「キングコング梶原に泣かされるなんて・・・」饗(おもてなし) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0キングコング梶原に泣かされるなんて・・・

2019年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 小松市にある温泉旅館えみや。両親が事故で亡くなったため中学生の頃から女将をまかされていた主人公の市川美織。まるで『若おかみは小学生!』みたいな設定だけど、今では23歳になっている。お客様には笑っていただこうと、自ら顔芸やフリップボードで過度のボケを演ずるのですが、SNSでは徐々に評判を落としていくという有り様。従業員や祖父がなんとかそのウェルカム女将をやめさせようとしていた。

 そんな時、暴力事件を起こして逃亡中の大野という芸人がふと宿の前に現れた。実は大野は再起不能だと思い、自殺する場所を選んでいたのだ。ところが、九谷焼の皿を割ってしまったため、ほぼ強制的にえみやで働かされることになったのだ。

 他のレビュワーさんも書いてるようにまるで吉本新喜劇です!というか吉本全面協力なのですね。お笑いによって饗応しようとする女将と、芸人の道を諦めた大野のやりとりがそのまま漫才になっているところが素晴らしい。また、仲居さんのセクシーなみどり、笑顔が素敵なあかねなど、キャスティングにも無駄がない。さむい芸と暖かい芸。65分という短い中にも人情味や真のおもてなしの心が描かれていました。

 しかし、ブルーレイの上映だったし、短いし、メンズデーなどの安い料金じゃないともったいない感があるかも(笑)点数はちょっと甘め。

kossy