ザ・ピーナッツバター・ファルコンのレビュー・感想・評価
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2時間だけでも旅をしよう
損得勘定抜きで付き合える人が居ると、心から楽しいんだ。損得勘定抜きで愛するものや好きな事があると、生きていて良かったと思えるんだ。
この人と付き合うと徳をする。こんなもの就職や自分の将来に何の役にも立たない。こんな事やったって時間の無駄だ。こんなことやったって、こんな人と会ったって、こんなもの、、、
「損得」という悪魔の囁きに心が支配されているなら、ザック達と一緒に2時間だけでも旅をしよう。多分、もっと旅がしたくなって、もっと人と出会いたくなって、もっと何かを愛したくなって、トムソーヤの冒険を読みたくなる。
“ルールNo1、パーリー!” 予告も観たことなかったけど、...
“ルールNo1、パーリー!”
予告も観たことなかったけど、
日本版ポスターの印象がよく、
シャイア・ラブーフ主演だし
観るリストに入れていた作品。
今週の火曜日に観てきました。
あぁ、、これは観て良かった。。
なんかね、ほんと気持ちがやわらいだ。
観ているときも楽しかったし
観た後もあったかい気持ちになったし
決して派手なお話しじゃないけど
登場人物のみなさん、いい味出してるんです。だからちょっとベタだなぁと思わせるような展開も素直に楽しめる
ダウン症の少年ザック、
ちょっと心に傷を負ったはみだし男タイラー、ザックを追うエレノア
三人のバディ感に加えて
ジョン・ホークスやら
ローラ・ダーンのお父さんが
脇を固めてるし
にぃちゃん出て来て心で叫んだし
ジョンバサーー!
キャスティング素晴らしや
舞台もよかったなぁ
アメリカ南部の田舎の畑とか大きな川とか。
ゆっくりとした時の流れが心地よくて。
あれミシシッピーかなぁ?
あのシーンはちょっとドキドキしたけど
あと三人のバディ感が本当に素敵だったからアレだけはやらないでくださいよーと観ながら感じていたことがあったんです。
やりやがった!!
でも、直後にそれをやったのは
別の意味があった行動だとわかって
監督さんわかってらっしゃるなぁって、、
そしてね、作品の題名の意味が
わかったときは
ほんとおーー👏👏ってなりましたわ。
あのシーン大好きっす
もしこの作品をご覧になるなら
予告を観ないほうがいいかも。
楽しみは多いに越したことは
ないですからね♪
お騒がせ俳優の一人の
シャイアラブーフだけど、本作の撮影期間中にもやらかして公開が延期していたそう。
主演のザック君に窘められ改心したらしくオスカーのプレゼンターに二人が出ていたのをみてほんと良かったなぁと。
シャイアの自伝的映画
「ハニー・ボーイ」
今年公開が決定したし
シャイア役を演じるのが
ノア・ジュプ君とルーカス・ヘッジズ!
今から楽しみにしているからシャイアもう悪さするな、よ
「思い」、「出合い」、「努力」、「結束」・・・「さらなる前進」
大切で重要なことを気づかせてもらえる作品であると思いました。たとえば、トッププロスポーツ経験者は、光り輝くトップスター選手の育成のためにいつまでも傾注することだけではなくて、徐々に下位層に歩み近づいてゆくスタイルを実践できたらとても素敵だなあと。
性善説を信じたくなる
いやー、実に和む。温もりがあって優しい。
「友達ってのは自分で選べる家族だ」とか、くさいセリフも出てきますが、相田みつをみたいに教訓的では無く、ハックルベリー・フィンの冒険みたいな古典的アメリカンシネマの良い所がいっぱい詰まった作品でした。
監督は「スタンドバイミー」から影響を受けたと語っていますが、なるほど、何となく少しだけ納得。
この映画にケチをつける人は相当のへそ曲がりです。
舟旅してみたくなるね
友達は自分で選べる家族
僕の事も知って欲しい
お前はパーティに呼ばないetc..
この作品には心に残る台詞が沢山あった。
ザックの言葉には嘘が無いからなんの気なしで言った言葉がいちいち心に残ってしまう笑
良く見せすぎてるという意見もあるかもしれないが、それでも笑いあり涙ありのとても良い作品を観れて幸せだった。
☆☆☆☆ 「僕は善玉?それとも悪玉?」 まさか!まさかのプロレス礼...
☆☆☆☆
「僕は善玉?それとも悪玉?」
まさか!まさかのプロレス礼賛映画が地上へと降臨した。
あの、あの、あの〜!ジェイク〝ザ ・スネーク〟ロパーツが出て来るんですよ〜
♪───O(≧∇≦)O────♪
彼の試合は。日米レスリングサミットの東京ドームで、生で見たんですよね〜٩( ᐛ )و
間違いなくプロレスの歴史上では最高のD D Tの使い手なんですよ〜!
