劇場公開日 2021年3月26日

ノマドランドのレビュー・感想・評価

全412件中、61~80件目を表示

4.0それじゃ、またな

2021年12月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何のためにノマドを続けるのか、それはまた誰かに出会うため。
ノマドの生活に限らす、
我々もまた誰かに出会うために毎日生きているのかもしれない。
辛い日も喜びの日も、また誰かに出会うため。
それは過去の大切な人かもしれないし、これから出会う素敵な人かもしれない。
それは生きてる時かもしれないし、生涯を終え旅立った先かもしれない。

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上みちる

2.0毎回

2021年12月5日
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この女優が出る作品にアカデミーは賞を毎回あたえるけど、何故?!
毎回言葉少なの演技はずっと同じ。全く理解出来ない。

作品の景色は雄大、ただ見なくても良かったと思える。何故そこまで評価されたのか。

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ken

4.0フランシス・マクドーマンドの、現在の到達点

2021年12月4日
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家を持たずに暮らすノマド達の暮らしを、ドキュメンタリータッチで描くフィクション
確たる意思を持ち、キャンピングカーで土地を渡り歩いて暮らす彼らの、生きる様が淡々と描かれる

逞しさと強かさと、脆さと不安定さ、全てがない混ぜになり、時間が流れ、季節が移りゆく

人生賛歌でありつつ、生きていくことの厳しさも真正面から描いた、圧倒的な力を持った作品
映画館のスクリーンで見られてよかった

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shiho

3.0映像は美しい

2021年12月4日
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鑑賞方法:VOD

寝られる

リーマンショックの経済危機により、家を失った人達、また、それぞれの事情により車上生活をしている人達の暮らしをドキュメンタリー風に描く。
まぁとにかく冬は寒そうです(^_^;)

監督はクロエ・ジャオ。
マジックアワーを多用するので、家で見るなら部屋を暗くして観るのをオススメします。昼間に観るとイマイチ見づらい…
まぁ、空はキレイなんだけどねぇ~(^_^;)

それにしても、俳優は主要の2人だけで、他は実際の車上生活者なんだとか…
それにしては演技にあまり違和感が無かったんだけど、何人か俳優使ってんじやないんか?

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n.yamada

4.0家を持たない生き方

2021年12月2日
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鑑賞方法:VOD

知的

安心、安全、便利。それらと真逆の生き方。うらやましいけど、出来ない。住まいや仕事、人間関係に文句を言いながらも、そこから動くことが出来ない。

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kana

4.0幸せとは?

2021年11月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

大切な人を失くした時、人はどれくらいでその出来事を受容できるようになるんだろう
自分に向けられた好意や優しさに気が付くことができるんだろう

亡くなった人のことを思い続けるのは孤独なのか、そうじゃないのか

幸せって、なんなんだろう

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BONNA

3.0またどこかの旅先で

2021年11月26日
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鑑賞方法:VOD

ロードムービーは四季があって、天候があって、
旅先の出会いがあって
自然が人生を見せてくれるから好きだ。

まさに本作も人生を見せてくれたけど、苦行という言葉が
真っ先に浮かんだ。

車中泊、キャンピングカーが流行ってると思うのだけど、
社会の仕組みから外れて自由に生きる人たちの映画かと
思いきや、
言葉では自らがこの生活を選んだ、
この生活を愛していると言ってるけど、
自己暗示のようにも聞こえた。
この生活しかないんだ。愛するしかないじゃないか!
と言う心の叫びが透けてるように思えた。

人生何があるか分からない。
自分の力ではどうしようもないリーマンショックなんかも
起こるだろうし、
国中を回って美しい物を見て、旅先で新しい仲間と出会う
のもまた人生。

だけど、やっぱり自分のベッドで足伸ばして寝たい。

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奥嶋ひろまさ

4.0See you down the road

2021年11月22日
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鑑賞方法:VOD

もう少し社会風刺テイストかと思っていたが、もっと、今の自分の生活、その将来の振り返りのような、自分に近いところに感じられる素敵な映画だった。

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WALLE

5.0マクドーマンドは、渋柿女優(褒め言葉)

2021年11月19日
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一言「劇場で観ればよかった!」

その理由は、全体的に暗い夜の場面・遮るもののない荒野の場面が多く。
家だと外の光(朝に観た)や、TVの大きさがねえ・・・。

本題。
採掘場の閉鎖で、「郵便番号すら消えた」町・エンパイヤ。
そこから仕事を求めて、キャンピングカーで移動する主人公・ファーンが。
「ホームレスじゃないの、ハウスレスなのよ」と。
放浪の民=ノマド、として暮らす話です。

淡々とした話ではあるのだけど。
行く先々で出会う、同じノマド仲間や職場の人。
ハウスレスでも、お互い助け合う社会が描かれているのが、好感度大。

印象的なシーンを一つ。
ファーンは、親(か祖父母)にもらった皿を大切にしてたけど。
途中で他人の不注意で、割れてしまう所。
短いシーンだったけど、「形あるもの、いつかなくなる」って感じで。
個人的には、ノマド生活を続ける腹を括った気がしました。

主演のフランシス・マクドーマンド。相変わらず渋柿テイスト満載(褒めてる)。
この役は、彼女だったからこそ成り立ったでしょう。

エンドロールで初めて、出演者たちがノマドの人だったことを知り。
でもでもしっかり演じていたのにも拍手です。

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ゆき@おうちの中の人

3.5ドライブ旅行が好きでカナダやアメリカを旅するとなんとキャンピングカ...

