TENET テネットのレビュー・感想・評価
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難解だが意外と理解できるんだよなー
ノーランの映画はバットマンでさえ唸るところで
インセプション、インターステラーも
この監督どんな脳みそしとんねん?!と思うものの
物語自体はすんなり頭に入るんですな。
この映画もアタマおかしいんちゃう?ぐらいブッ飛んでるが
いわゆるレイア―の何段階もの階層を
神の視点で整理できちゃうんでしょうな。
それを客に理解させるって
あーやっぱりこのカントクおかしいわ~!
コロナ禍で凡作多い中で今年一番の出来。
80点
イオンシネマ近江八幡 20201021
「ようわからんかった」人が多く安心した
難しかった。ようわからんというのが本当のところ。
レビューを見てたらおんなじ様な人が多かった半面、高評価も多い。
「2回見たら」とか「3回見てもわからん」人が多いのに900人以上がレビューを書いてる。
観てる人、多いんや。宣伝がうまかったのか?
撮影者は理解して撮っていても編集者は結構、苦しんだのではないか?
どこがどうなっているのかきっと混乱してたに違いない。
「2回見たらわかった」とか言う人も結構いるけれど2回見るなら他の面白そうな映画を見たいと思う。
やっぱり難解
劇場公開時は字幕で観て、眠くなってしまい、よく分からないまま劇場を後にしたので、今度は吹き替えでじっくり観た。それでも、だいたいの筋書きは分かったものの、この時間逆行のからくりが、腑に落ちるには至らず。複雑過ぎる。どこかおかしいところがありそうな気がして、正しいストーリー展開なのかどうか判然としない。なので、「すごい!お見事!」とはならず、「なるほどなぁ」ともならない。何回も観れば分かるのかもしれないが、2時間半は長いな・・・。
難解すぎる
今までで一番難解だった気がします。
ストーリー自体はシンプルですが逆行の概念が混ざるだけで、画面がとてもややこしくかんじました。
まして、順行と逆行の戦闘なんてその極みでした。
面白い観点の映画でしたが、わかりにくいのがマイナスポイントでした。
名もなき男
主人公に名前がありません そういえば見ている間名前が呼ばれてなかったような なぜ? 想定以上に面白かったです ノーランの作品のかなでいちばん面白いかも 普通にスパイアクションのように展開しますが そこに時間軸のルールが入ってきます ハラハラドキドキの演出もあり また音楽が独特ですごい良いです 悪役のボスはすごい悪イヤツなのでそれがドラマにスリルを生んだ感じですかね
逆行の設定は良くわかりません タイムスリップだけで良かったんじゃないでしょうか しかし良くわからなくても面白いです 最後にオチがありますがびっくりするほどでは無く 主人公の男は未来からこのようなことをまた繰り返すのではないでしょうか
ノーランがノーランを超えた!
5000億点
ノーランがノーランを超えた!!
これは映画史上、誰も見たことない時間逆行体験。スリリングで壮大なアクションと映像に涙し、体にまで響く音響に震え、デビッキ様の美しさに見惚れる。気持ち悪い青白いヴァンパイアのイメージしかなかったパティンソンがめちゃイケメンだったよ
いつものハンス・ジマーではなく、ブラックパンサーの作曲家に変わり不安と期待でいっぱいだったけど大成功✨実験的な変化球サウンドがかっこいいの極み!スパイ映画の枠を完全に超えたノーランしか作れないニュージャンル。IMAXで観て本当に良かった!全てを理解など到底できないけど何度も観たい!
前半意味不明→後半思考停止
ラスト1時間からの冒険に度肝抜かれた。
前半は冗長の滑り出しで、あの方(タランティーノ)の監督作品を観てるかのように
つまらなかった。
その後、逆行するということをやっと脳が理解し始めて、
前半をちゃんと観ていなかったことに気付かずに、
勿体無い、と思ってしまった。
何回か観ないとわからないだろうと思うから、
後年に次ぎ、
理解を深めたいと思う。
面白いけど
タイムループや仕掛けが複雑すぎ。
YouTubeで細かく時間軸と行動の関係性を説明してくれるサイトがあるんだけど、それを見ても全てが繋がらない。
一度見ただけでは半分もわかってないと思う。
解説見た後に2度見たけど、100%理解できたわけではない。
それだけ、複雑に絡み合ったタイムループもの。
ある意味見応えはあるかな。
予想通り
わけわからない度最高潮。とにかく本当にわからない。何と言うか、説明が下手な人の説明を長々と聞かされている感じ。インターステラーが易しく思えた。
監督以外のみんなはきちんと物語を理解してるのかな。自分にはやはり難しすぎた。
評価:2.6
1回目
ようやく1回目が観れた。
面白い!これは2回目を観たくなる!次が楽しみ。
過去に戻る設定の映画がたくさんあるけれど、この逆行の考え方は新しい。
個人的に、映画も本も2度見はほとんどしない主義だけれども、これはもう一回観たいと思う。
行って帰ってまた行っテネット
時間と空間をひん曲げるのが大好きなノーランが、またまた色々ひん曲げた!
