母さんがどんなに僕を嫌いでものレビュー・感想・評価
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役者は素晴らしいのに
主演の太賀はじめ、親になりきれない母を演じた吉田羊も良かった!森崎ウィン、木野花といったタイジを温かく包み込んだ人達もすごく良かったのに、物語に深みが感じられなかったのがちょっと残念。あえて軽めにしたのだろうか‥。
胸が締め付けられた
大賀さんの演技に胸が締め付けられた。
残酷とかグロいとか、そういう感じじゃ無いけど直視出来ないシーンが何個かあった。
その中で木野花さんとのシーンは色んな意味で安心してみれた。
混ぜご飯食べたい
本当に嫌いだったのか・・・
これが実話とは、主人公はなんと救われない人生を送ってしまったことか
母親も幸せを求めて結婚したはずが、夫うまくいかず
そのイライラを子どもにぶつけてしまったと思う
あんなにひどい目にあった主人公の救いはばあちゃんと、大人になって
知り合った仲間の存在だ
親がいなくても仲間の存在は大切だなあと思った
男女の関係もその二人にしかわからない理解しがたい関係があるが
親子もまさにそうだと思う。その親子でしかわからない思いがある
母親は本当に子どもが憎かったのか?
あれだけひどい仕打ちをしたのだから その後再会したとしても
何て言葉を発していいのか、冷たい態度しかとれないのではないか
など映画を観て思った
息子役の太賀くん、母親の吉田羊の演技に感動した。
友人役にレディプレイヤー1に出演していた森崎ウィンや
仮面ライダーウィザードの白石隼也が友人役で出演していたのが
ワクワクした
吉田羊さん 良くこの役を引き受けたなあ(立派だなあ) と思った作品
外面は良いが、息子に対しての接し方がネグレクトと言われてもおかしくない母親と息子との20年以上の関係を描く作品。
実話ということにまずは驚く。(フライヤーに実話と記載されていたが、
ここまでとは思わず)
タイジ(太賀)がここまで、器の大きい優しい男に育った理由や成長後、母親と向き合う背景は劇中で、しっかり描かれる。(木野花さん演じるおばあさんの存在や、タイジを取り巻く友人たちの存在)
それにしても、吉田さん、インタビューでも仰っていたがこの自らのイメージを考えると相当リスキーな役を良く引き受けたなあ と率直に思った作品。だが鑑賞すると、吉田さんだから演じる事が出来たのではないかとも思った。
引く手あまたの吉田さんだが、近年の映画出演作としては、「ハナレイ・ベイ」と並んで印象的な作品。
勿論、太賀の熱演が彼女の演技を支えているのは言うまでもない。
<2018年11月20日 劇場にて鑑賞>
題名通りもやもやする
何か、何をしたいのか、よく分からない内容です。
子供の虐待、貧困ですが、社会的な問題としては深刻で、扱うこと自体は、大賛成ですが。
ストーリーとしては、何を訴えたいのか、よくわかりません。
ドキュメンタリー風でもないし。
意図不明で、いらだちを覚えました。
仲野太賀の演技が素晴らしい。 キミツや大将たちとの海辺での演技には...
仲野太賀の演技が素晴らしい。
キミツや大将たちとの海辺での演技には鳥肌がもんでした。
良い友に恵まれたなぁとは思うのだが、、、なにがそこまで固い友情に結ばれたのか、、そこに至るまでが薄っぺらくてなかなか感情移入できなかった。
そして、なぜそこまでして母親と関わっていくことにしたのか。友のおかけでとは思うが、
少し弱いきがしました。
期待ハズレの陳腐な作品
太賀と吉田羊のDVDジャケットの表情があまりに素晴らしく、これが良作と期待して観てみたらガッカリもいいところ、とても陳腐な作品でした。
実話の映画化にもかかわらず、全体的にリアリティが無く登場人物たち誰にも感情移入できませんでした。
他の方も指摘されてますが、まずは友人3人それぞれとても不自然で嘘くさいキャラクターです。
ミュージカル劇団とはいえ、毒舌キャラの劇団員も芝居が全て大げさだし、自分をブタだと蔑んでいたくらいの性格の主人公が、会った初日に失礼なことを言われたからと言って、劇団の先輩に平気で言い返すのもおかしい。
会社の同僚の女の子やその彼氏の登場も唐突で、演出やキャスティングミスなんだろうけど、あまりに不自然な演技や表情で、裏があるのか主人公を陥れようとしてるのかと警戒したのに、実はただの良い人でした、というびっくりなオチ。
余命いくばくのないおばあちゃんとの再会や、その弟が遺品も持って現れてゾウさんの唄を歌い出すのもおかしい。
不正をして営業成績がトップになったくだりも何もきっかけが描かれないから意味不明。
父親からの慰謝料だけでシングルマザーがあんな戸建ての豪邸に住めるの?
