大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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どういう角度で観るかによって評価が分かれる作品
日本の危機管理能力の無さを改めて自覚させられ、いざと言う時に国が情報隠しをし、歪曲するのをクローズアップする社会派作品として観るなら、とても評価高いと思いますが、エンターテイメント作品として観るなら、物足りないところが多いじゃないかな?と思いますね
開始して1分程でもう大怪獣が死んじゃったのにポカンとなりました
いやいや、数分間大怪獣に生きてもらって、その活躍ぶりや大怪獣と戦う軍人達の活躍ぶりを見せてよwと思ったね
これが最大の致命傷です
『亀は意外と速く泳ぐ』とかを思い出すいろんな小ネタが多く散見するけど、今一つ笑えなかったね
それからアメリカはちゃんと扱われているけど、某隣国の扱い方には、某隣国の人々は怒りを感じるんじゃないかな
扱うならちゃんと扱うべきだね!
あとはもう劇中の日本政府の対応と同様グダグダで、せっかく役者陣や発想等具材がいいのに、腕のないシェフのためにいい料理に仕上げてもらえなかったね
環境大臣〜!
このご時世、下ネタはセクハラと受け止める傾向があるせいか、女性には不快な内容だったかもしれません。
不倫もまた然り。ときめく内容ではないので不要でした。せめてカメラを遠ざけて欲しかったです。
閣僚会議での下ネタにも当然不快感はありましたが、ふざけているようで実は真面目な会議の中、淡々と会議を進行している環境大臣に共感、一生懸命支える太鳳ちゃん可愛かったです。
太鳳ちゃんはお尻からのアングルが多く、サービスなのかな?ラッキーでした。
キノコを見るシーンは下ネタでしたが微笑ましくできてました。全員ボケてます。
二階堂ふみさん、もうちょっと出してもらいたかったです。一瞬でした。オダギリジョーさんは怪しさが売りなので似合ってました。その他怪しいキャラのカツラが似合っていたので、もっと多くの人が桂でも良かった気がします。笹野さんなど。
山田くんはカッコよく仕上げてました。何着ても似合いました。ギャグも言わせてませんでした。
後半は割とシリアスだったのではないかと思います。
ラストはホッとしましたが、やはりアラタくんをかっこよく見せるために後半はもう少しネタバレの露出があっても良かったのでは?と思いました。バタバタ終わった気がします。
楽しく見れたので高評価です。
片足上げの死体はふせえり岩松了以上に滑稽
2022年映画館鑑賞9作品目
2月23日(水)イオンシネマ石巻
監督と脚本は『イン・ザ・プール』『亀は意外と速く泳ぐ』『ダメジン』『インスタント沼』『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の三木聡
怪獣映画ファンのオタクは酷評しているようだが期待が高すぎたんだろう
そもそも三木聡作品が向いていない人種に思える
腹癒せで映画のレビューを書くタイプの人たちはおふざけが過ぎる監督を嫌う傾向があるので好きな人にとっては当然だが全く参考にならない
自分は三木聡作品を全肯定するわけでないがどちらかとというと好き
大怪獣の死体処理を巡って右往左往する現場と内閣のみなさんのコメディー
主人公はジャニーズの山田涼介
ヒロインは土屋太鳳
ベタベタして欲しく無いのはわかるがそれもビジネスである
山田のファンは変な人ばかりだというイメージがつくと彼にとっても損だし大人になってほしい
山田ファンは土屋太鳳になったつもりで観れば良い
土屋太鳳というよりツチブタっぽいかも知れないが豚呼ばわりされているわりには顔はスリムだからまあいいだろう
西田敏行が総理大臣役
内閣は豪華名脇役の面々
自分だったらこの内閣は支持率100%
現場は抑え目にして彼らを中心に話を進めた方がもっと良かったかもしれない
特にふせえりが良かった
岩松了にふせえりだとまるで『時効警察』
まさしくあの雰囲気あのやりとり
現場にはオダギリジョーもいるし
でも麻生久美子は出ていない
テレビドラマ版『釣りバカ日誌』の名コンビが今回の作品でも共演
でも広瀬アリスは出ていない
今回は濱田岳がイケメンに見えなくもないのは美人女優とのキスシーンがあるからだろう
しかも2人
本人は役得かもしれないが彼女らからすればやはりこれもビジネスであり冷めたものである
同じシーンに登場しないが菊地凛子染谷将太夫妻が共演
ハリウッド映画に出演したせいかDHよしこに謎の大物感
それに引き換え昔の怪奇映画に登場するようなキノコ人間と化した年下の夫
二階堂ふみが食堂のの従業員という贅沢なチョイ役
大怪獣のネーミングが『希望』というのもなんともシュール
希望の光
結局のところ光の巨人が何から何まで助けてくれる
劇作家のブレヒトは作品の中で『英雄のいない時代が不幸なのではない。英雄を必要とする時代が不幸なのだ。』という名言を残している
だがこの映画の登場人物にそういった悲壮感が漂わせるような者はいなかった
物足りなさは否めないが決して星1とか星2の作品だという評価には全く共感できないしする気もない
監督を気にしないで映画を見るなんて
漫画も小説も作者を気にしますよね。でも、なぜか映画やドラマは、監督を気にしないでみる人がすごく多い。不思議だ。
三木聡監督作品なのだから、こうなるに決まっている。こういうのが好きな人が見に行く作品なんです。たとえば「シン・ウ○トラマン」の予告にタイミングを合わせる所から、もう始まっているのでは、と思うけど。
過去作の、亀梨主演「俺俺」、吉岡主演「音量を上げろタコ」などなど、もっと客席はぽかんとしていた。
むしろ、これは、クセが薄かったから「つまらない」という反応になったのだろう。いつものようにクセが濃ければ「わけわからない」になったんじゃないかな。
結構楽しめました
コメディってこんな大掛かりでやるもんなんだって思いました。映画見たって感じです。
あとしまつってゆうから私なりに 怪獣を切り刻んで焼くのかなと思ったりそれを肥料に使ったりするのかなと思ったりしてました。
次のネタに使ってくれるかな?
