劇場公開日 2020年8月14日

  • 予告編を見る

ファヒム パリが見た奇跡のレビュー・感想・評価

全51件中、41~51件目を表示

3.5フランスに貢献したから特別なのか…。

2020年8月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

いろいろな難民理由がありどうにもならずに不法滞在にならざるを得ず、チェスでフランスに貢献できたから難民認定されたから美談になってるけどこんなんまれなんだろうな
。子供たちが人種の差なく仲良くなるのはほほえましい。
けどやっぱりフランス作品って表現が薄い気がする。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
peanuts

3.5矛盾と戦う子供

2020年8月15日
PCから投稿

フランス実話系。
チェスクラブの指導者役の太っちょおじさんがいい味。
そして、主演(ファヒム役)の新人アサド・アーメッドの演技がまた素晴らしい。

チェスを通じて「好きなことに夢中になれば国籍も年齢も関係なく、皆が気持ちを通わせられる」という一つの理想を見せていました。

そういった純粋な子供の交流を描く根底には移民問題があり、フランスの人権に対する姿勢・方向性へ疑問を投げつけていた印象です。
滞在許可を取る為には就労が必要だが、滞在許可がなければ就労はほぼ不可能という、制度の矛盾を作中で指摘していました。
ある意味そういった矛盾と戦う子供の話だったと思います。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
コージィ日本犬

4.0子供同士に国境はない

2020年8月14日
Androidアプリから投稿

恥ずかしい話、バングラデシュ、と聞いて「インドの隣の国?」というくらいしか知識がなかった。

それもあってか、冒頭にファヒムの故郷であるバングラデシュが描かれるのだが、全てが新鮮で衝撃的だった。
国境越えや難民センターのシーンも、ただただリアルで息を呑む。

ファヒム達がフランスに移動してからは、両文化の違いが垣間見えて面白かった。例えば、バングラデシュではみんな遅刻するし、誰も待たない。フランスでは、英語で話すと受け入れてもらえない。

ファヒムは、どんどん言葉を覚えて友達を増やしていく一方、お父さんはなかなか文化に馴染めないままだ。大人になる=柔軟性がなくなるってことなのだろうか。
その象徴的なシーンが、ファヒムが急にナイフとフォークを使いだすのを、無言でじっと見つめる父。ちょっと物悲しい。

かと言って、お父さんは決して頭が硬いわけではない。一度聞いたフランス語は、(意味はどうであれ)ちゃんと記憶しているしね!

映画を観た後は、子供同士には国境なんて無いんだなぁと、つくづく感じた。境界線を引いたのは、大人だもんね。
改めて、難民問題について、深く考えるきっかけとなった映画。ありがとうございます。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
FMov

2.0見慣れたヒューマンムービー

2020年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 33件)
J24

4.0【"自ら己のキングを倒すな!"家族を再び一つにする為に異国で、チェスで闘った少年の物語。後半、一気にカタルシスを得た作品。】

2020年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 18件)
NOBU

5.0ファヒムとの出会いがパリの人々を変えてゆく

2020年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

チェス盤に吸い込まれるような緊張感に大興奮!
難民問題のジレンマを描きつつ、ファヒムの魅力が周りの人々に“一歩踏み出す勇気”を与えてくれる映画でした。

実話を基にした映画なので、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかはわかりませんが、映画として伝えたかったテーマは、「人は人との出会いによって自分を変える事が出来る」ということだったように思えます。

頭の回転が早く、ユーモアにとんだファヒムはすぐさまコミュニティに溶け込み、
彼の抜きん出たチェスの才能を目の当たりにした人々は、彼の熱量に圧倒され、彼から刺激を受け、彼の為に協力し、彼が更に大きな舞台で羽ばたけるよう働きかける。
それぞれ自分達が出来る、自分に合った方法で。
個人レベルの働きかけであっても、その熱量が通じ、組織や国を動かすことだってある。
いかにも民衆が人権を勝ち取ったフランスらしい闘い方。

そして、変わるのはパリの人々だけではなく、ファヒム自身も。
個性的な仲間やコーチとの関係の中で、いろんな刺激を受けて変わっていきます。
「チェスは戦闘だ」と言い切り、とことん勝ちにこだわるスタイルだったファヒム。
終盤のチェスシーンは圧巻でした。

実は、今回一番楽しみにしていたのは、ジェラール・ドパルデュー様の演技!!(≧∀≦)
久しぶりのフランス映画だし、彼が演じるってことは、きっとコーチは一癖も二癖もある人物に違いない!と期待値MAXでしたが、やはり唸るしかない名演技でした。