2021年11月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

ドライブ旅行が好きでカナダやアメリカを旅するとなんとキャンピングカーと出会うことが多いか。
夏のバカンスを楽しむ当たり前のアメリカ流のレジャーとばかり思っていた。
いつかはキャンピングカーでアメリカ、カナダの自然の中を旅したいなあと思っていた。
がこの作品を見てハウスレスという存在を知った。
そこには一人一人が違う事情を抱え渡り鳥のような生活をしていて寄り添っては離れていく。
映画は自然の中のアメリカらしい綺麗な風景の連続でまた旅したくなる。

初めて聞いたノマドという存在。根無し草なのだろうか?
「一緒に住もうと」と云われて安住の地を得れたのに、その夜はベッドで眠れずに車に戻って夜明けを待つ主人公。夜明けとともに出て行く。
その先の不安はなかったのだろうか?

収入源となるアマゾンの配送物の梱包や公園のスタッフなど結構バイト口はあるんやなあと思ったけれどお金に困るシーンもあり現実を突きつけられる。

人生について色々考えさせられる映画だった。

ところで「プリウスに乗ってる」っていってたノマドさんがいたが自分もあのプリウスに乗ってたけれどキッチンはついていないし狭いのでは?
まあ、燃費が良いので移動には最適かも・・・

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Elton Shin

3.5自由ゆえに責任が伴うノマドという生き方

2021年11月9日
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各国の映画祭で数々の賞を受賞しているノマドランドを鑑賞させて頂きました。

とても素晴らしい映像美で、主人公が長年住んでたエンパイアから必要最低限の荷物を車に積んでノマドとなるところから始まるのですが、平原の道をただ車が進んでいるシーンを後ろから撮影しているのが、本来ならば無機質な車が進んでいるだけのはずなのに、映像美も音楽でなんだか切なさや、儚さや強さを感じます。

物語の後半にも同じようなシーンがあるのですが、不思議なものでそこにはまた違う感情も感じます。

それはきっと登場された方々の暮らしぶりや言葉に重みがフランシスマクドーマンドさんの演技がプラスされてるからなんだろうなぁ。

エンターテイメントな作品ではないですが、
現代のノマドの方々の話しや暮らしぶりを観ていると胸に迫るものがありオススメです。

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Francice

4.0人間も自然の一部

2021年11月7日
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悲しい

知的

難しい

人生100年でどんな歳の取り方をしていいかわからない今、これも老い方の一つなんだろうなぁ。それぞれ皆事情があるにせよ、余程の覚悟がないとこんな生き方はできないと思う。狭いキャンピングカーの中だけでは窒息してしまう、だから彼らには自然界が家そのものなのだ。同じノマドの仲間と再会して、楽しい時間を満喫したらまた再び自分一人の人生に戻る。自由と孤独そのもの。人は人に支えられてしか生きられないとこの映画はいっている。
この映画に出てくる人達は、悲しみや苦しみを胸にそっとしまって生きている。若さなど足元にも及ばない、人間的な魅力がぎっしりとつまっている。

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ウチレオ

2.0大平原の小さな存在

2021年11月7日
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鑑賞方法:VOD

単純

ドキュメントよりで作り込んだ感じのしない所が良いのかは人それぞれ、この生き方に共感できるかできないかで味わいが天と地程の差になる作品。

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ケセラッセーラ

4.5自分の中のB面

2021年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

自分の心の中にA面とB面があるとすると、これはB面の極端な理想と思える。なにかがあって、一旦ひっくり返ってしまうとA面などあったことを忘れて、違う姿で生きていく自分を想像してしまう。干渉が多く、国土の狭い日本ではなし得ないことなのかもしれないけれど。

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にこにこどり

3.5遊牧民

2021年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2011年、アメリカのある街が企業の撤退で消えて無くなり、大久の労働者が漂流することに。
主人公(フランシス・マクドーマンド)はこの影響で、職を失い、家も手放し、車で職を求めて移動することに。
劇映画の形をとっているが、ドキュメンタリーよりも強く、今の社会の問題を浮き上がらせている。