楽しくみましたけどキスシーンが要らないような気がしてます。
観てきました。
観てきました。
結構面白かったです。
かなりハードル下げてたのと、元々時効警察が好きだったせいなのかもしれません。
適度?にコメディとパロディを含んでいて、本来重いテーマを重くせずに、しかし本質を残した絶妙な演出だったと思います。
他の方もそうかもしれませんが、途中から最後のオチは見えてました。オイオイ最初っからそうしろよというツッコミは野暮なのでやめときます。
ツッコミどころ満載ですが、楽しめる良い映画だったと思います。
ハードルを下げても、まだ足りない
事前に悪評の限りを聞いた上で、「怖いもの見たさ」?の感覚で鑑賞しました。そして、事前情報を上回る酷さに驚きました。
政治やらマスコミを皮肉っているように気取った演出しているつもりなのかな? 上手くひねったギャグを言ったつもりなのかな? 小学生でも、高学年になると「バカにしないで下さいよ!」と言いたくなるようなレベルのギャグを連発するのみ。
もちろん、特撮物としてのレベルが残念なのは言うまでもない。
役者の方々は、この映画に出てしまったあと始末をどうするつもりなのでしょうか?
ラストシーンで目が点になってしまった(笑)
評価はあまり良く無いけど、どうやって後始末をするのか気にって鑑賞。
出だしからの大音量にビックリ。
この迫力ある音量に期待値上がるんだけどダラダラと続く展開に早回しで観たくなる感じでストレス発生。
特務隊のバイクがカッコ良い!
大怪獣がとにかくデカイ!
ここまでは良かった!
多めに排出されるギャグにはあまり笑えず...
でもキノコは笑えた!
意外に豪華なキャスト陣!
オダギリジョーさんはカッコ良かった!
菊池凛子さんもカッコ良い!
松重豊さんはシブイ!
MEGUMIさんは解らなかった(笑)
ぶっちゃけ、前半10分とラストの3分の約13分で完結するストーリー(笑)
それ以外の場面は全く意味の無い展開。
無駄に国家予算を浪費してしまった感じ(笑)
ところでマジで続編あるの!?
無駄なキスシーンが多目なのが意味不明でした( ´∀`)
下ネタ苦手なら絶対やめた方がいい
①内閣のノリが寒い
②下ネタが酷すぎる
③排泄物、吐瀉物の名前がド直球で出てくる
上記三点の理由から⭐︎−2.0
吐くシーンも一箇所あり。
①〜③が嫌いな人は興味本位で見ない方がいい
必要な演出だったとは微塵も感じなかった
ストーリー、配役は良かったのに全部台無し。
視聴前は人類の手で解決する事を信じて止まなかったが、結局最後はご都合主義の巨人様が3分でやってくれました…その後の話とか一切描かれずポカーンな状態。
エンドロール後に続編の告知があったが
この内容で鋭意製作中とか、何かの冗談だろ?と
思わず目を疑った。
期待値低く見に行ったので、思っていたよりはよかった。 西田敏行がも...
