ヴァイオレット・エヴァーガーデン　外伝　永遠と自動手記人形のレビュー・感想・評価

手紙代筆業のヴァイオレットは愛を知らずに育ったため、ある種の劣等感を持っている。
小さな女の子が訪ねてきて、郵便配達をやりたいという。
この子はヴァイオレットと強い関係性があった。
いい話を聞かせてもらった。

映像も音楽も物語も全部いいなぁ
キャラクターもいいけど、ところどころに差し込まれる星空や風景がとても好きだ

金曜ロードショーにて鑑賞
オリジナルアニメを観た事が無かった為、前週のロードショーの特別編集版を観てからの鑑賞です。特別編集版では、感情の無かった少女が手紙の代筆を通じて人と人の心を繋ぎ、自分自身の中に芽生えてきた感情に苦しみながらも、それ以上の喜びを噛みしめ成長していく姿が感動的でした。

今回の外伝では、離ればなれになってしまったある姉妹がヴァイオレットを通して絆を深めていく様子に心を打たれました。
自由を奪われ孤独に埋もれていた姉と、自由奔放で人懐っこい妹という対照的な二人。どちらも寂しさで心にぽっかりと穴があいているようでしたが、そこにヴァイオレットが入り傷を癒やし、時を経ても変わる事の無い優しさで姉妹の絆を繋ぐ様子が描かれていました。

出てくる人皆が良い人でそれぞれの優しさに心が温まります。配達員のお兄さんもすごく良い人で、妹との絡みも好きでした。妹が夢を叶える姿が目に浮かびます。

映画は好きだけどアニメあんまりって感じでしたが
テレビでTVシリーズを放送されたのを観て、
凄く面白いというか、感動というか、、
どうしても、他も観たくなって鑑賞🎥
やっぱり最高でした。
映像もストーリーも素晴らしいです。
前編、後編みたいな形になっていて
繋がっていくのが、また素晴しく。
そして所々で泣いてしまいました。
ヴァイオレットエヴァーガーデン
もう1回シリーズで新作やってくれないかな…
京アニって凄いんですね。
感動しましたm(_ _)m

やはり京アニしか勝たん

2021年5月15日

映画 #ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝ー永遠と自動手記人形ー (2019年) 鑑賞 @Netflix

京アニ放火殺人事件の発生前日に完成した作品
テレビアニメをネトフリで一気見したので、その余波で鑑賞しました
このネット社会で若い人はどういう思いでこと映画を見てるんだろうな？

良家の娘限定の女学園に通う貴族の跡取り娘イザベラ・ヨークのもとへ、ダンスや生活指導の為に派遣されてきたヴァイオレット。友達のいないイザベラと真摯に接し、彼女が心を開いていく中で、かつてイザベラが妹のように可愛がってたテイラーと別れ、再会を望むが叶わなかった話を聞き、ヴィオレットが尽力していくという話。
なんて事ない話だが、ヴィオレットの優しさと心の美しさにほっこり出来る作品。

誘われて観る｢アニメ映画｣。この頃は、邦画と異なるベクトルなため、毛嫌いしていたよう。しかし、この作品はすごく染みた。さすが京アニ。

あくまで｢外伝｣なので、ヴァイオレットが主人公ではなく、ある姉妹にピントが当たっているのだが、描き方がとにかく丁寧。独特な世界観を含みながら、現実世界に近いメッセージを感じる。故に、すごく刺さる…。姉が成長していく姿に、テイラーが胸いっぱいに輝きだす冒険心や探求心。そして、手紙を介した固い絆。ボロボロ泣いた…。

たぶんアニメシリーズをちゃんと見たらもっと泣いてしまうので、たぶん観ない。いや、観れない。今となっては友達に感謝しかない。この思いは手紙にしようか…。いや、いいや…。笑

ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝はヴァイオレットの外側だ。
とにかくカッコイイ！
10代とは思えない大人びたかっこよさ。
戦士としての苦悩を乗り越えたからこその大人びた俯瞰的な眼差し。
女子ばかりの学校では宝塚の男役さながらの憧れられる存在でもあり、騎士姫様はとにかくかっこよくて素敵だ。
しかし、劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンではヴァイオレットの内面が詳細に描かれており1人の女としての内側に焦点が当てられている。
両方の作品を同日に観ると外側からも内側からもより深く耽溺出来てしまう。
ヴェネディクトのシャツの背中とハイヒールがセクシーだ。おねだりした黄色いサイドカーも素敵。
郵便配達人の鏡だ。
手紙を貰った少女が憧れるのも無理はない。
郵便局は全国の新入社員に研修でこの作品を観せて欲しいと思うくらい。
郵便配達人であることを誇りに思えるだろう。

