「血と汗と恥辱に満ちた強盗たちの逃避行」ラビッド・ドッグス O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5血と汗と恥辱に満ちた強盗たちの逃避行

2022年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 銀行強盗3人が若い女性1人と赤子連れの運転手男性1人を人質に逃走劇を繰り広げるシチュエーションスリラー。
 物語のほとんどが車中だけで展開しながら、ホラー映画の大家マリオ=バーヴァ監督の手腕で終始スリリングに展開し、警察の手が届かない中でさらなる悪の手によって最悪の結末を迎えます。
 俗に言う"胸クソ映画"の一本ですが、脚本がよく練られていて一本の物語として十二分に面白くておススメです。

O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)