劇場公開日 2019年2月1日

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「致命傷でないスキャンダルのはずが」フロントランナー 高之さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0致命傷でないスキャンダルのはずが

2021年4月19日
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ぶっちぎり単独トップ(フロントランナー)の候補者にとって、不倫スキャンダルなど致命傷にならないのでは?そこからどうして崩壊にまで至ったのかにまず興味があった。
スキャンダル直後は内部のチームも磐石で世論も大手新聞社も不倫相手さえも味方であった。本来なら大局に影響を与えないかすり傷であったはずである。

しかし、不倫相手への潜在的な軽視やプライドの高さが災いし、味方を敵と誤り、混乱のあまり失言を重ねる。
ワシントンポストの黒人記者の「過去にも不倫をしたか?」など我々視聴者からすれば、完全に否定させるための質問で助け船以外の何物でもないのに、結果その質問は決定的な失言を招く。

まぁ、選挙期間中にナンパするのは、さすがに脇が甘すぎるんだけどね笑

高之