劇場公開日 1978年9月2日

「反戦映画でした」帰郷(1978) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0反戦映画でした

2021年4月28日
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ポスターと題名からチャラいよろめきかと思いきや、真面目なベトナム反戦映画でなかなか良かったです。フォンダ君もボイト君も難しい役を熱演でなくサラリと演じて二人揃ってオスカー獲得はご同慶。
ベトナム終結から3年後、まだまだ戦争の記憶生々しく、ディア・ハンターとは別の方向の反戦映画ですが、セリフがストレート過ぎるのとラストが教科書的なのでもう少し婉曲に表現したほうがジワリとメッセージが伝わるのでは?
でも、あの当時のアメリカ人にはこれでいいのかもしれませんね。とにかくベトナムは部外者の日本人がとやかく評価するのは控えます。

越後屋