前科者のレビュー・感想・評価
全191件中、121~140件目を表示
音のない世界
犯罪を行うことはどんなことがあったていけないことだとわかっているけれども、こうしてそこに焦点をあえて当てていき改めてこの映画は普通に生きることの大変さを教えてくれました。
この映画を見るまで知らなかった保護司という職業
相手を更生させたい、そうできると信じて頑張る視点。
どんなことがあったて犯罪者は犯罪者であるという警察側の視点。
それぞれの役職や感情が入り混じることによって、とても難しい感情になりました
事実を事実として受け止める、それだけではダメで寄り添うには心が必要なんですね
最初から最後まで気を張り詰めっぱなしだったこの映画
ある意味一定の感情を保っていました
だからこそED、すごい心に沁みました
1人で見てよかったなって、私も自分自身と向き合うことができそうです。
でもひとつだけいうのならば最後のシーンが少しだけ気になりました。
描き方は正解なのかもしれない
この映画の締めの一言がそれでいいのか?って
ド直球な展開に引き込まれたー!
何の伏線も捻りも無し。
素直な展開が満足度を上昇させた感じ。
ありがちなストーリー。
だけど人間ドラマが満載!
それぞれの目線からの描写に引き込まれた。
有村架純さん目当てで鑑賞。
それ以上に良かった森田剛さん!
以前観た濱田岳さんとの共演した作品同様。
迫力ある演技に圧倒!
自分好みの場面が満載。
名シーンのオンパレード。
阿川(有村架純さん)が初めての保護観察対象者の斉藤とコンビニの駐車場で会話するシーン。
泣ける。そして惚れた(笑)
保護司は仮釈放中の人とはお酒が飲めないルール。
阿川が「一杯だけっ♪」とお酒を飲むシーンからの朝の置き手紙。
笑えた!
そしてメッセージがとても良い!
阿川の人間味に惚れる。
病院で阿川が誠(森田剛さん)に保護司になった理由を語るシーン。
誠と一緒に鼻水を出しながら泣けた(笑)
阿川がコンビニでバイトしながら保護司の活動をする中でのコンビニ店長が何気に良い。
阿川の同級生だった刑事の滝本との関係も見所あり!
もう少し掘り下げて欲しかったのは残念だった感じ。
保護司がボランティアと言う事実に驚き。
誠が好きなラーメン屋。
時代の流れで200円値上したのは見逃せませんでした( ´∀`)
昨日、同時公開となったノイズを見てあんまりの駄作にがっかりしていた...
昨日、同時公開となったノイズを見てあんまりの駄作にがっかりしていたが、
今日、前科者を見て感激しています。
ノイズでは冒頭保護司がわけもなく殺されて、理解できませんでしたが、
前科者では保護司が丁寧に描かれており納得です。
ただ一つ不審に思ったのが、殺人の罪で仮出所した者には運転免許証は無いはずだが?
無免許だと保護観察中なので処分取り消しになるし、不可解でした。
泣きました…
何の不自由もない人が、犯罪者に"あるべき姿“を振り翳しても、犯罪者の心には刺さらない…
同じような苦しみを味わったからこそ、伝えられるものがある。
まさしくその通りだと
森田剛さんの演技は心の葛藤が映し出されていて、素晴らしかった‼︎
森田剛よかった。
ドラマが面白かったので、映画も。
映画は保護司の話というよりも、森田剛演じる元受刑者の話という感じ。
保護司という仕事をよく知らない中で見たドラマの方が正直面白かったかも。
森田剛の演技は良かった。ジャニーズという偏見はもうやめた方がいいと思った。
ドラマ版観てからの鑑賞がオススメ!
auマンデー『前科者』
ノイズは『デスノート』の2人の再演でしたが、こちらは『ひよっこ』コンビが、切ない関係で再演
この作品は、予告観た時にWOWOWで、ドラマ版がある事を知りましたが・・・
加入してないので観れないと思ってたらAmazonプライムでもやってたので、全6話観てからの鑑賞です。
有村架純さんが、世代で少し抜けてると感じるのは・・・・
可愛いのに素朴で発展途上なイケてない女性を演じれる部分なんですが、ソコがいいんです!
