アニー・イン・ザ・ターミナルのレビュー・感想・評価
全13件を表示
不思議の駅に迷いこんだアニーなのかな
ビッカビカのネオンの光と大袈裟なセリフ回しから、カラー版「シンシティ」のような雰囲気を感じて序盤はかなり面白く観ていたのだが、気がつくと少し退屈している自分がいた。そのままエンディングまでなだれ込んで、面白かったんだかつまらなかったんだかわからない不思議な感覚になった。
原因を色々と考えてみたけど、多分一番は終盤のギリギリくらいになるまでストーリーがよく分からないことにあると思う。
「謎が面白くする」とは作中のセリフだが、あまりにも謎が多過ぎて何を考えればいいのかさっぱりだし、伏線のようなものもほとんどないので、謎を謎だとすら認識出来なかった。結果、少々退屈してしまう。
答え合わせというか、ラストも取って付けたような唐突さで(一応かすかな伏線はあったが)驚きや衝撃よりも、ああそういう話だったのね、みたいな冷めた感情しか湧かなかった。
そうなると見所はビッカビカの色彩とマーゴット・ロビーの真っ赤なコートと真っ赤な口紅ってことになるが、このド派手な色使いはストーリーを面白くしたり、それこそ肝心の「謎」に絡んでこないので、本当にただ派手にするくらいしか効果がなかった。
それでも星2つは可哀想かなと思うくらいはなんとなくギリギリだけど楽しめたのはオープニングクレジットがお洒落だったからかもしれないね。ちょっと読みにくかったけどね。
綺麗なネオンとナオン
スタイリッシュと言ってしまえば、それだけで片付いてしまいそうな作品。『パルプフィクション』っぽく、結構無駄話が多くて時系列もいじくってる。しかし、何かが足りない・・・そうだ、この手の映画にしてはアクションがすっごく少な目。
『不思議の国のアリス』をモチーフに使ったり、早く殺しちまえよとイライラさせられたり、バカな男たちの顛末も面白い。もっとも味があって良かったのはマイク・マイヤーズなんだろうけど、楽しんでる雰囲気が気に入った。ちょっと眠くなるのが難点・・・。
マーゴットロビーちゃん💘
マーゴットロビーちゃんに釘付け💗
物語の途中までトークタイム。
途中から、マーゴットロビーちゃんの目的が徐々に見えてきます。
実はこの映画、最初から最後まで色んな伏線があったりします。
最後の復讐劇はスッキリ感と切ない気持ちになりました。
本作の映像から、物語の中の独特なネオンライト、色彩、ライトアップは綺麗で印象的、うっとりしちゃいました💡✨
たのしいよね
ネオンサインの照明の中に綺麗な女の人が出てきて、ワケありげな会話をして、時系列を入れ替えて、ときどき人が死んだりして、「なに、なに、どうなるの?」って観てく映画たのしかった。
主演は《スーサイド・スクワッド》のハーレイ・クイン役の人なんだ。綺麗でいいよね。
パズルの解
カリコレの一本として鑑賞。
予告編によると、どうもいわゆるノワールもので、殺し屋の話らしい程度の知識だけで劇場へ。
冒頭~中盤まで、すごくかったるい。
会話劇ばっかりだし、まだるっこしい展開だなぁ。
たしかに画面作りは凝っているけど、早く殺せばいいのに、何のタイミングを計ってるんだろう?、と疑問符ばかり。
正直、眠気がくらいの退屈さ。
どこかで過去に観たようなシーンも多々あり。
ところが、後半に突然一転。
あのシーンはここの伏線だったのか!
あの繋がらないセリフはこういう意図だったのか!
基にしたあるファンタジーの表紙が出てきて、そうだったのか! と 。
と、様々な違和感が、パズルのようにバシバシハマっていき、最後は「ヤラレター」となった。
ウサギ
ロンドンのとある駅構内にある24時間営業のダイナーで働く女性がこの町で裏稼業を行う男に自分を売り込み巻き起こる話。
サイケでアナーキーな雰囲気が終始あるけれど、描写はマイルドでちょっと肩透かし。
主に会話でストーリーが展開していく
登場人物がそれ程多くないし単純な話なのに、時系列をいじってみせるし後から状況説明したりで判りにくかったり面倒くさかったり…。
オチもある程度読める相関に強烈な後出し設定を載せられた感じで響かず。残念。
全13件を表示