期待値低く見に行ったので、思っていたよりはよかった。
西田敏行がもう完全にギャグ要因だし、釣りバカがチラついた😅
オチだけは流石にツッコミどころだったな。
大ネタ、小ネタ満載のマニアック系空想エンターテイメント、かな。
三木組に土屋太鳳、山田涼介を加えて、シンゴジラ、最新のTV版日本沈没のように日本の抱える問題を浮き彫りにしつつ社会派映画に仕上げているかと思わせ、実は、観客からいかにたくさんのくすり笑いをとるかを最重要課題とした(のではないか)と思われるエンターテインメント作品なのではと思いました。
鑑賞しながら、三木監督自身の作品の中では「亀は意外と早く泳ぐ」という蒼井優と上野樹里が共演したコメディ作品にテイストが似ているなとか思いました。多分ですが、一回見ただけでは気付けないような小ネタが散りばめられている可能性がありますので、じっくり見る機会(オンエア)がありましたら確認したいところです。
一番最初のウルトラマンの第一話を見た人なら、特撮怪獣ものへのオマージュとリスペクトを感じることもできると思います。
見方によって評価が真っ二つに分かれる映画だと思いますが、初期の特撮ものに慣れ親しんでおり、三木作品を結構みている立場の人間にとってはほぼ満点です。
新ゴジラ
なる程、シン・ゴジラの爆笑コメディ版て訳ですね。前作は国家・施政者を生きてる怪獣を狂言まわしにリアルに、今作は死んだ怪獣でコメディタッチに。怪獣の命名でのシーン、名前を逆さまに掲げると思っていたのに、ビックリしました。色々事情でもあったんでしょうか。私としては、今作が、国家・施政者の生の姿を画いてる様な。しかし、あのワクチン担当相、まさに、現実は喜劇より笑なり、を体現してますな・・・
監督の方針について行ける方向け。
一言でいうと、過去作のオマージュ(笑)集合体。かつ、「あなた達、こういう展開好きでしょ。でも思った通りにはしないよ。」とう流れの連続。全編を通じて上っ面をなぞって物語は進んで、衝撃(かなり前半でこの展開は気付いてしまうが。)のラストへ。一応、作品としてはちゃんと作られている。でも面白いと思ってやってるだろう事がスベりまくっているのも事実。面白いかと聞かれてもコメントしにくい困った作品。心を無にして観るべし。
酷評が聞こえる東映=松竹初配給映画『大怪獣のあとしまつ』、ロードシ...
酷評が聞こえる東映=松竹初配給映画『大怪獣のあとしまつ』、ロードショウで鑑賞しました。
日本を恐怖とと絶望をもたらした大怪獣が突如死亡。
死体は利根川下流域、千葉県と茨城県の県境あたりの横たわった。
政府は早速、周辺環境に及ぼす影響調査を行うとともに、その後始末をどうするかの論議に入った・・・
というところからはじまる物語で、怪獣を倒す映画やドラマは多かったが、その死体の後始末というのは現代未聞のテーマだろう。
なので、設定的にはハードSFの部類に入るだろうし、過剰なコメディ要素をはぎ取れば、たぶんそのとおり。
しかしながら、怪獣来襲という非常事態から、怪獣斃死という非常事態が緩和されて、日常に近づいてきているので、緊迫感が薄らいでしまうのはどうしようもない。
「笑いは、緊張の緩和である」とは、故・桂枝雀の言であるが、緩和した緊張は笑うしかない。
笑うしかないのは、どうしようもない。
で、そんな緊張の緩和下での主要な登場人物は、政治家たちで、かれらは未曾有の危機の国難去ってのこの時期を絶好の好機にしようと企み弄ぼうとするのは、政治家の本能。
彼らが吐き散らす言葉は、どうしようもなく、くだらない。
と、みんな、思っているでしょ? 政治家の言う言葉なんて、信じてないでしょ?
映画だったら、信じちゃうのかなぁ、未曽有の危機に立ち向かう政治家たち、っていうの・・・ と監督は思っているんじゃないかしら。
だから彼らの言葉はくだらない。
怪獣後始末の発想も、それほど高尚なことはない(水洗トイレは流すよね?的な発想だ)。
ということで、意外と面白かったです。
発想の原点は、東映=松竹で、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」に対抗した「大怪獣映画」を撮ろうとした。
そしたら、その後、以下のようなやり取りがあったんじゃないかしらん。
「それじゃ、シン・大怪獣映画ね」
「"シン・大怪獣"って10回言ってみて?」
「"シン・大怪獣" "シン・大怪獣"・・・ 死んだ怪獣!」
「死んだ怪獣の映画でいいんじゃない。 だって、われわれは着ぐるみ、下手だからなぁ」
「動かないやつ! 絶対、円谷は手伝ってくれないだろうから」
「円谷ならば、ウルトラマンも入れれないか? 「シン・ウルトラマン」のお株奪っちゃおうよ。向こうは絶対作るの遅いよ!」
「でも、ウルトラマンは出せないよ・・・」
「『大怪獣東京に現る』の手があるよ!」
この後、大怪獣の大きさを強調するために、俳優陣は身長の低いひとたちをキャスティングすることが決まったとか、決まらなかったとか・・・
妄想は、これぐらいにしておきます。
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