…は?ついつい興奮してしまった。移管…じゃなくて、いかん!いかん!レビュー、レビュー!っと。
映画は2人の逃亡者が登場します。
ザックははダウン症の為に保護観察が必要。
一方のタイラーは、過去に起こした自分の過ちから。心の中に一生をかけても償い切れない程の、後悔の想いを持ち。それによって、村八分に近い扱いを受けている。
そんな2人が過去に別れを告げて、新たな人生を歩もうとする。そこで目指すのが、先ずはザックが憧れていたレジェンドレスラーの経営するプロレス学校への入学なんですよね〜(´ω`)
ザック役の男の子は、障害者を支援する活動を行なっていて、本作品が俳優デビューとの事ですが。見るからに本当の障害者に見えるのだから凄い!
一方のタイラー役には、シャイヤ君…って。もう君付けで呼んでは失礼にあたるくらいに、俳優としての成長が著しい。
更に、更に。ダコタ・ファニングは相変わらず可愛いしね〜(#^.^#)
でも、幾ら車の鍵が…とは言っても。急に心変わりをしてしまうのには、彼女の立場からして今ひとつ納得しかねましたけどねΣ(-᷅_-᷄๑)
まあ、可愛いから許す( ˘ω˘ )
そして、そして、ブルース・ダーンですよ〜!
マジでこのジジイ最高〜!
とにかく、その息の長い活躍には素直に脱帽です。
元レジェンドプロレスラーとゆう役柄自体を考えると、肉体的には程遠いと言わざるを得ないのですが。プロレスラーとして、1番大事なところ…それは何と言っても登場シーンなんですよ〜!
映画の中で、再登場するその場面!
「いよ〜つ!カッコイイぞ、このクソジジイ〜!」
兎にも角にも、まさかまさかのプロレス愛が溢れた映画の登場で。何も知らずに観ていたこちらのテンションは上がりに上がってしまいました〜(´ω`)
2020年2月11日 イオンシネマ板橋/スクリーン10
大人のためのお伽話
ユーモア、ひたむきさ、誰かを大切にすること、そんな人生のエッセンスがバランス良く配置された、大人のためのお伽話です。『リトル・ミス・サンシャイン』の時も思いましたが、すべての要素の配分が自分にはとても心地良くて、後味がいいんだよなあ。大好きな作品がまた一つできました。
ただただ優しい映画。
こんな優しさを持つ人になりたい。
小学校のときにダウン症の女の子がいた。
オレは全く理解できてなかったし、周りも啓蒙することはなかった。
そう、学校なのに全く学ばせなかった!
彼女は才能が発揮できたかな?
子供のとき、これや、チョコレートドーナツとか見てれば…
優しさと、飛び出す勇気。
オレも毎日が冒険だ!
やっと家族になれたね。
ザックは、ダウン症の青年
プロレススクールに行きたい!
漁師の青年は、つきに見放された!
愛を亡くした看護師
本来なら出会うことのない3人が出会う。
イカダで旅にでるなんて
まるで
ハックルベリーのワンシーンだ!
ラストのプロレスシーンは
よかったなあ!
やればできるんだ!
そして
ザックは言う
やっと家族になれたね!
久々のじわり作品☺️
個人的には好きな作品でした。
ゆっくりじわりと進むストーリー
一転してテンポ良く展開していく後半
男同士の友情
ハンディキャップに対する公平な見方
ほんのり恋の進展も
バランスは絶妙だった
惜しむらくはラストの余韻感
後日談はあと2分くらいかけて
描いて欲しかった☺️
でも、よい作品
ハリウッド系見飽きたよというかた
わざとらしい泣かせる作品より
じんわり感動する作品観たいよというかた
是非お近くの映画館へどうぞー☺️
心が和むロードムービー
179席シアターを独占鑑賞。運に見放された漁師と施設を抜け出した青年が織りなす冒険が実に面白くて興味深い。二人の凸凹コンビが実に愉快で応援したくなり心が和んでくるロードムービー。友達ってのは自分で選べる家族だ。
2020-24
うーーん・・・イマイチ心入らず。
期待し過ぎたのか?