そもそも母だけで無く父親からも虐待されていたのに、離婚したからといって父親は全く描かれず、姉もアメリカ在住という都合のいい設定にされてる。
中でも一番の違和感は、母親と向き合おうと決めてからの場面。あんなに虐待されて、家出してまで母と距離を置いていたのに、葬式でも割と普通に接してるし、友人の一言で考え直した主人公は突然母親に何事も描いてなかったかのように尽くし始めたことにはどっシラケた。
とにかく全てにおいて、登場人物たちの感情が何も描かれてないから、台詞でそれらしいことを並べても、内容が歯抜けのようで全く響かず感情移入できない。
原作のエッセイにはこの歯抜け部分が全て描かれてるのかな?
それとも原作がある分なにも脚色できなかったのか。
太賀や吉田羊の演技は素晴らしいのに、演出や脚本が全て台無しにしてる。
語りが原作っぽい
実話なだけに、虐待がリアルだった。巷に溢れる虐待ってこんなんなんだろうな、と。本人が親のこと大好きだから、本人も周りもなかなか助け舟出さないよなぁ。主人公がよくまともな大人になれたなと。完全にばーちゃんのおかげですね。周りにいる人たちも素敵でよかった。
白ける
子供の虐待はどんな理由があれ、絶対に許せない。
それがフィクションであっても、観ていてむかつくことこの上ない。
序盤でこの映画を観てしまったことを後悔し始めたが、
それを救ってくれたのが「ばあちゃん」の存在だ。
心がほんのり温まる。
その後も毒親の観るに堪えないシーンが続くが、
次に救ってくれたのは「気の置けない友人たち」の出現だった。
主人公は光明を見出し、捨てられた毒親は悲惨な運命を辿って然るべきだった。
こちらの気も晴れようというものだ。
なのに、どうしてまた戻る?
母さんがどんなに僕を嫌いでも、僕はお母さんが大好きです?
ふん、毒親の思うつぼだな。
そうやって、骨までしゃぶられるのだ。
私には主人公の行動は不可思議で、嫌悪感すら持ってしまう。
なぜこんなラストなのだろう。
大いに白けた。
今さらですが
DVDで観ました。
ひたすら太賀さんが良かったです!健気な感じがよく似合う。
吉田羊さんの演技も良かったですね、美しい。すごく役に合ってたと思います
ばぁちゃんも可愛らしかった。
ただ、1つわからないのが主人公の友達3人がなぜそこまで主人公に優しくしてくれるのかということ
主人公が別に3人に何かしてあげた描写とかそこまで心惹かれるエピソードが無かったので、そこだけ「?」なままでした。特に女の子。
最後は希望が持てる終わり方で良かったです
大人になれない母
もっと泣かせよう泣かせようとして来る映画だと思った。ずっと大人になれない不安定なままの母親を息子が飛び越えて保護者になっちゃったみたいな。周りに似たような人もいたので迷惑な人だなって。そこまで息子がしなくても良いのにと思うけど、許して平和な時を過ごす為にはしょうがないかな。森崎ウィンが挟まっていないと淡々とし過ぎてかも。
話も感想も至ってシンプルよ。
「母さんがどんあに僕を嫌いでも」を見てしまいました。
こういうテーマが大好きなので、
劇場を探し当てての鑑賞となりました。
結論から言いまして、マジで最高。
2018年に見た映画の中で間違いなくベスト3には入る。
重すぎるけどライト、
重すぎるけどハッピー、
ただただ重すぎるけど最後は笑顔。
ストーリーは、
母親に拒絶されているボーイの奮闘記。
この描写が辛いのなんの…
ただただボーイを応援したくなる映画。
主題歌のゴスペラーズ諸君もいい仕事をした。
早速主題歌はダウンロードしてエンドレスリピートしております。
思っていたより泣けた
大好きな吉田羊さんだから、観に行きました。予告編も観ていたし、ある程度、ストーリーの予想してました。でも、思っていたよりも泣けました。そして、思っていたストーリーとは、少し違ったかな。泣けたのは、感動したからではなく、虐待を受けてるタイジが可哀相だったり、不憫だったりで泣いたシーンがほとんど。実話を元に…とありますが、どうやったら、あんな母親になるんでしょう?母親も、幼い頃に虐待を受けたと言っていたので、愛された事がないし、愛し方が分からないんでしょう。それは、よくありがちな虐待の物語ですが…。よくありがちな虐待モノだと、最終的に和解できるのに、和解といっていいのかなぁ…というような終わり方。一見、ハッピーエンド風に描いてありましたが、私には、ハッピーエンドとは思えませんでした。お友達の存在も不思議でしたね。なぜ、タイジに執着するのか…。まあ、その友達の存在があったから、タイジは、いろいろなことに気付けたり、元気を取り戻したりしていったので、良しとしましょう。
はぁ?と思うこと、思うシーンは、たくさんありましたが、意外と泣けたので、評価は高めにしました。でも、映画館で鑑賞じゃなくて、TVドラマでも良いかも…
太賀君の演技
太賀君目当てもありますが作者の歌川たいじさんが好きなのもあり観てきました。太賀君と言えば今は(今日から俺は)で今井役をやっていてハイテンションですがこの映画では凄く繊細な青年で同一人物とは思えないくらいでした。キャラクター皆が良い味を出していました。良かったです。
太賀さんの演技に評価!
