劇場公開日 2020年7月10日

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WAVES ウェイブスのレビュー・感想・評価

全108件中、41~60件目を表示

3.0妹超いい子

2020年7月29日
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かわいいし。ルーカスヘッジスも安定のボンクラいい子感で、このカップルを際立たせるための前半タイラーのクソエピソードだったのねと、溜飲が下がりました。にしてもタイラークソすぎたし、長かったし、後半の夫婦喧嘩で勝手にタイラーが刑務所で自殺したと思ってたので、まだ生きてたんかい!とムカついたけど、憎しみからは何もうまれないからねと反省しましたよ。にしてもさ、最後まで彼女のこと好きな演出するの気分悪かったです。タイラーは美人の彼女をトロフィーワイフ的に連れてただけでしょ。若さゆえ云々と言うには18歳は大人過ぎます。

あと色使いうまかでしょーと言わんばかりのあれジャマね。心境を表現してるとか言いやがったら笑止。90年代じゃないんだから。

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三毛猫泣太郎

3.0前半イライラ、後半涙かれた

2020年7月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

妹ちゃんの清らかで温かい心に全てが包まれる。
童貞ルークは勇気出して声かけて大正解!
兄はせめて刑務所の中で家族の写真を見ていて欲しかった、、

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あきゃきゃってね

3.5全編埋め尽くすPop Musicにのれない

2020年7月25日
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(年齢のせいだろうか)
日常が息苦しくて、水中のシーンでホッとする。人間は水生動物だったんだ。画面が激しく動く兄の心情は長く辛かった。
登場人物はそれぞれ存在感がある。妹の恋はCuteで救われるが、また、今一瞬のどうしようもない脆さが、それ故に輝く。

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すぅ

3.0家族の物語

2020年7月23日
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ビジュアルイメージが映画の内容と合っていない。きれいな画といける音を観せたいのは、エンディング近くの挿入歌「色と音」で知れる。
だがこれは壊れた家族の再生の物語。
ティラーラッセルが可愛いし、お兄ちゃんの話より、妹の話に比重を置いた方が良かった。
教会の説話、何処かで聞いたような…あぁ、世紀末の詩で竹野内豊が叫ぶ奴だ。あれ、DVDにして欲しいです。

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michi

3.5細波と荒波

2020年7月22日
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悲しい

幸せ

レスリングに打ち込む高校生、タイラーとある出来事によって辛い状況に置かれる妹のエミリーを中心に描く家族の物語。

もうちょっとホンワカした作品なのかと思っていたので、あの夜の展開には驚き。

その日の出来事は極端だが、そこを除けば、まだ10代の男の子であるタイラーの気持ちや態度は、共感できると言うか、全てを否定できる人は居ないのではないかな。。

勿論絶対ダメなとこもあったけど。

そして妹のエミリー。健気で優しい良いコすぎる。それを支えたルークもグッド。

その他、家族を想いながらも結局は不器用な方向に行ってしまう父親と奥さん。
根は良い人なだけにとても歯痒い。

家族の難しさを描くと共に、壊れた家族を取り戻せるのも、また家族なんだなぁと。

また、しがらみを無視して大切に想ってくれる人が1人でもいれば幸せになれるのかと、柄にもなくそんなことを感じさせられた作品だった。

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MAR

3.0まんまと

2020年7月22日
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映画館に来て、やっちまった!じかんかえしてw!と思ったのは久しぶり、いやあまり記憶にありません。
でも結局は自己責任なんだよなぁ。美しい色彩のポスター、添えられたコピーに安易に何かを求めに行ったのだから…。

内省的なリリックもトラックもあるのでしょうが、タイラーの心にフィットしたのはゴリゴリのラップミュージック。登場人物も作品自体も、ステレオタイプに何重にも包囲されているようで息苦しかった…わざとでしょうか。

