劇場公開日 2021年6月4日

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「大川宏洋氏が逮捕されたとのことで、そういえば映画撮ってたなあと思い...」グレーゾーン よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0大川宏洋氏が逮捕されたとのことで、そういえば映画撮ってたなあと思い...

2024年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

大川宏洋氏が逮捕されたとのことで、そういえば映画撮ってたなあと思いだし、調べたらアマプラにあったので見てみました。

まず、撮影はプロの方が行っているようなので、よくある素人監督のとても映画として観られないタイプの酷さはありませんでした。映像はちゃんとしています。あと、役者さんたちもちゃんとしています。

まず、ひどいのはシナリオ。二転三転するどんでん返しモノをしたかったんだろうけど、そもそもの設定がガバガバすぎるのと、繋がりがよくわからない場面展開で、なぜそうなるのかわからないまま話が進んでいく。なのにそのガバガバ設定が実は物語の大事な伏線だったとか、あきれてポカーン状態になってしまった。

冒頭、ヤクザに捕まった主人公がボコられてるとこにたまたま敵対ヤクザの女の子が単身で乗り込んできて、グダグダ茶番をしていると思ったら何故か敵対ヤクザに弟子入り。主人公はヤクザの親分に偉そうな態度とったらなぜか気に入られ、親分突然血反吐を吐いたと思ったら暗殺され・・・、と。この観客置いてけぼりの展開が実は伏線でした!なんてね。もう・・・。

んで、も一つひどいのが主演の大川宏洋氏。まず、残念ながら反り腰のため立っている姿がカッコ悪い。他の役者さんがキリっと立っている中にひとりド素人が入っている感じ。本作のポスター見ただけでも一人だけ素人感が出てる。
さらに滑舌の悪さを彼なりにカバーするためなのか、口を大きく開いてセリフを話すようにしているんだけど、人の1.5倍くらい大きい口を思いっきり開けて長ゼリフを早口で言うもんだから見ていて辛い。しかも演技もかなりひどい。なんかシリアスな演技は基本棒読みなだけなのに、俺うまく出来てるだろ?みたいな雰囲気を出してるのが悲しい。おちゃらけ演技は吹っ切れてて悪くなかったけどね。

これ、シナリオはちゃんとプロに監修してもらって、宏洋氏自身は監督のみに回るかちょい役程度にすればよかったのに。
せっかく日本を代表するパントマイマーの中村ゆうじさんを起用したんだから、演技指導してもらうとかさ。宏洋氏が喋っただけで一気に作品の質が下がる感じなのが残念。

幸福の科学の映画は一本も見たことないけど、宏洋氏がこんなんでよく清水富美加のお相手役をやってたな。
清水富美加の人間性は知らんけど、当時の若手女優さんの中ではずば抜けた才能の持ち主だったと思うけど。
親の力で大抜擢されたのに、勘違いしちゃったんかねえ。

よんしん