劇場公開日 2020年11月13日

ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌のレビュー・感想・評価

全27件中、21~27件目を表示

3.0それぞれのつらさ

2020年11月28日
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HIPHOPなどのアメリカ黒人文化、映画に親しんでいると、貧しくて環境は悪いけど健康な白人男性で努力すれば報われたんでしょ?!と思ってしまった。無実で逮捕されたり射殺されたりする不安定さはないし。が、それこそが分断の背景なのかもしれない。

こっちの方が辛い、あいつらは恵まれてる、と言い合わず、お互いにあいなの状況に気持ちを寄せられたらと思った。

お母さんがエキセントリックでみていてしんどかった。
映画としては平凡な家族映画になっていて、もっとひりひりしたラストベルトの現実を見たかったので物足りず。これなら「オザークへようこそ」のルースの物語の方が好き。

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hyvaayota26

1.5正直なところ、面白くなかった。

2020年11月26日
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役者さんの演技は素晴らしいけど、見ていて憂鬱になる話。ばあちゃんが引き取ったあとのあの鬼のような扱いは見ていられなかった。よくぐれなかったものだわ。
監督も何がよくてこの話を映画化したのかわからない。

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yuni moni

3.5エイミー・アダムスは、女性版 ロバート・デ・ニーロか・・・。

2020年11月26日
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鑑賞方法:VOD

エイミー・アダムスは、女性版 ロバート・デ・ニーロか・・・。

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J417

3.5既視感は覚えるものも実話ならではの力強さと毎度裏切られない名優二人の熱演に引っ張られる!!

2020年11月25日
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監督ロン・ハワード × 主演エイミー・アダムス × グレン・クローズ = (明らかに!!)賞レース狙いの家族ドラマ。
ラストベルトの貧しい白人層を描くのはロン・ハワード監督らしい温かな眼差し、優しい手触り。手堅い作りでありがちなドラマに落ち着いている印象は拭えないけど、それでも実話だけあって役者の頑張りもあって力強い。何より、出演作で毎度素晴らしい演技を披露しては賞レースに絡んでいる印象すらある名優エイミー・アダムスとグレン・クローズは安定の圧巻っぷりで、それだけでも本作に見る価値を与えてくれる。
エイミー・アダムスが演じるのは向こうの田舎らしい気性の荒く薬物中毒な母親、毒親。グレン・クローズ演じる祖母も強く、二人揃ってパンキッシュ。子供時代にこんな目に遭っていたら普通にトラウマになりそうなくらい。ヘイリー・ベネットは本当よくちょくちょく見かける、ティーンくらいの若いときの娘役もまだ自分でしちゃうのか。すごくかわいいからまだいけるけど、何かのシーンで横顔映ったときに顎とかで少し年齢感じちゃったのはナイショ。
…だけど、正直類似した要素を持った作品だったら、本作より心に響いた良作名作は結構あると思う。今年見たもので言えば『ハニーボーイ』がすごく良かったしなぁ。

ケンタッキー州ジャクソン
売られた喧嘩は買え。助け合うのが家族の掟だった。10年、痔で苦しめ!ここが文明社会?パートナーが嫌な奴でついカッとなった、ニュージャージーのどこか。善と悪、そして中立のターミネーター。これで500ドル、これで1000ドル。僕の未来は家族の未来でもある

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とぽとぽ

2.5悪くはないんだけど

2020年11月24日
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ヒルビリーの話だというので勝手にウィンターズボーンみたいな重苦しい話だと思ってしまったので、なんか愛に溢れたサクセスストーリーでちょっと肩透かしでした。いい映画だと思います、でも私はこれ求めてなかったな。

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三毛猫泣太郎

4.0本気の想い

2020年11月16日
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悲しい

難しい

幸せ

2011年イェール大学に通い思い描いた職場への就職の面接を控えた前夜、食事会に出席する主人公に、母親がヘロインの過剰摂取で病院に運ばれたとの連絡が入り巻き起こっていく話。

オハイオで生まれ育ったけれど、心の故郷は祖母の故郷のケンタッキーという主人公が、14年前に少しの間夏を過ごしたケンタッキーから話はスタート。
オハイオの自宅に帰り、看護師の母親と暮らす姉と主人公、そして近くで暮らす祖母と、近くで暮らす祖父という少年時代と、2011年の話を織り交ぜながらみせていく。

ちょっとしたことでブチギレて、我を忘れて暴力を振るうし、男を取っかえ引っかえだし、ドラッグにも手を出す母親。
問題を起こすと二言目には努力した、努力したと言うけれど…。
そしてそんな母親に厳しいことを言う様だけれど、負い目からか直ぐに許して擁護してしまう祖母。

底辺で穏やかとは言えない暮らしから、名門大学に通えることになる要素がみえてくるどころか更に沈んで行く中、祖母が倒れたことが切っ掛けで変化が起きていく。

それでも最初はなあなあだったけど、自分の将来を本気で考えるてくれていることに気付き、大ケガする前に立ち上がった主人公も流石だし、テストの報告は涙もの。

2011年のパートも、自分だったら絶対に縁を切るだろうと思う程のワガママっぷりに辟易。
姉ちゃんも、なんだかんだとJ.D.を頼っており、見捨て様とする主人公を窘めておいて、自分はムリとかむちゃくちゃだなとは思ったけれど…。

コレが実話だというのだから驚いた。
婆ちゃんには感謝しかないし胸アツだった。

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Bacchus

4.0どんな家族にも歴史がある

2020年11月14日
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過去と現在を織り交ぜながら、家族の課題を解決していく様子がうまく描かれています。

子どもが抱える家族の問題。子どもの視点、子どもに負わせる大人のずるさ。
それらを、とてもリアルに描いていると思いました。

グレン・クローズの祖母役、メチャ迫力。しかも、実在の方と本当にそっくり。
彼女の女優魂が出てますね。

薬物からの再生だけではない、どの家族にもあるだろう、家族の物語でした。

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ミツバチば~や