今回もコンビニで勤めながら無報酬の保護司って仕事をする女性を演じますが・・・
ドラマ観てないと彼女の魅力やドラマ版から続投の『惚れるなよ』の石橋静河さんとの関係が分からないですね。
今回の映画は、森田剛さん演じる前科者の半生と・・・・
架純ちゃん演じる阿川佳代は、何故!?保護司になったのかがクロスオーバーしながら物語は進みます。
久々の森田さんもいいですが・・・
弟役の若葉竜也さんが良かったですし、マキタスポーツさんと磯村勇斗さんのコンビも良かったです。
で、あのコンビニ、架純主演ドラマ『姉ちゃんの恋人』のコンビニちゃう!?
人との繋がりや距離感を考えさせられる良作〜機会があれば是非!
私的には、ドラマ版の5話6話の古川琴音さんの回がオススメです。
@インスタアカウント → eigatama41 にも同じ投稿してますので、映画系のインスタされてる方は是非!宜しくお願いいます。
役者の力量が出ている作品
パッと見ただけでは「誰?」と思うぐらい普段の雰囲気が出ていない演者さんもいて、総じて映画にのめり込ませてくれる演技とストーリーによって保護司の仕事と言うものと母が死に至った原因に対する憎しみと兄弟愛の深さを感じさせてくれる作品。
「保護司」
今年10本目。
WOWOWで有村架純と森田剛のインタビューがあって、有村架純が森田さんの印象はと聞かれ、作中で対面した時に「何て純粋な目をされた方何だろう」と印象を持たれたそうです。自分もそう言う人間になりたい。森田剛はV6が昨年解散して俳優として作品を届けていくと、俳優の高みを見せて頂きました。森田剛の今作での珠玉の演技嬉しかったです。
舞台挨拶中継付き上映にて。 自分の知っている保護司の方は高齢で、す...
舞台挨拶中継付き上映にて。
自分の知っている保護司の方は高齢で、すでに定年を迎えた方ばかりだった。保護司にも若い方は居るようだけど少数。ボランティアなので、余程熱意がないと出来ない仕事かと思うが、こういった映画をきっかけに保護司の認知度も広がるとよいなと思う。森田剛、有村架純の演技は引き込まれました。「街の上で」の若葉竜也の怪演も素晴らしかったです。
真司ひよったな!?
原作未読、連ドラ未鑑賞。
コンビニでバイトをしながら保護司をする女性と殺人で服役し仮釈放中の寡黙な整備士の男の話。
男は町の自動車整備工場でマジメに働きセンスも有り、あと一度の面談で保護観察期間も終わり社員登用もみえる中で、トラブルに巻き込まれて行くストーリー。
男の過去や生い立ち、そして服役に至った事件のあらまし等共に、保護司の抱える過去やこれまでの被保護者との関係性等もみせていく展開で、さて先生はなぜ保護司になったのか、そして男はどんな思いでなぜ姿を消したのか、というサスペンス要素もありつつの人間ドラマが痛くて哀しい。
そして犯罪や犯罪者を肯定することは当然しないけれどら苛立ちや憤りややるせなさを感じると共に、赦しも考えさせられる物事でとても面白かった。
ただ、犯罪者の生い立ちは必ず厳しいもの、と括った様なものの言い方がいくつか感じられてそれは違うかな…とちょっと引っ掛かった。
弱さとは強みであり