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いやよセブン

1.0えっ、おもんな、、、

2021年11月2日
iPhoneアプリから投稿

おばちゃんがバン乗って生活するだけのおもんない映画。
なんか最近のアカデミー賞はこんなんばっかり。
社会派気取りはいいけど娯楽性ゼロの映画は楽しめません🙅‍♀️

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りう

2.0眠くなってしまった

2021年10月30日
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寝られる

Disney+で配信されたので視聴。

前半から中盤にかけて、ノマドの暮らし、フェーンの苦しみや孤独や意地、死の身近さがじわじわとひしひしと伝わってきた。
しかし、私の感性や理解力が足りないのか、後半でも同じようなことしか感じられず、眠くなってきて、いつのまにか終わってしまった…

高評価ばかり目立つが、私は合わなかった

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うりー

2.0寝てしまった…

2021年10月28日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

生き方は選べばいいのでしょうけども、車上生活を肯定するために感傷的な理屈をわざわざこじつけるのは必要ないのでは。
そりゃあんな広い大自然があったらいろんな土地を放浪して生活したい人もいるかもしれない。しかしまだ年老いた体の厳しさはわからないので結局保険をかけねばと思ってしまいます。

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スベスベマンジュウガニ

4.5現代の社会問題の先にある普遍的な思想。

2021年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

Nomad. Workamperの実態をノンフィクション作品を元に映画化されている。監督はクロエ・ジャオこの作品でアジア人初のゴールデングローブ賞監督賞を受賞、アカデミー賞で作品賞、また、非白人として初めて監督賞を受賞。原作はジェシカ・ブルーダー著 ノマド: 漂流する高齢労働者たち
この映画を知るまでこのようなアメリカの現状を知る事が無かった。現代のnomadと言われる人達の中心は1950年台〜70年代にかけてのビート族、ヒッピーと同じような生活を送っている高齢者達。ある人はウーバーによってタクシー運転手の仕事がなくなり、映画の主人公はリーマンショックによる工場の閉鎖に伴いネバダ州のエンパイアがゴーストタウン化して職を失ったのをきっかけにバンに住みながら生活するハウスレス生活を送る事になり、荒野に作られたアマゾンの巨大工場で働いたり季節によって複数の日雇い労働で日銭を稼ぎがら車上生活を送ることになる。
仕事がなくなるきっかけも職に着く先も誰もが知っているグローバル企業の名前が出てくる。アメリカではウォルマートの巨大な資本力によって次々と街から商店街などの個人店がなくなり、結局、個人店で働いていた人は生活がままならない程の安い賃金でウォルマートに雇われるというのも事実として聞いた事がある。日本にはまだこのような高齢者は居ないにせよ資本主義社会の行く末として、この事実だけ切り取っても考えさせられるものがあるが、映画の魅力としてはここからで主人公のフランシス・マクドーマンド演じるファーンはただ孤独なだけではなく、人間力もあり人にも好かれるので、自分の姉やキャンプで出会った同世代のイケメンオヤジから一緒にすまないかと誘われる機会があるものの、それを拒み自ら何度も荒野に出ていく。in to the wildという映画があったが、ビート族やヒッピーから始まり20代男子なら一度は憧れる、社会の飼い犬になんてならずに快楽を求めて動物のように自然の中で生きていくという思想に60代の未亡人のおばちゃんや高齢者達が目覚めているという衝撃がまずある。もちろん実際にその生活を送ることは人を選ぶと思うがそれはおそらく年齢や性別に関係なくやってみたらもう家と限られたエリアだけで終える人生なんてつまらな過ぎるという目覚めがあるのだと思う。ただその一方で映画の画面は恐ろしいほどに美しい引き絵の広大な自然の中に小さく強く一人生きているおばちゃんを描いていて、その心情を写すBGMも切なく悲しみに満ちている。こんな孤独は耐えられないと感じざるを得ない撮り方をしているのだが、その生活を選択している本人達だけが、安心安全な生活を送っている人よりも、生きている事のダイナミズムを感じながら腹をくくって強く生きていて、どこかでそんな生き方に憧れてしまう感覚もある。正直なところ、少し間延び感を感じて少し集中が切れて時間を気にした時があったのだが、この映画に関しては必要な演出でありすぐに自己反省につながった。つまり、最近テレビを見ていても間延び感や展開が遅いと感じることがあるのだが、それはYOUTUBEやSNSがこれだけ発展する以前は無かった事だと思う。インスタントに展開や結論を求めてしまっていて、ゆったり感がなくなってしまっている事に改めて気付かされた。本来の人間らしい心地のよいリズムで生きているのか、巨大企業の産物であるインターネットやスマホによって便利になったがそれが幸せにつながっているか、という事にいみじくも気付かされた。俺も家族がいなくなり一人になった時に荒野に出ていけるのだろうか。翌日、家に帰ってしまいそうな気がする。

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bluecinema

4.0こういう生き方

2021年10月18日
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理解できなくても理解されなくても今この時の自分の生き方を選ぶ強さと選んでしまう弱さ。

時間が止まらないなら、止まらないまま感じ、自分の悲しみごとそこにいたいときもある。

ゆっくりと自分と向き合える、もしくは向き合いたい人は観ることをお勧めします。

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大粒 まろん