劇場公開日 2020年2月28日

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霧の中の少女のレビュー・感想・評価

全17件を表示

4.0そうだ、今日は虹鱒にしよう!

2023年4月7日
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知的

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落ち穂

3.0失敗は一度だけにしなければ誰かに利用されてしまう。

2022年8月16日
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それにしても知能的犯罪はこんなには上手くはいかないだろと、思いを馳せてしまう。しかし、自信満々に警部をシコタマ奈落の底に叩き落としめる事が例え映画の中であっても気分が良くなるものなのだ。悪の論理は正義のそれより明解だ。そして、犯罪目的が金銭に絞られていればいる程、人々の心は夏の空よりも強烈に晴々れと澄み渡る。

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はる

5.0ヴォーゲル警部「標的は私だった」

2022年6月30日
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miya

2.5観てる時には話の展開がどうなるのかと結構引き込まれていたんだが、車...

2021年6月20日
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Mr. Planty

3.0エピローグのジャンレノは蛇足です。蛇に足を百本位付けた位の蛇足です。

2021年5月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

少女失踪事件を捜査する警部と、疑われマスコミに追い回される容疑者を描く物語。

派手さはなく地味ですが、しっかりとした作りのサスペンスだと思います。
謎解き、犯人の動機等にも驚きがありました。

ただ、犯人の動機自体には驚きましたが、その動機を達成するための犯罪としては、設定にかなり無理があるように感じられたのが残念。
この「設定」は、もう少し可能性があるものに煮詰めて欲しかった。これがこの犯罪の肝になるのだから、ここが雑だと全て台無しになります。

もう一つ言えば、刑事と容疑者のキャラクターやバックボーンをもう少し描いて欲しかった。
刑事が「なぜ無理な捜査をするようになったのか?」、容疑者は「なぜ夢想のような犯罪計画を実現する為に動いたのか?」
それらをしっかりと描かれていれば、より説得力のあるストーリーに出来たように感じます。

個人的に好きな雰囲気のサスペンスだっただけに、とても残念に感じました。

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よし

3.5どーなっていくのか…

2021年4月15日
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KEI

3.5少女失踪事件の捜査をする警部。 マスコミの印象操作も使って独特の手...

2021年2月23日
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省二

2.5原作者が監督

2021年2月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

イタリアの田舎町で少女が失踪、本庁から派遣された警部は誘拐事件と断定する。
メディアに露出するのが好きな警部は、状況
証拠だけで容疑者を特定してしまう。
終盤はいろんな話が錯綜してしまうが、監督が原作者のせいか思い入れが強すぎて、テンポが出ないのが残念。

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いやよセブン

3.0犯人の作り方

2021年2月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ヴォーゲル警部(セルビッロ)と精神科医フローレス(ジャン・レノ)との対話で始まり、事の顛末を語るという展開。原作者が監督ということはストーリーの核を自在に操り、小説で訴えることと同じようにラストで含みを持たせることができるという有利な点がある。随所に田舎町アヴェショーのジオラマ映像を織り交ぜ、様々なミスリードを見ている者に与えてくれるという寸法だ。

 証拠も何もない中でいきなり「これは誘拐だ」と断定するヴォーゲル警部。彼にはかつて「破壊魔事件」という連続爆弾魔の犯罪において大きなミスをしてしまい、被疑者の男に結局は多額の賠償金を与えてしまった過去もあり、部下たちからも心配そうな視線を受ける。そして、メディアを使って巧みな印象操作も行い、世間の目をも煽ってしまう作戦に出る。

 疑いをかけられたのは被害者アンナ・ルーの学校に赴任して間もない教師マルティーニ。車が少女と一緒に映っていたという状況証拠と彼にアリバイがないことが理由だった。追いつめられるマルティーニ。しかし、彼のまじめな性格からすると、冤罪だろ!と感じざるを得ない展開だ。しかも、証拠捏造までするにいたり・・・

 冤罪を扱った社会派サスペンス?しかも死体はまだ出てないよ?死体が発見される前に犯人逮捕?と、こうしてヴォーゲル警部の非道さまでもが浮き彫りになってくるのです。

 いや、30年前の連続少女失踪事件も明るみになるのですが、もう作家の好き放題の展開。30年前の事件については驚きの犯人でしたが、アンナ・ルーの事件はあやふやなまま。精神科を訪れる警部ということもあるし、信用すらできなく、霧の男というより、観客をも靄に包むといった、モヤモヤ感満載の作品。「模倣」とか「失敗」といったキーワードもヴォーゲルの思い込みや戯言なのか?それとも真犯人の挑発?う~む、わからん。とにかくニジマスにだけはなりたくない。

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kossy

3.0終始雰囲気は良い、、、しかし。

2020年9月14日
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知的

他の方もレビューしていましたが、雰囲気は素晴らしいのです。とても物語に引き込まれます。ただ、その後が続かない。ここで何が問題か考えてみましょう。

1.主役に感情移入できない
主役が優秀な雰囲気を醸し出してるのですが、そんなに優秀ではありません。どちらかというと性格に難があり、感情移入できません。個性的なキャラクターならいいのですが、只々無能な奴なんです。

