劇場公開日 2021年9月23日

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「一般人が、ある日突然に総理大臣の配偶者になるとどうなるのか? 独特な視点から描く政治エンターテインメント作品。」総理の夫 細野真宏さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5一般人が、ある日突然に総理大臣の配偶者になるとどうなるのか? 独特な視点から描く政治エンターテインメント作品。

2021年9月23日
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偶然、公開日の日本では「総理大臣」が決まる選挙が間近で、しかも、候補者の4人中2人が女性ということで、キャッチコピーにあるような「日本の未来を先取りした」映画になっているのでしょう。
点数は正直、迷いましたが、似たようなテーマで三谷幸喜監督の「記憶にございません!」があり、どうしても比較してしまいます。
「記憶にございません!」はディテールを含めてかなりクオリティーが高かったため、こちらは★3.5か4くらいでしょうか。
ただ、笑いの要素は、個人的には少し弱いかな、と思い★3.5にしました。
とは言え、「記憶にございません!」に比べて全てが劣っているわけでもなく、原作がしっかりしているのか政策面では至極真っ当な主張がなされていて評価できます。
エンターテインメント作品で、笑いの要素だけではなく、意外と感動要素もあったりします。
私はこの手の作品で、本来の秘書の人数やら、官邸のセキュリティー面など細かいツッコミは無粋だと思います。あくまで政治は舞台の一つで、大切なのはメッセージだと思うので。

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細野真宏