時間を切ってつなげて早回しからの逆回し、まるでDJがターンテーブルこねくるように映像がグリグリ自在に動きます。
【ストーリー】
主人公は名もなきアメリカ人。
CIA局員の彼は、不屈の闘志で核物質の拡散を防ぐべく奔走する。
その影にロシアマフィアがいると知った彼は、その妻に接触するが。
彼に世界を救えと命じたのは誰なのか。
彼は世界を救えるのか。
未来から時間軸を遡って別の人類がやってくるというネタはバリントン・J・ベイリーの「時間衝突」にも出てきましたが、それをもっとミニマムに、映像を使って生々しくやるのがノーラン節。
ラストに伏線がスコスコ回収されてゆくあのアハ感を、みんなに楽しませてくれます。
不思議な時間体験
ノーラン監督、いつも難解な映画作品ありがとうございます。大好きです。
挿入部から分かる主人公のペルソナ設定。
時間を逆転させる発想と、そのイメージを現代で具現化するとその表現になるんかー、ってまさに異次元のSF映画でした。
最後の伏線回収も感無量。ただ、やっぱり、、
難しい。泣
順行と逆行の交叉
役者さんたちがインタビューで、撮影が終わってもどんな作品になるのか判らなくて試写でようやく理解できたと話していた。脚本だけ読んでも状況が不明だろうし、順行と逆行の撮影は何をやらされているか理解し難かったであろうことは想像に難くない。
本作の素晴らしいところは順行と逆行が交叉するシーンの撮影にあろう。これらのシーンの構成と撮影方法の考案にどれだけのカロリーが費やされたのか。実際の撮影にどれだけの困難があったか。考えるだけで頭が沸きそうだ。
交叉シーンをみてスゲーと満足出来る人にとっては評価の高い映画だが、交叉シーンが凄くないと仮定すると、他の要素は総じて大人しめなのは否めない。映画好きの玄人ほど評価が高いのはそのためだろう。
面白くないと思った人も今は配信があるので複数回見てみて欲しい。順行と逆行の交叉シーンが頭の中でカチっと嵌まる瞬間がくれば、脳内で色んなモノがドバドバ溢れて映画の評価が変わるはず。
クリストファー・ノーラン、時空を操る
クリストファー・ノーランの作品は、時空をゆがめたりすることが多い気がするんですが、これはその極めつけ。
ストーリー自体は、『世界を危機に陥れる危険な武器の除去を目指す』という、言ってしまえば数多あるストーリーなんだけど、そこに時間の逆行という軸が入ってしまうと、少しややこしい。画ずらがね、逆行しているので、混乱してしまうんですよねぇ。“ええっ??どーゆーこと?”ってね。
特に終盤のクライマックス、その傾向が強いです。まぁ、クライマックスなので、話を解決?にもっていくために、そこまで謎にされてきたことが解き明かされたりするんですが、それはそれで、逆に言うと謎を生んだりしています。
いやぁ、映画は娯楽作品なので、もうちょっと気楽にみられる作品にしてほしいですねwww。なので、評価の採点は、申し訳ないけど低めですm(__)m
過去からの贈り物
よく分からないから後でもう一回見ようという思いと、
どうせ分かっても面白さは変わらないから純粋に楽しもうという思いが、
共存して最終的に、分からなくても面白かったよ。
という映画でした。
未来人が過去に送ったテクノロジーにより、
それを受け取った現代人がそれを活用する。
その結果過去が変わり、未来ではそのテクノロジーは生まれない。
というような、めんどくさいタイムパラドックス理論を
言わせない力強さがこの映画にはある。
それは、
赤と青の色分け、
回転ドア、網入りガラスでの界壁、
酸素ボンベマスク・・・
など
複雑化したシナリオに
記号としての分かりやすさを用いりながらも、
あえてカメラワークや時間軸をずらし、
観客を混乱させるという
ノーラン監督の巧さとズルさも影響している。
そしてこの映画でヒシヒシと伝わってくるメッセージが
「今」の重要性。
先日、こんなことがあった。
10年ほど前に買った未読の本を開くと、
間に1万円札が挟まっていた。
ふと、思い出した。たしか10万円ほどのあぶく銭があったとき、
家のあちこちに1万円札を隠した。
過去のオレから未来のオレへの贈り物。
記憶をたどり、もう3万円見つけたところで探すのをやめた。
得しているのか損しているのか分からない、この贈り物。
未来は過去の結果でしかなく、
その刹那、現在はすでに過去になっていく。
それでも確実に現在は前に進み続けるから、
重要なのは「今」なのだ。
と、2020年の大変な世の中で上映を決意した
ノーラン監督(を含む関係者)を称賛したい。
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