とはいえ、帰宅してから本作についてあれこれ思いを巡らせるのは意外に楽しかった。

エミリーは兄を止められたのは自分しかいなかった、だから引き金をひいたのは自分だと重責に苦しむ。

でも実は、アレックスの命を奪うカウントダウンを始めたのはクリニックの前で抗議していた人たちではないだろうか。

彼女らが言葉と態度を選び、若い2人の心に響くような問いかけをしていたなら…。などと考えてしまいます。最も血を求めていたのは誰?いやまさか。

それにしてもタイラーは自分とは違う意見に2秒と耳を傾けられない。また、心のうちを自分自身にすら説明できない。
言葉がからまるとすぐ諦めてゴミ箱に投げ捨ててしまう。ピアノで遊ぶ心を持った彼なのに…。

人の話は最後までよく聞きましょう。自分の考えが伝わるように根気よく話しましょう。
何だかクラス目標のようなものが心に残った。大切なことには違いないですが。

鑑賞後いろいろ思いをはせるのは楽しかったので、まぁ良しと思います。でも正直早く別のスクリーンで上書きしたいw

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ru

3.0人生には波があり、それは良い波もあれば悪い波もある...

2020年7月22日
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ミュージカルを超えた「プレイリスト・ムービー」なんて売り文句ではあるが、全体的に音楽が映像に塗り込まれていて、音楽と映像が分離していないことを良い部分としてとらえるか、悪い部分としてとらえるが評価は分かれるのだろう。

ミュージカルという言葉を使いたくないのか、ソフトミュージカル的な作品に対して「プレイリスト・ムービー」と言っているのかとも思ったのだが、実はそこまで「音楽」自体に軸を置いた作品ではない。

またケルビン・ハリソン・Jr.の絶望的な歌唱力による車内シーンから始まるだけに、この歌唱力でミュージカルなんてやめてくれ!と思うかもしれないが、そこは安心してほしい。その悪夢はすぐに終わってくれる。

間違いなく、今作のエッセンスやスパイスとして「音楽」が機能しているし、監督自身もインタビューなどで、「まず使用する楽曲のプレイリストを作成し、楽曲から受けたインスピレーションをもとに脚本を執筆した」と語っている通りではあるが、それは「音楽」によって形成されているドラマではなく、ドラマの内容を想定しつつ「音楽」をはめ込んでいったというものでは完成されるものが違ってくるのだと思う。

それが今作は絶妙なラインで「音楽」と「ドラマ」が一体化していて、良い意味で「音楽」を「音楽」として分離した形で感じさせない、ごく自然に感じられるのだ。

だからこそ、逆に意図してドラマパートと音楽パートを分離させる構造の定番ミュージカルや音楽ムービーと想定して観ると失敗する作品であるのだが、作品で描こうとしている、繊細であり残酷なテーマ性と「音楽」と同様に所々に映し出される海だったり、パトカーのランプの光などを巧みに使ったアート的な映像美が幻想的にも機能していて、決して「音楽」に引っ張られてノリだけで作られたような、アートって言えば成り立つでしょ!と言わんばかりの強引なアート映画では決してないことだけは断言しておきたい。

今作を大きく2つのパートとして分けると、父親からの圧力や継母との関係性もありながらも、充実したエリートリア充人生からの転落するタイラーの物語と兄の起こした事件によって、日常にあったものが奪われるが、その中で触れる優しさからの再生をしていくエミリーの物語。

つまり人生には波があり、良い方向から悪い方向に動く波もあれば、逆に悪い方向から良い方向に動く波もあるという、ときには別の波の余波が影響をもたらすこともあるということを、同じ家族という形態の中でも容赦なく起きてしまうという、家族だからこそ起きてしまうという現実の残酷さがタイラーとエミリーによる2つの視点を通して描かれているのだ。

実は普遍的なテーマであり、逆に言えばありがちなドラマではあるのだが、確実に「音楽」と「映像美」によって、大きく差別化に成功している作品である。

出演者としては、『エスケープ・ルーム』『ロスト・イン・スペース』などに出演する若手女優エミリー・ラッセルの可愛らしい表情にも注目してもらいたい。

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バフィー吉川(Buffys Movie)

4.0光と影と色と音とリリックのオブジェ

2020年7月21日
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鑑賞方法:映画館

光と影と色と音とリリックのオブジェが人生の脆さと喪失とささやかな再生を切なく激しく表現する傑作だとは思う。ただ、個人的には必然の様に転落していく凄まじい前半に対して、後半の再生のパートにはあまり乗れなかった。まあ、これはそれぞれの見てきた光景によるんだろうな。

