「人は傷つけ合い強くなる」青くて痛くて脆い だいふくさんの映画レビュー(感想・評価)
人は傷つけ合い強くなる
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観終わって感じたことは、納得する部分と納得がいかない部分が入り乱れました。
きっと鑑賞者が、楓のような人生だったのか、寿乃のような人生だったのかによっても、感じ方は変わってくると思います。
大人になり、今ある強さは出会ったモノ同士お互い傷つけ合いがあって成長だと思えるのです。本作では、そういった若いころの苦い感情を思い出させ、心が揺さぶられる自分が居ました。
寿乃からの楓に対しての「気持ち悪い」の言葉、好きな人から言われるには一番強烈な言葉かもしれません。その言葉の後に楓が出来ることと言えば、心にもない言葉の相乗攻撃をし、さらに傷つけること。
そして、後悔の念…。
なんだかなー、って苦笑いするしかなかったです。
そして、ラストは消化不良。傷ついたのか傷ついて無いかは、想像してねの終わり方は、なんだかとっても、もやっと感が残るラストでした。
誰でも持っている、苦い経験を思い出させてくらた映画ではあります。原作も含め、若い世代に人気だということも、映画を観て納得でした。
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