「これは一種の悟り」シークレット・ルーム ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これは一種の悟り

2024年2月20日
PCから投稿

単なる夫婦間の喧嘩に始まったかと思ったら、
一時的に身を隠して、何のプレイかと思っていたら、
本格的に雲隠れ?

隠遁生活が始めると、静かな流れになって
主人公が次第に不思議な悟りに似た境地に入る。
途中からは ほぼ一人芝居で、主人公の思考が語られる
事が多いが、雰囲気は何だか哲学的

最後も、結果を描かずに中断する形で幕を下ろしている。
何を見せられてるのかと感じる作品なのだが、
意外と引き込まれる映画だった。

ビン棒