あと、映画の評価とは別の話。カニエ・ウエストの楽曲が印象的なシーンで使われるんだけど、主人上のタイラー並みに不安定になっている今のカニエが心配。

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ピンボール

3.0意外と、長い

2020年7月21日
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鑑賞方法:映画館

基本的な画像の質は良くありません。音質も低音が制御できていないような印象で、あまりクオリティーの高さを感じませんでした。
しかし、展開や絵や光などがめまぐるしく変化していくために、質の粗さは、それこそ粗探ししなければ気にならないと思います。
内容が盛りだくさんであるため、想像以上に長く感じました。でも、その中には心に響く小品やら音楽などがきっとあることでしょう。
自分はとにかくエミリーには絶対に幸せになって欲しいと祈るばかりです。

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SH

3.5涙なしには見れない

2020年7月20日
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家族の重すぎる愛によって自滅し、他人の愛によって救われる。前半は辛すぎたが、後半は涙なしには見れなかった。

音楽ありきの映画とのことだが、音楽がうるさく、過剰に感じた

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yuyu

3.5割とまっとうな家族の映画バイザフロリダ

2020年7月19日
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観るまでいまいちなんの映画かわからなかったけど、見てみれば割とまっとうな青春と家族の話バイザフロリダみたいな映画だった。
予告編で散々宣伝されてるように夏だしサウンドを楽しみに観には来たので割と堪能する。シーンによってシネスコとスタンダードだとか画面が変わるが、観た映画館が何故かベースがビスタになっているので勿体ないと思った。

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ONI

4.0賛否別れる

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

前半、リア充高校生のあれやこれや
正直、イラつく
舞台が日本だったら、主人公死ね位思ったかも
後半、満を持してルーカス・ヘッジス登場
いい映画なんだろうが、退屈といえば退屈
日米の高校生事情が違い過ぎるので感情移入できず
とりあえず、アメリカは飲酒運転に寛容だよね(酒飲んだあとさらっと運転する場面多し)

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うんこたれぞう

4.0ストーリー自体は単調だけど

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

  ストーリー自体は、よくある話。一見幸福な家庭がある事件がもとで崩壊するが、最後にはまたまとまりを持つ。

  ただ、この映画は背後で流れる音楽の歌詞、そしてカメラワーク、画面からこぼれ落ちる色彩の変化、スクリーンの変化が、ズンズンと見た後になって心の鼓動を揺るがしてくる。
  また、あの家族に会いに映画館に行きたくなる。

  もちろん、数ヶ月後にはサブスク系で配信されるかも知れないが、この映画は映画館でこそ観るべき映画だと思う。

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まさ

3.0ちょっと珍しい洋画かも

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

前半と後半で主人公が変わる作品。
話も邦画とかでありそうなお話でちょっと珍しい。
音楽の使い方も面白いし、少しクドいけど車中の撮影なんかも試行錯誤しててやはりなんだか珍しい。
途中途中でインスタの写真を観てるかのような魅せ方を挟んでくるのがやり過ぎてる感があってお腹いっぱいになってしまうけど。
心技体の精神って大事だよね。格闘技だったら尚更。

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まん坊

4.0響く場面は何故か音楽なし

2020年7月18日
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鑑賞方法:映画館

実に美しい映像で描かれるが、前半のタイラーの物語は話の雰囲気に対して映像も音楽も上滑りしているように感じられてあまり迫ってこなかった。途中で画角を変える意味もわからないし。
それに対して後半のエミリーとルークの物語はミニマルながら、だからこそのリアリティを持って迫ってくる。テイラー・ラッセルもルーカス・ヘッジスも素晴らしい芝居だった。特に、ルーカス・ヘッジス!
こっちが本命じゃん、と思ったらエンドロールではテイラー・ラッセルが一番に。なんだよ、そういうことかよ。
エミリーの物語を描くためにあれだけの尺をテイラーに割いたのだとしたら、意地が悪すぎませんかね…?
しかし、プレイリスト・ムービーと言いながら響く場面は何故か音楽なしなんだけど、それもどうなの…?

