劇場公開日 2020年2月21日

  • 予告編を見る

「現代芸術の祭典に行けば、よく見かける種類の映像作品なんですけど。」COMPLY+-ANCE コンプライアンス お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現代芸術の祭典に行けば、よく見かける種類の映像作品なんですけど。

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「カメラを止めるな」の主演女優・秋山ゆずき。
あの映画の中で私の個人的に印象に残ったのが、汚れ演技を監督が求めた時に「えー、私はいいんですけど事務所がぁ……」と「しらじらしくも」婉曲に断るシーンだったりするのですが、この映画、斎藤工はそこにインスパイヤを得たのかも知れません。

その秋山ゆずきが本作でも主演女優を演じています。
いろんな関係者に遠慮しまくって、「表現ができない表現者」をパロディにしたこの映画には、あのロジックが100倍、濃厚に膨らませて詰め込まれているようにも感じました。

音響がとても悪い(酷すぎる)ので、不快な時には遠慮なく耳を塞いだほうが楽しめます。
そういう意味で、とびきりヘンな映画ですが面白かったです。

ただ、斎藤工。
あなた、世間を見下しているでしょ。

お水汲み当番