかった。
韓国映画特有のユーモア有りが、途中少し長く冷めてしまった点がマイナス0.5
韓国映画らしいシリアスさと、悪から善に変わる感動ストーリーで面白かった!
隣のおじさん
自宅軟禁された大統領選出馬予定の野党総裁と、彼の監視を諜報機関から命ぜられたものの揺らぐ男の話。
1985年全斗煥政権次代第五共和国の韓国という設定で描かれたフィクションで、シリアスな政治サスペンスだと思っていたけれど、始まって程なく特段コミカルでは無いシーンのBGMに違和感が…??
そして総裁宅の隣家での監視が始まると、まさかの昭和のコントの様な展開も。
ここまでコテコテにコミカルな描写入れなくても良くないか?と思いつつも、サスペンスあり、人間ドラマあり、喜怒哀楽が詰まっていてとても面白かった。
緊張感と抜け感のバランスが…
民主主義を貫く大統領候補をめぐるお話だけどハートウォーミングな結末でちょっと間抜けな隣人諜報員達の活躍も気持ち良いけど、いつものことながら容赦ない展開も目白押しで気が抜けない。こんなおはなし現実でもありそうだよな…。
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