最高の人生の見つけ方のレビュー・感想・評価
全136件中、1~20件目を表示
俳優陣が全員素晴らしい
リメイクだけど、女性版になるとこんなに違うものか。
しかも男尊女卑が平べったく残る日本だからこその面白さ。
天海祐希のつよつよ女社長の億万長者っぷりもいいし、吉永小百合の芯がありつつ他人を慮る思慮深いお母さんもに会いすぎてる。てか声が最高。何歳になっても艶やかな声なんて、ずるいわー、最高だわー!
そして、ムロさんね。シリアス、コメディ、どっちも完璧ってこれまたずるい。
前川清の棒読みもいいわー、なんというか玄人ばっかりの中でちょうどいい。でも結婚式の後悔してる告白セリフのところはわりと自然で自分の人生を振り返ったのかな?なんて。
笑あり、涙ありのリフレッシュ映画にちょうどいい!
リメイクではあるが邦画らしいムード
元はJニコルソンとMフリーマンのコンビで演った流れを熟年女優二人で再現しつつ、天海祐希と吉永小百合が女社長と専業主婦を熱演する。
やはり日本でこの内容をやるとしたら、女性が主人公の方が集客は見込めそう。
映画館でこういった内容の作品を観る年齢層はやはり高齢女性が多い気がする。
若い年齢層はドラマの映画化かアニメ、アクション作品で4DXとか映画と言うよりはアミューズメントで遊具みたいに思うが、これが現在の映画の生き残る道なのか?
中間層も上記+洋画となり、こういった作品を観ている人は少ないように思う。
まぁたまには毛色の違う作品を観て欲しいとは思う。
12才の糖尿病患者だった女の子の代わりにやりたいことをやっていく二人を見て自分とは違う人の人生を垣間見て、何か考えて貰いたい。
“普通”の人生を送っているだけに見える主婦でも軽く扱えるもんじゃないね。
ショボい旦那が次の人生もお前と結婚したいと言わせるんだなぁ。こんな旦那はズルいとは思うけど、あんまり冴えない親父だったから、前川清ってのは一瞬わからんかった(笑)
ただウエディングドレスを身につけた吉永小百合は意外に似合っている…しかしながら御歳70越えの方である。往年のサユリスト達はどういうコメントがあるのか聞いてみたい。
逃げるな、立ち向え、そして、楽しめ
好印象だったジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演の同名アメリカ映画が原案だったので、迷わず鑑賞した。基本設定は同じであり、邦画にしては珍しく、湿っぽい所が少ない作風で、さりげなく人生の生き方を提示した良作だった。
冴えない専業主婦の幸枝(吉永小百合)と、やる気満々の凄腕キャリアウーマンのマ子(天海祐希)は、ともに余命宣告を受け、同じ病室で入院することになる。二人は、偶然、入院患者の死ぬまでにやりたいことリストを入手し、そのリストを実行していく。価値観の全く異なる二人の共同作業が始まる・・・。
二人を演じる吉永小百合と天海祐希のコンビネーションが素晴らしい。全く価値観が異なる、静と動、陽と陰、のような二人が、次第に意気投合していくプロセスは、最近流行しているバディものの典型と言えるが、今までにない吉永小百合の無邪気さを天海祐希が巧みに引き出している感がある。ここまで吹っ切れた吉永小百合の演技を観るのは初めてである。
加えて、二人の人生、生き方も描いているので二人の人物像が明確になっている。幸枝物語、マ子物語、そして幸枝&マ子物語の三つの物語が同時進行していく、三重構造構成なので、作品に深みが出ている。
この手の作品の難しさはラストをどう締めくくるかである。二人の死をどうハッピーエンドに昇華させるかである。本作は、そこに抜かりはなかった。静かではあるが心温まる、余韻の残るラストになっている。
前半は、たとえ余命が分かっていても、二人は、今を、その瞬間を一生懸命に生きて楽しんでいる。しかし、後半になって、次第に、物語は、現実的にシリアスな展開になってくる。ここでは、二人は、今まで避けてきた自分の運命に真摯に立ち向い、結論を出していく。
逃げるな、立ち向え、そして、楽しめ、そんな人生の示唆に富んだ作品メッセージが説経臭く無く、爽やかに心に沁み込んでくる作品である。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した作品を日本でリ...
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した作品を日本でリメイク。やっぱりアメリカ版の方が良いなぁというのが印象。
ですが、元気な吉永小百合や天海祐希の共演は素敵でした。そこにムロツヨシがおもしろくまとめて、良かったです。
素晴らしい出会い
モーガンフリーマンとジャックニコルソンのオリジナル作品が良かったので鑑賞。主演を女性にしたことで、日本の普通の主婦の悩みとか、喜びがうまく表現できてたように思う。普通の主婦にだんだんみえてしまう吉永小百合さまはやはり只者ではない
実にうまく日本の作品に落とし込んでいる
プライムで見かけ「あー、そんなリメイクあったなぁ…キービジュがちょっと微妙なやつ」と何となく観ました。
するとあれ?意外と良い感じな雰囲気?