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ぱんちょ

4.0エミリーの物語

2020年7月18日
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鑑賞方法:映画館

そっと心を開いて行くエミリーが美しい。
シンクロする様にゆっくりな速度で再生する家族の繋がり、物語は後半になり急に切なくなる。
特に妹エミリーの心の機微が、美しくて切ない。

あんな壊れ方しなければ気がつかないのは皮肉だけど、近しければ近しい程意固地になるのだから、人間らしいのかもしれない。

後半のエミリーとルークのやりとりが美しくて優しいから、前半の躍動感のあるカメラワークと音楽が軽く感じてしまった。

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パプリカ

4.0好き嫌い分かれそう

2020年7月17日
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鑑賞方法:映画館

重いテーマを巧みな撮影と色合いを使った心理描写、終いにはスクリーンサイズまで使って表現した素晴らしい作品。
愛情と思い込んでいる歪んだ感情から崩れていく家族の再生の物語。人を赦す事がこんなにも難しく、こんなにも大切な事だと考えさせてくれる。
ただ売りのひとつのプレイリスト映画ってのはどうだろう?歌詞が心情を表すのは良いんだけど、ずっと歌詞のある曲が続くと、少しノイズに感じてしまう。悪くはないけど流行るとちょっと嫌。

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mtmt

3.0これは自分には合わなかった

2020年7月17日
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鑑賞方法:映画館

落ちていく兄を描いた前半、傷つきながらも自分の人生を見つけた妹を描く後半。

不自由のない環境にいて自滅したから共感できんかったのだろうなぁ。それに被害妄想かも知れんが『悪いことをしてはいかんよ』と言われている気もした。後半挽回したとはいえ後味の悪さは否めない。

『プレイリスト・ムービー』なんていうキャッチコピーもどうかな。まあ、確かに人のプレイリストを我慢して聴く感覚はあった。

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エロくそチキン

2.5これはエミリーの物語

2020年7月17日
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鑑賞方法:映画館

前半1時間、ハイスクール生活を満喫していたタイラーに焦点が当たり、突然それは終わる。そしてタイラーの妹、エミリーにスポットライトが当たり、家族のその後が描かれる。
エミリーのボーイフレンド、ルークの父親の話も絡め、両親、タイラー、エミリーの家族が再生へ向けて僅かな光が見え始めた所で、話は終わる。

この映画は、黒人の肌が非常に美しく撮られている。色彩と、光と音楽。多少音楽は過剰気味に感じたが、とにかく画面が美しかった。反面、物語は切なく重く、苦しい。
今を生きる、愛を伝える、家族であり続けることの難しさ。アメリカということで一見派手に見えるけれど、抱える問題の根は同じなのだと思った。

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ヨコヨコ

3.5「家族という他者」と生きていく

2020年7月16日
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「誰が正しい」とも「誰かが間違っている」とも言えないのが『家族』という繋がり…という、至極普遍的なテーマ。

混ざり合う色彩描写や(特にアメリカでは警戒を示す)赤と青の点滅、使われている音楽も、ただノリの良いだけのヒップホップではなく、多層的な構成になっているあたりも、家族というものの多面性を表している様に見える。

その誰もが「家族のために」と思ってとった言動が、結果的には家族を追い込むことにもなりえる。それでも、その時自分が「正しいと思う道」を選び続けなくてはならない。

途中まで、主人公は兄のタイラーだと思っていたら、上映開始から1時間20分ほどかけて描かれるのはあくまでその「前フリ」。

そこからもう一度『家族』というものを、そのそれぞれが手探りで築いていこうとする。

家族という共同体は、その選択を放棄することが許されないからこそ、誰しもがいろいろな軋轢や葛藤を抱えながら生きていくことになる。

どの家族にも、少なからず「不和」があるし、どの家族も何らかの形でそれを乗り越えて暮らしている。

そういった家族の「崩壊」と「再生」の物語。

コレといった派手さも明快なカタルシスもないが、それがむしろ家族のリアルでもある。
(評価の★の数を「オススメ度」としてとらえると、そういう意味ではもうひとつ。)

「ああ。ちゃんと親に会っとこう…」

そう思わされる映画。

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キレンジャー