物静かに、丁寧にページをめくる様に、映像は繋がれていく。感情のメリハリが印象的で、演者それぞれが込めた熱意が、節々に表れていた。喜びと悲しみが、時に悲劇をも交差させるのが人生。選択が許されない舞台の中で…善と悪とで割り切れないのが社会だと、私も確信しているのだが、社会がそれを許さないこともまた、承知している。そうした世の有様は、当然フィクションではないのだ。救いとは、救うとは。本作の中に答えはある。映画とは“裏側の心理”を丁寧に表現する装置であるとも思っている。本作は、その道具としての機能も最大限発揮させた優良な作品である。役者一人一人の見事な表現に触れ、二度涙を流していた。
見たかった
ヒメアノ〜ルを観てから、森田さんの役者としての素晴らしさを知り、今回も予告を観た時から絶対に観たいと思っていました。
もちろん、森田さんは素晴らしい。でも、有村架純ちゃんも役者としてどんどん素敵な女優さんになってます。彼女の場合、素晴らしい作品にも恵まれていると思った。(すごい上からで申し訳ない)
阿川さん(有村架純)の過去の自分に常に向き合っての行動、相手への無償の愛、でも他人から見ると恋愛感情にも見えるんだなぁというのが、現実にもありえる感じがして、リアルだった。
磯村勇斗くん、カッコいい。最近大好き。
2人が完全に恋愛関係にならない所も好感がもてる。でも、男女だもの。そうゆう時はあるよね。過去の関係と今が微妙に重なり合ってすれ違って、昔のようにはなれない。お互いが同じ経験をして、でも感じた事、進む道も違う。
しっとりと、あたたかな抱擁
有村架純さんと森田剛さんの静かだけれど湿度のある演技、素晴らしかったです。
重さを持った人と対峙するとき、自分の重さとも向き合わざるを得ない。何者でもない自分として、どれだけその人と共に生きることができるのか、終わった後もずっと心に残りました。
「辛いときは辛いと言ってください。
私に伝わるように叫んでください」
阿川先生の言葉が、多くの人に届きますように。
そして保護司のお仕事が、きちんと報われますように。
前科者を人間へと生き返らせる手助けをする聖母
元受刑者が出てくる作品などで普段はメインのお皿の添え付けの料理ぐらいにしか描かれていない「保護司」が今回のメインディッシュ。私は単純に「前科者が保護司によって更生再生していく話」だと思っていた。だけどこれだけなら30分ぐらいで終わるだろう。一筋縄では物語は進まない。
阿川が無事に娑婆に送り出した元受刑者、刑事、弁護士などなど彩り豊かな人を揃えてサスペンスとロマンスひとつまみ、友情を少々加えての130分の大作へと昇華。
料理に例えるのも変だけど、“保護司”というメインディッシュに前科者の再犯、犯罪者達の悲痛な生い立ちや背景、社会的弱者と強者、さらにDV問題や養護施設での虐待などという重くて暗いものが幾つも乗っかっている。
前科者工藤誠と弟の生い立ちや回想シーンでは胸が締め付けられ、まともにスクリーンを見れなかった。「お願い、もう止めて!」と見ているこっちが叫びたくなるほどだ。
ちなみに保護司とは国家公務員である一方で無報酬という名ばかりのボランティア活動。それにしてもこれほどまでに尊い仕事が無報酬なのはどうしてなのだろう、、)。なので定年退職して時間のある人又は、よほどその仕事に対しての強い思いがないとできないはずだ。まだ20代の阿川がコンビニのアルバイトをしながら保護司という仕事に人生を捧げる理由も描かれており、本作の重要なテーマと登場人物とも大きく関連している。
前科者を普通の生活に戻すには様々な問題がある。
だけど結局人が求めているものは人の温もり。
「気持ちに寄り添う」そして抱擁すること(それくらい寄り添うってこと)が一番大事なのかも。意外とシンプル!