Netflixでシリーズは全て観てからの鑑賞。

とにかく絵が綺麗！
とても丁寧に作られたアニメーションだと言うのが伝わってきます。
背景や衣装もとっても素敵✩.*˚

シリーズの流れをしっかと汲んだストーリーなので違和感なく続きとして楽しめます。

軍人として育てられたヴァイオレット。
戦争が終わり、手紙を代筆する〈自動手記人形〉としていろんな人と関わり、感情を知り、愛を知っていく。

主人公には幸せになって欲しいと思ってしまいます(；▽；)

物語も作画も素晴らしかったです。
TV版観てからの鑑賞オススメします。

絶賛公開中の劇場版を見たいなと思い、TVアニメシリーズを見て、その続きで観ました。
感想
やはり泣かせにきますね！終盤の展開は常に目頭が熱くなってしまいました。そして、ED曲が本編の姉妹のことを歌っていてそれもまた沁みるんです。また、今作の完成直後に京アニ放火事件が起きたということもあり、エンドロールの名前を観ているだけで切なくなってしまいました。
また、時代設定が進んだこともあり、エレベーターや電灯などの機械技術が進んだ世界観にも驚かされました。
それにしても、今作を外伝でくくってよかったのでしょうか⁈OVAのような扱いに近い作品とは思うのですが、このシリーズはとにかくレベルが高すぎるので、この顕著な姿勢に感動しました。コレはもう、映画でしょ！
とにかく細かい表現、演出を観ているだけで心地よくなるこの世界観は今シリーズ独自の味ですよね。
総評
京アニクオリティに圧巻された。物語も、姉妹愛に感動。手紙が書きたくなりました。今作におけるMVPであるベネディクトの活躍は必見です！
劇場版が更に楽しみになりました。
最後に、被害に遭われ方々に心からお見舞い申し上げます。

前半のヴァイオレットは珍しく他の人からすごいと羨まれる存在。この構図は新鮮で、また彼女の成長が実感できる。

テイラーにとって希望に満ちた未来が想像できる。この作品はほとんどが良い話で、終わった後に心地が良い。

ヨークとランカスターで薔薇戦争の薔薇をイメージという名前のつけ方もおしゃれ。

ラストが上品。二人とも力強く生きる姿を想起させてくれる。最後にベネディクトに預けてしまう出過ぎないヴァイオレットにも好感。

今、公開中の劇場版を子供に勧められて、テレビでも観てないからどうだろうと思っていたところ、Netflixでみつけて、鑑賞。ドールって？もう、泣きっぱなし。どうして、今まで観ていなかったのか、悔やまれる作品。

映像が美しい
音楽が素晴らしい
どこぞのトレースしたような映像よりも
この作品が紡ぐ映像はどれも温かみがあって美しい
部屋の奥に貼られたタイルの一つ一つにも気配りがされていて作り手の拘りを感じる
光と影の表現が非常に長けた作画だと思う
キャラも演技も良かったと思う
しかしストーリーと演出だけもう少し練って欲しかった
私は特にこの作品で泣けはしないが、人の繋がりを主題とした内容に感動する
それだけに脚本だけが残念でならない

映画も退屈でつまらない映画でした

アニメもつまらないです

泣かせるねぇ。本当に美しい物語、景色、心象、成長、どれを取っても素晴らしいね。子供に観せたいアニメ。京都アニメーションの力を思い知らされる。これからも素晴らしいアニメを創作、制作して行ってください。

感動の押し売りって感じ

前半部分は、イザベラお嬢様の侍女を務める話で、ほぼ原作通り。薄茶色をベースにした映像がとても美しい。舞踏会の場面は圧巻。後半部分は、原作にはない話で、テイラーがライデンの郵便社で郵便配達人の見習いとして働く話。ちなみにライデンとはオランダかベネチアかパリを混ぜたのような感じの街で、時代はたぶん1900年ころか。ベネチアが一番近いかもしれない。バイオレットもこの郵便社に務めている。全編90分でコンパクトによくまとまっている。