2.全て憶測の域を出ない
決定的な証拠とかトリックとかはなく、主役の憶測しかありません。ハッと驚くような展開を描いても、白けてしまいます。

3.過去の事件との繋がりが判明するのが遅すぎる
映画は基本的な筋があって、そこから枝分かれしていくものですが、過去の事件との繋がりが中盤以降に判明したことで、今までの労力というか、時間を無にしてしまうような感情にさせられました。始めの方に繋がりが判明して、そこから深掘りすれば、より良かったのではと感じました。

色々と綴りましたが、雰囲気を楽しむだけでも価値がある映画です。是非劇場でご覧ください。

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jo

2.0物語も霧の中

2020年5月29日
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鑑賞方法:映画館

サスペンス物としては緊迫感に乏しいし、ミステリーとしては話がイマイチ。ラストは、とって付けた様で納得いかない。にしてもこの脚本で2時間は長過ぎ。

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オクやん

4.0不憫でならない…

2020年3月2日
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赤囲碁

1.0これ、ミステリーですか?

2020年2月29日
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寝られる

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Bacchus

2.5中盤までは最高、結末は…

2020年2月29日
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興奮

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J24

4.0後味の悪すぎるほど悪すぎる...そんなところに魅力が!

2020年2月19日
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怖い

知的

寝られる

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q

4.0タイトルなし

2020年2月15日
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鑑賞方法:試写会

少女失踪事件解明に挑む主人公ヴォーゲル
巧妙にメディアを操り犯罪者をあぶり出す型破りな捜査官
事件はヴォーゲルを嘲笑うかのように異様な展開を見せる
その行く手には観る者の想像をも超えた驚愕の真実が待ち受けている
.
うまい!!!!
念入りに張り巡らせてある伏線
どんでん返し・謎
とても良くできている上質サスペンス
最後まで目が離せません
おもしろい!!!!
.
原作小説の作者である
ドナート・カリシ 監督デビュー作
イタリアの至宝と呼ばれてる名優
トニ・セルヴィッロ とジャン・レノ 初共演

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lily

5.0完璧な犯罪ほど美しいものはない。

2020年2月15日
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鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

知的

このジワジワと迫りくる高揚感は一体何だろう。
これだからミステリー映画はやめられない(笑)

真相はズバリ分かりやすく映像にしてくれているけれど、その理解は観客に委ねられる感じは流石!

観終わって暫く、頭を整理しないと真相が分からなかったけれど、徐々に真実が見えてくるこの感じ…!!

ミステリー好きには必見な映画でした(^^)

事件はタイトルにもある通り、赤毛の少女の失踪事件。
12月23日に失踪した少女の行方を捜査するために、1人の刑事が立ち上がる!
この刑事は、過去に起こった「霧の男」事件の時にも捜査に加わっている。
その時、事件は迷宮入りしてしまったからこそ、今度こそ犯人を捕まえるべく再び捜査を開始するのです。

直ぐに容疑者らしき男は出て来るものの、この男の証拠が掴めないのがもどかしい。
多分この男だと皆が思うのだけど、やっぱり違うかな?
いや、やっぱり犯人だよね?
と、色々と推理を働かせるから、観ているこっちもドキドキワクワク。
刑事と一緒に事件に踊らされ続けます。

そうして、ようやく見えてきた真相⁉︎
実は証拠は彼の直ぐそばにあったというのがちょっと焦ったくなったけど、そこから巻き返す、真実に度肝を抜かされました。

普通だったら犯人が分かって、事件の真実が見えて終わりなのが多いけど、これはそんな簡単で単純なミステリーじゃない。

事件の闇は、やはり過去の「霧の男」事件に繋がっていました。
しかも、その関係が想像以上に根深く絡まり合っているから、なんだか凄過ぎてビックリ!

更に、この事件の鍵を握るのは、やっぱり大御所のジャンレノさん。
後半の彼の登場により、この事件の本当の闇の部分が暴かれます。

これ以上はネタバレになるので言えないけれど、これは是非映画を観てほしい!
そして、このミステリーの面白さを体感してみてほしいです。

一つ言えるとしたら、完璧な犯罪ほど、人はその完璧さゆえに模倣し称賛したくなるのかもしれないという事。
簡単に綻びを解かれてしまう、劣悪な犯罪もあるけれど、あまりに美しい完全犯罪というのは、なかなかない。
だからこそ、犯人はその完璧性に惚れて犯罪を犯してしまうのかもしれない。

いやいや、なかなか、ゾワゾワ、ソワソワさせてくる素晴らしい映画でした。
続編も準備中との事なので、機会があれば是非観たいです(^^)

なかなか面白く、マニアックな映画をありがとうございました(^^)

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ガーコ