見事に期待を超える気難しさww
乱暴で言葉も悪く、独裁的に教室の子供達を萎縮させているように見えますが、
徐々にチェス以外には無頓着で、人付き合いも不器用な一面がわかってきます。
そんなチェスバカの彼が、ファヒムの置かれている立場を、彼なりに理解しようとしていて…
二人が心を開くシーンが素晴らしく、チャーミングで笑える演技もさすがでした。

ファヒムを演じたアサド・アーメット君は、利発そうな顔立ちのイケメンですが、ひとたびチェスとなると鋭い眼光を放つ。
子供らしい茶目っ気のある笑顔とのギャップ萌え!
好きにならずにはいられません。

マチルド役のイザベル・ナンティも『アメリ』の頃と変わらないフェロモンがすごい!!
この映画の中で、一番自分の殻を破った人物かもしれません。

ルナちゃんの柔らかな魅力も素敵。

チェスの仲間達も個性的で、どの人物もキャラが立っている!
最初に友達になるのがアジア系のレオだったり、それぞれの家族や立場を一瞬で描き出す演出力が素晴らしい。

でもそれは、映画全体を通しても言えることで、たとえちょっとした役であっても、悪役ですら愛すべきキャラクターとして描かれていて、その人物のバックボーンが感じられる。
やっぱり監督が役者でもあるからなのでしょうか?
丁寧で豊かな人物描写に引き込まれました。

最後に、ファヒムを守る為に仕事も家族も置いて一緒に渡仏した父親について。
ファヒムとは対照的に描かれますが、ある意味この映画の中で“変わりきれなかった人物”なのかもしれません。

責任ある立場でやりがいのあった仕事を失い、フランスの文化にうまく馴染めず、どんなにか自尊心が傷つけられた事でしょう。

滞在許可さえあれば就労するのは簡単ですが、滞在許可を取る為には就労が必要。
大いなる矛盾を抱えている移民問題につても、考えるキッカケとなる一本だと思いました。

#ファヒム

コメントする (0件)
共感した! 4件)
shiron

4.0フランス王者へと挑む家族愛に詰まった感動の実話

2020年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
green_apple

4.0タイトルなし

2020年8月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

バングラデシュから父とパリに逃れた
政治難民。8歳のファヒム。
♟️チェスのチャンピオンを目指す
難民申請が却下されるも
彼には救いの手が…。
.
この映画は
実話に基づいて描かれたそうです
.
難民センターには様々な人種の人々
不法滞在者はホームレスとなる
国へ帰らない…帰れない
事情はそれぞれ。
救いの手は必要です。
彼は希望を掴んだけれど
日本を含め世界中で
自国民を救うもの大変な今
ますます風当たりは強くなるのでは…
そう考えてしまいました。
.
残念なことに
日本では働かず国から生活費をもらう
在日外国人も増えているそうです💦
何が正しく何が間違っているか
見極めるのは
とても
とても難しい問題💦
.
.
帰ることのできない母国。
会うことのできない家族。
手繰り寄せるため盤上で戦い続けた少年。
彼は頑張った。
父は子のために頑張った。
彼らが出会えた人々はあたたかかった😌

コメントする (0件)
共感した! 11件)
lily

4.0才あるものでさえも自由を勝ち取るのは難しい

2020年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

バングラデシュから難民として渡仏したファヒムとその父、類稀なるチェスの才を持つファヒムはあるチェス教室と先生に出会う

わしはチェスは駒の動かし方ぐらいしか知らないが、刺し合いの緊張感や勝利への渇望が上手く出ていて楽しむことができた
地味だが味のある作品

実話を基にし、難民問題という根深い問題が常に背景にあるが、
それを補うが如く個性豊かなチェス教室の面々が物語に華を添える
特にシルヴァンは温かみと不器用さが絡み合ってとても愛おしい人物になっていて好きだ

才あるものでさえも自由を得るのは難しい事だと痛感、
厳しい現実とチェスというエンタメが程よく入り混じり、堅実に仕上がった映画になっている

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sawady6

4.0負けた時の気持ち、負けないことが大切

2020年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

お父さんがいい人で、息子は素直でとても良い内容です。
1位を目指すことは全員できるはずですが、実際はできません。苦境にもめげないことはとても難しく、明るい未来は優勝しなければ得られないことも現実と認識しました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
くんくん

4.5才能で切り開く人生

2020年8月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

幸せ

才能のある少年が、努力で人生を切り開いて行くというテーマに感動しました。勇気がもらえる作品で素晴らしい!また、彼を支える師匠のジェラール・ドパルデューが凄く良い!こういう師匠に出会える、愛情深い家族に恵まれるなど、運も才能のうちですね。。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
tomoboop