たぶん、たぶんですけど、原作内容が濃くて、二時間で上手く表現できていないのではと思いました。
本を読んだ後にそれを思い出しながら観ると良いのかも。プレビュー的な。
太賀さんは味のある役者さんで素敵でした。
実話なんだよね、ひどすぎ
子をもつ親だとしても、自分の人生を好きに生きる権利はあるとは思う。ただ親であれば子どもを育てる義務とそのための制約はあってしかるべき。それ以前に少しは愛情があるはず。
この映画は憎しみなのか何なのかまではわからないが、自己への欲求だけで子への愛情が全く感じられない。
いずれにせよ、もう少し虐待の背景を見せないと理解ができない。
ただ、自分の幼少時の虐待を投影しているのだとすれば、世の中同じケースはたくさんあるのかもしれないと思わせるには十分だが。
それと、息子もなぜそこまで母親を許せるのか。それにも共感できなかった。
森崎ウィンの弾け具合は良かった。
白石隼也はウィザードの時と雰囲気違ってわからなかった。
「ハートフル」の枠に閉じ込められてしまった映画
虐待を受けて育った子供と、虐待する母親の間にある、簡単には説明のしようもなさそうな愛憎。社会問題としてというよりも、親であったり子であったりする一人の人間として興味を抱かせるテーマだと思った。
ただ実際に作品を見た印象では、虐待のある家庭の中にいる「親」と「子」という関係性において極めて頻繁に語られる要素が改めておさらいされているだけのような感じがあり、この映画でしか表現しきれなかった部分というか、またこの親子でなければ生まれなかった感情のようなものに気づかされるには至らず、虐待をあくまで「事例」として見聞きしているような感覚に近いものがあった。そういう意味では原田美枝子さん主演の「愛を乞う人」など、虐待をする母と虐待を受けて大人になった娘とを、双方を凄まじいまでに描写して見せ切った作品が存在することを思うと、この映画はその考察がやや弱い気がしないでもない。というか明らかに弱い。なんかいくらでも深く掘り下げられるテーマでありながら、所詮ハートフル映画の枠の中に封じ込めてしまったんだな、と言う印象。
そうはいっても、この映画には何度も泣かされた。虐待を受けながらも健気に作り笑いで生きるタイジくんの素朴さと素直さとひたむきさに何度も胸を打たれ、なんども心が痛み、その都度涙があふれた。
それでも。
それでもこの映画を手放しに「良かった」と言える気がしないのは、この映画が完全に主人公タイジへのカウンセリングでしかなく、映画としての物語性に乏しいせいだと思う。タイジくん以外の登場人物がことごとくタイジをカウンセリングするために登場しており、まるでタイジのために神が使わせた天使か何かであるかのようにそれぞれの役割を果たすだけの存在でしかない。タイジ以外の登場人物にまったくの人間味がないのである(ふと思い出したのは、ウィル・スミスが主演したクリスマス映画「素晴らしきかな、人生」だ―ちなみにフランク・キャプラの名作映画ではない―)。
森崎ウィンさん演じる劇団の花形俳優の立ち回りなどまさしくそれで、この人は神様か何かなのか?というほどにすべてをお見通しでタイジくんを導くようなことを言い放ち、絶好のタイミングでレンジローバーで登場してはまた彼に天啓を告げるという役回り。
それ以外においても、タイジを産んだときの母の気持ちに気づかせたいときには友人カップルがタイミングよく妊娠し、「おばあちゃん」と慕っていた女性の弟からは「ぞうさん」の歌を使って母への愛情を再確認させ・・・と、もう全登場人物が神の使いであり、神の思し召しであり、全宇宙がタイジをカウンセリングしているようなそんな世界のお話。本来、登場人物がしっかりと役割をもって登場することは物語においては望ましいことだけれど、ここまでわざとらしいというか強引になるとちょっと白々しく感じられてしまって良くなかった。
ただタイジ役の太賀さんはとっても良かった。泣きの演技も生き抜く知恵としての作り笑いも心の葛藤もすごく自然に演じていて思わず心を寄り添わせたくなったし、美青年ではないのだけれどなんだか可愛く思えてくる雰囲気も含め、この映画の鍵をしっかりと掴んで体現してくれたなぁとこの一作だけでもファンになれそうなほどだった。
泣けませんでした
太賀さんのファンなので、この映画を観ることをずっと楽しみにしていましたが、期待外れの結果になり、残念です。
私が鑑賞した日は、レディースデイだった事もあり、平日なのにほぼ満席に近い状態で、周りには号泣している方がたくさんいました。
そのような中で私は、ウルッとする場面はありましたが、物語が核心に触れていないもどかしさと、全体の演出が思い切りに欠ける感覚があり、感情移入出来ず、全く泣けませんでした。
特に虐待シーンは母親役の吉田羊さんのイメージを崩さない配慮が感じられ、嘘っぽくて、その後の展開への説得力が弱かったように感じます。
私は虐待シーンを露骨に表現するべきと言っているのではなく、説得力のあるストーリー展開、映像表現が欲しかったと言いたいのです。
演出と構成次第では、号泣必至だった内容だけに残念でした。
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