キャスト陣も実力派が大集結。森田剛と若葉竜也の兄弟の演技には驚嘆しかない。工藤誠が憑依したかのような森田剛。抱きしめたくなるほどの儚さ、今にも消えそうになるほどの弱さはそう簡単には出せないだろう。(森田剛は年取ったなぁと驚いたけど、色気がある)。今泉力哉監督作品で常連の若葉竜也の演技にはさらに上を!途中まで若葉竜也だと気づかなかったほど、なんて凄い俳優なんだ!
見終わった後には自分の心が分厚い雲でずっと覆い被さっている感じ。だけど、うっすらと陽の光も差し込むような希望もある。色々と考えさせられ、余韻も半端なかった。
明るい映画ではないので、日中のできれば晴れた日に見るのがおすすめかも。
ドラマ版は見てから見た方が良いです
この映画を見る前にドラマ版を見ていて良かった
この映画がドラマ版の延長であることは直前に知った
映画を見て更にこの作品のファンになったと思います
まだまだ続けて欲しいと私は思いました
有村架純を観たさに鑑賞したのはいいが。。
有村架純を観たさに鑑賞。なので、映画の中身自体は正直、期待していなかった。レビュー高めなのが多いが、脚本編集で、一般人を殺す場面が突発すぎるのが多くてそこまで表現する必要ある!?ってのが多いのは残念。そこはもう少しオブラートに包んでほしかった。最後の弟のクライマックスの場面はそこまで表現してもいいとは思うけれど、一般人の殺しの場面は暴力的すぎる感あり。
保護司って無給なのにそこまでやっている主人公は、それなりの動機となる体験があるのがわかる。逆にそこまでの体験がなければ、保護司になるひといるの!?ってくらいハードで危険な仕事だと思う。若い女性が独り暮らしの部屋に無防備に入れているけれど、現実には危険すぎると思います。なので脚本はもう少し現実感あるように工夫して、もう少し淡々としたものであってもよかったと思いますね(冒頭に言いました殺しの場面しかり)。
有村架純と森田剛の演技は入りこめててよかったし、特に森田剛は抑えた演技(これがとても難しいように思うのだが)が冴えている、似合っているというのが感心させられたところ。
あと、前の席に座っていたおばちゃん2人が、俳優や女優のことを幕の前後であれこれ話しして、今度〇○チェックしとこっとか。幕前後といえど、地声で話すのはやめてほしかったが(スクリーン場内に入ればせめてもう少し抑えた声量にしてほしい)。とはいえ、わたしもああいう映画の細部をあれこれと話せる友達や知り合いがリアルいればもっと映画たのしいだろうなと思えた。
胸がぎゅーっとして何回も涙をぬぐいました。
映画かあちゃん、「前科者」を観に行ってきました!
森田剛さんの演技が素晴らしかったです。あのV6の森田剛さん??
とわからないくらいに素晴らしかった^^
殺人犯の更生を支える保護司のストーリー。
悲しいシーンも多いのですが、わたしはこの作品から
「弱くてもいいんだよ」
という温かいメッセージを受けとりました。
胸がぎゅーっとして何回も涙をぬぐって、
終わってからすぐに席を立てなかったのは久しぶりでした。
生まれた環境でその後の人生が決まってしまう。
映画「護られなかった者たちへ」もそういう映画でしたが、
それは社会へのメッセージなのでしょうね。
保護司とは犯罪や非行に陥った人の
改善更生を助ける非常勤の国家公務員。
給与は支給されないボランティアだそうですが、
この映画をきっかけに保護司が増えるといいなと思います。
おすすめの映画です。ぜひご覧になってください。
映画っていいね!
感動ではなく、心に沁みる人物描写
まず、この作品はレビューがとても難しいです。
ストーリーはシンプルだし、登場人物がとても魅力的というわけでもない。
それでも高評価をつけたのは、出てくる人物に「この人はこんな背景でこんな性格」だけで済ませない普遍性があったからです。
人は誰だって闇を抱えるとか、創作物にありがちな表現でなく生臭くないヒューマンドラマを見せてもらいました。
全191件中、121~140件目を表示