劇場公開日 2021年1月8日

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「米騒動。 そのようなことが何度も起こるが事態は改善されない。 親の窮状を見かねた幼い子供が米屋にドロボウに入るなどの悲劇も起こる。 こんな深刻な状況をどう乗り切るのか?」大コメ騒動 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0米騒動。 そのようなことが何度も起こるが事態は改善されない。 親の窮状を見かねた幼い子供が米屋にドロボウに入るなどの悲劇も起こる。 こんな深刻な状況をどう乗り切るのか?

2024年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

動画配信で映画「大コメ騒動」を見た。

2021年製作/106分/G/日本
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
劇場公開日:2021年1月8日

井上真央
三浦貴大
夏木マリ
立川志の輔
吹越満
鈴木砂羽
舞羽美海
左時枝
柴田理恵
木下ほうか
西村まさ彦
中尾暢樹
工藤遥
冨樫真
吉本実憂
内浦純一
石橋蓮司
室井滋

2024年の今から約100年前の大正7年のはなし。
米どころの富山なのにコメの価格がどんどん高騰していた。
理由はシベリア出兵。

「シベリア出兵」とは、1917年(大正6年)に起こった「ロシア革命」ロシア帝国内におけるクーデターに対する干渉戦争のこと。 1918年(大正7年)、シベリアでのチェコスロバキア軍の救出を名目に、アメリカ、イギリス、フランス、日本の連合軍が出兵。

漁師の妻たちは不漁期に出稼ぎに行く夫たちの代わりに米を担ぐなどの肉体労働に従事していた。

稼ぎのいい夫なら妻たちは楽をできるのだがそうでない場合は深刻である。

子供にも満足に食事を提供できない。

そこで起こるのが大挙して米屋に押し掛ける米騒動。

そのようなことが何度も起こるが事態は改善されない。

親の窮状を見かねた幼い子供が米屋にドロボウに入るなどの悲劇も起こる。

こんな深刻な状況をどう乗り切るのか?

室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝ら富山県出身俳優たちが多く出演している。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

ドン・チャック