劇場公開日 2018年7月20日

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「勝手に育ってくれ」未来のミライ hideaquiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5勝手に育ってくれ

2020年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「自由じゃない。正解はひとつ」

NHKプロフェッショナルで細田守さんが言った言葉です。うむ。あなたにはそうでしょう。でも、あなたの作品を観る者は、いろんなオプションを見ています。

麻生久美子が声をやるというだけで、私には必見となるわけですが、いい作品でした。福山はなにを演じても福山でかっこいいし。上白石萌歌の声はお姉さん(宮水三葉)と区別がつかないし。役所広司の声を山寺宏一だと思ってたし。

「おおかみこども」以来、シングルマザー、家事育児、こどものダークサイドといったテーマを果敢に、かつ計算尽くで取り上げてきた細田さん。観るたびに思い出すのは「性善説みたいに、あまり、子供や人間に期待してるとバカを見る。だろ? 暗い部分を分かった上で、どうにかするしかない」「あのな、大人の役割は、生意気なガキの前に立ち塞がることなんだよ。煩わしいくらいに、進路を邪魔することなんだよ」(伊坂幸太郎)。

まあ、勝手に育ってくれ。でも、サッカーは嫌いにならないでね。

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hideaqui