吉永小百合に天海祐希と言うこのキャスティングがすごいマッチしており、加えてムロツヨシがしっかり脇を支えるようで安心感があります。
女性同士のバディでさらに歳の差をつけた設定や、小さな女の子のエピソードやバラバラな家族等新しい部分を加えており、オリジナルを観た人でも新鮮な気持ちで楽しめます。
生活感のある細かいところとか、実にうまく日本の作品に落とし込んでいる感じなんですね。父親とのエピソードも盛りすぎずさりげないのも良い。
やりたいことリストもちょっと捻りが加わっていたり、ももクロはかなり強引ではあるがすごく良かったとも思いました。
手紙に書けなかった一言ってのも、ものすごい優しく涙が滲みましたね。
そしてラストの回収の仕方もうまかったですね。「あの子のやりたかった事」から、ちゃんと自分自身に帰着してるのもうまい。
何も期待してなかったのですが、オリジナルと遜色のない良い作品に仕上がっていました。
良い映画を見ました。
心がモヤモヤして、辛かったので何となくこの映画を見ました。
内容はなんとなく分かっているものの、
見た後に爽快感や喜びや幸福感をくれる素敵な作品でした。
キャスト◎
ムロツヨシの全力感がよい。彼のおかげで映画が暗くならず、安心感を与えてくれました。
吉永百合子も天海祐希も本当に素晴らしいです。
元気をくれる映画でした。
ちょっとした良質のコメディが見たくて
同じ題名のハリウッド物があるらしい。
いかにも洋画を邦題にしました、みたいな題名だし。
こちらを先に見てしまったが、ほぼ同時にもう片方も見たので比較した感想も
天海祐希が好きなので、こういう感じの配役は嬉しい。
ムロツヨシの役どころも良い。
秘書の役回りはかなりテイストは違うがムロツヨシの秘書は悪くない。
二人の末期癌患者を前に、(悪気は全くなく) 絶対 がん検診的なことはやってそう。
こんなの目の当たりにしたら、しないではいられない。
天海祐希は安定の薄幸金持ち女で、吉永小百合との出会いも不自然さもなく、鈴木りおのお薬手帳に書かれてるっていう設定も悪くない。
最後のオチはなくてもいい気がするけれど。
もう一つのオチの方は、出だしでネタばらししてるわけで、そこに向かって話が進んでいく心地よさがある。
気楽に見られる良さが (って実際は命に関わるわけだから気楽っていう言い方はおかしいけれど)
とても良作だと感じた。
リメイクによるチープさを感じないのは
配役の勝利かな。
元の映画を観ていたので、ストーリー的には目新しくはなかったけど、年...
元の映画を観ていたので、ストーリー的には目新しくはなかったけど、年老いた女性が主人公というのは珍しい気がして面白かった。
自分が死ぬまでにやりたいこと、お金があれば出来ること沢山あるな。
最後の宇宙旅行はあのような形で叶うのね💡
あの大金の使い道を思いついた主人公に感服。
本筋とは外れるけど、家庭のことを一切しない夫、引きこもりの長男、その面倒を押し付けられそうになる長女。
自分の家族とよく似ていて、序盤長女が病院で主人公に言ったセリフや、後半料理をする父親を気にする母親に言ったセリフが、自分が常々言っていたセリフと一緒だった。
自分が薄情なんじゃなくて当然の感情なんだと安心した。
明るいね
明るくてよかったです。がんでステージ4ってなったら、どうしても暗くなりがちですが、ここから残りの人生をどう過ごしますか?って考えさせられました。明るく楽しい人生っていいですね。(私のなかで吉永小百合さんのイメージがどうしても普通の主婦にみえなくて困った。)もう一度みたい。
元のアメリカ版を見てないけど、天海祐希が好きなので 笑えるところも...
元のアメリカ版を見てないけど、天海祐希が好きなので
笑えるところもあり、最後は感動してうるっときた
天海祐希の豪快さが今回も良かった
旅。
人生という長い旅、どんな旅にするかは自分次第。
キャストも良かったが、内容も良かったです。
いろいろ、生き方について考えることができた映画でした。ムロツヨシさん、いい味だしてました。
吉永小百合さんの、落ち着いた口調、
前川清さんのテントウ虫のサンバ、
天海祐希さんのウィッグ七変化も。
気持ちに響く、というより、心に響く感じで、
大事なことはなにか、
じっくりかみ砕きながら観ました。
吉永小百合と天海祐希、2人の凄さがビンビン出ていた。ムロツヨシもい...
吉永小百合と天海祐希、2人の凄さがビンビン出ていた。ムロツヨシもいい味出ていました。
泣けて笑える素晴らしい映画でした。
家族に観せたいと思いました。
死がテーマだが暗くならずテンポよく話は進んでいく。ただその分ひとつ...
死がテーマだが暗くならずテンポよく話は進んでいく。ただその分ひとつひとつのエピソードが軽く見えてしまう。本来実現が難しい夢が次々に叶えられるのも少し違和感があった。
吉永小百合と天海祐希、ムロツヨシという顔ぶれは面白かった。
日本バージョンに期待し過ぎた
モーガン・フリーマンとニコルソンの映画がモロ好みで(周りからベタな展開と言われたけど)
大好きな映画が日本バージョンだとどうなるのかとそれはそれは期待したけど、脚本が面白くない。
取ってつけたような展開にかなりがっかりした。
最後の展開に★一つおまけ。
やりたいことリスト、良いなぁ
死ぬと分かってから今までやったことのない事に挑戦する、良いなぁと思う。
まだ先が長いかもしれない状況だと勇気の出ないスカイダイビングなどもやってみようと思うんだろう。
吉永小百合、天海祐希の明るさも良かった。
死ぬまでにやりたいこと
二人の女性がガンを宣告され、治癒しないとのこと。
一人は専業主婦で頑張ってきたが家族からは感謝されない。(吉永小百合)
もう一人は実業家で会社を一人で引っ張ってきた。(天海祐希)
病院で相部屋になるが、糖尿病の少女が残した「死ぬまでにやりたいこと」と書かれた手帳を、二人で実行することに。
リメイクだが、よく出来ていて今の日本が垣間見える。
全136件中、1~20件目を表示