少し退屈でした。ストーリーに無理な展開が多いと思うし。
そして申し訳ないけど、主演の2人がミスキャストな気が・・・演技力という点で。
ハンディキャップというのが柱なだけに、厳し目です。
ザック・タイム
ジョージア州サバンナの高齢者施設から脱走した22歳ダウン症のザックと、放火をして追われるタイラーが出会い、プロレスラーの養成所があるエイデンを目指すロードムービー。
憧れのソルトウォーター・レッドネックというプロレスラーが運営する養成所に入る為に、施設をパンイチで抜けだしたザックが隠れたボートは、他人のカニ籠を盗んでボコられ籠に火をつけて逃げようとする男のものだった。
という出会いから、フロリダを目指すタイラーが、ザックを道中のエイデンまで連れて行くことになるストーリー。
最初はダウン症と気づいていたのか判らないし、やさぐれ男のタイラーだけど、特にザックを色メガネでみることはなく、彼なりに普通に接して行く。
ザックの夢を聞きダウン症のことを聞いても尚、ベタベタ過剰に甘やかすことも、冷たくすることもなし。
とはいえ、ちゃんと最低限気付かっているのはみてとれるし、エレノアと合流してからの件なんかホントその通りだよなと感心させられる程。
残念なところからの上昇展開はみているこっちもワクワクドキドキ、見事に作中に引き込まれて、ベタではあるけど優しさと明るさと強さに感動&ほっこりさせられた。
海が恋しくなる
思わず旅に出たくなる、ロードムービー。
筏に乗って風、波に揺られて旅をする。
最高だろうな。
ザックというダウン症の男性と漁師のタイラーを主人公にした心が温まる映画。二人の男の友情に目頭が熱くなる。
女同士ではこういった友情は難しい気がするから、こんな男の友情がなんだか羨ましくもある。
タイラーの語る言葉が詩的で美しかった。
ダウン症という事情
ダウン症という事情をかかえた青年を、単なる〈保護の対象者〉という視点だけで関わるのか。
そうではなくて〈一人の青年〉として関わるのか。
そんな〈対立〉を〈対話を中心とした関わり方〉で、自然と乗りこえていった二人と一人。
おそらく介護士エレノアは葛藤したでしょうね。
最後には「この二人と一緒に過ごした方が人生楽しそうだわ」というセリフはありませんが、エレノアはそう思っていたのだろうと思えるような、さわやかなエンディングでした。
#ザ・ピーナッツバター・ファルコン
優しい映画でした。
映画の感想を見て、私が感じたことです。
人に助けてもらわないと生きていけない人は、
もちろんいます。
でも、
人を助けて生きていける人もいるのかなぁ
と思いました。
タイラーがそうかなぁ。
ザックと出会って、人生変わったよ。
そうやって、人は助け助けられて
生きているんだ。
旅に出るのは、いいですね。
知らない者同士が、
歩きながら話して、
互いを知っていく。
実際の世界でもありそうでない。
まぁ、私は映画で充分です!!
夢のあとさき
それぞれに心の傷を持つ3人の、冒険ロードムービー。
一人は、家族に見離され不本意な施設で時を過ごすダウン症候群の青年ザック。
一人は、献身的にザックの生活支援を考える施設職員のエレノア。
一人は、兄を亡くした責めを抱えながら、その日暮らしから抜け出せない漁師タイラー。
ザックは、何度目かの失敗のあと、同室のカール爺さんの「友だちというのは、自分で選べる家族だよ」という言葉と共に送り出され、念願の外の世界へ。
カール爺さんの部屋で1,000回も見た、ビデオテープに映ったプロレスラー・ソルトウォーがザックのヒーローであり、彼のプロレス養成学校に入りプロレスラーになるのがザックの夢だった。
その夢に向かって一目散に踏み出すザック。
もめ事の最中に偶然出会ったタイラーは、初めザックをあしらうが、お尋ね者同士が引き起こす事件の度に二人の魂の距離は近づき、やがてお互いを認め合う友だちに。
そこへ、ザックを追いかけやっと見つけたエレノアが加わり、3人の旅が始まる。
ザックを施設に戻そうとするエレノアに、タイラーはザックの夢を応援する約束を語る。
「彼が本当に望んでいることを、叶えてあげたい」と。
自分の職務を全うしたいと思いつつ、エレノアも夢を追う二人にいつしか心を寄せていく…
その後も、いくつかの事件を乗り越え、思いがけない形で夢はかない、その先に更なる未来が待っていた。
『スタンド・バイ・ミー』を想わせる、目的に向かって道なき道を進んで行く物語の中に、ハンディをものともせず乗り越えていくバイタリティーと、人と人との出会いによって切り開かれる様々な出来事が新鮮で小気味良い。
人一倍力持ちだったザックが覚醒したことで生まれるクライマックスのファンタジー!
これは、障がいの枠を越えて、色々な思いを背負って日々を過ごしている全ての人の背中を押す物語だろう。
主人公のザックがこだわっていた「善玉(Good man)」と「悪玉(Bad man)」は劇中に沢山登場するが、どの人物の中にも実は両方存在していて、善玉と善玉が共鳴、つまり魂が触れあったとき、夢のあとさきは更なる明るさを持って切り開かれるのではないか、そんな希望を感じられるとても爽やかな作品であった。
選ばれし友だち同士が、新しい家族になっていくだろうと予感させるエンディング。その後に流れるカントリーソングが物語を完結させている。
「づっと逃げ続けていた。孤独な日々。でも、あなたに会って、私に家ができました。神様、もう待てません。づっと逃げ続けていた。孤独な日々…(繰り返し)」
夢のあとさきに待っていたものは、昨日まで他人だった者同士が友情を持ち寄って集う『家族』という新しい宝物だった。
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