ベロニカとの記憶のレビュー・感想・評価

ベロニカとの記憶

劇場公開日 2018年1月20日
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観た後で、原作が無性に読みたくなった

ブッカー賞受賞作ジュリアン・バーンズ原作「終わりの感覚」を『めぐり逢わせのお弁当』リテーシュ・バトラ監督が映像化した
『ベロニカとの記憶』を試写会で鑑賞

カズオ・イシグロの『日の名残り』がお好きな方には
是非観て頂きたい1本ということで おススメしたい作品

イギリス、ロンドン
ある日届いた一通の手紙
40年前の青春時代への記憶の旅が始まる
人生の謎を自ら解き明かす感動のミステリー・・・

このミステリーの結末は「若さ」ゆえの過ちが導いてしまった悲劇だったというこの作品のこの結末部分をネタバレさせても
観に行く価値が下がることには繋がらない
そこへ至るまでの
主人公トニー:ジム・ブロードベンとベロニカ:シャーロット・ランプリングの芸術的な演技を中心として進行していく物語を観ることに価値がある作品

特に、シャーロット・ランプリングの凛とした美しさの中に浮かび上がる静かな心情が匂い立つ演技は、ベロニカの過ごしてきた時間の重みについて想像を掻き立てる

この作品の良さは 彼らの演技だけでなく
何気なく描かれている エピソードの一つ一つが
自分のモノのように
懐かしくて愛おしく感じてくるから不思議だ
この作品を楽しんでいる自分と
作品を通して自分も過去を振り返っている

決して ノスタルジーに浸る作品ではない
静かに内面に切り込んでくる
人生を哲学的にエンタテイメントした作品だった

だからなのかなぁ
映画を観終わった後
無性にこの作品の原作を読んでみたいと思い図書館に予約を入れた
原作はどんな感じなんだろう
今から本と会うのが楽しみ!

石山紀子
石山紀子さん / 2018年1月13日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  笑える 知的
  • 鑑賞方法:試写会
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都合よく塗り替えられた初恋の思い出

40年前、学生時代に付き合っていたガールフレンドの母親が主人公のトニー(ジム・ブロードベント)にあてた遺書

そこに書かれていた彼への遺品は、自殺してしまった親友の日記だった

面白かったなぁ
サスペンス的な雰囲気もある人間ドラマ

人は記憶の断片を組み合わせて、自分の都合の良いように思い出を作り上げてしまうという話

ここで描かれるのは、初恋の思い出

そのとき二人で作り上げた関係は、周りの噂に惑わされず、最後まで二人で話し合って終わりを決めるべきなのに
でもそれが大学生の若さだと、理性よりも情熱が先走り、自分の感情だけで勝手に終わりを告げてしまう

それが、後々大きな誤解を生むとも気づかずに

そして40年の月日が経つ

40年も経てば、少しは大人になっているだろうと思っていても
悲しいことに、人は40年経ってもろくに成長もせず、同じことを繰り返してしまう

主人公のトニーが、なんともデリカシーがなく鈍感で偏屈なことにイラついてしまうけど
次第に自分の父親を見ているような気分になり
最後には、そんな彼も愛おしくなっていく

人って誰も完璧にはなれないよね
いっぱい失敗をして生きていくんだよね
だからこそ、愛おしいんだよ

大学時代の友人に会うと、あの頃の自分に戻ってしまうのはなぜだろうといつも思うけど
それは、世界共通の感覚なんだなぁと思った

とえ
とえさん / 2018年1月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:試写会
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年とって。。

昔のシャーロットランプリングがすごくステキだったので是非観たかったです。映画は昔の若い時と現在をフラッシュバックさせて本当に脚本が素晴らしい映画でした。
落ち着いた女性たちに比べて男性は年をとると頑固で孤立していた主人公がある遺書から昔を思い出して。。という簡単な問題ではありませんでした。平穏に暮らしていたけど過去の出来事を蓋をして生きてきて、確かな悪意がありました、とてもとても。。。

キット
キットさん / 2018年1月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  笑える 知的 萌える
  • 鑑賞方法:試写会
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記憶をめぐる謎

もうじき孫が生まれる予定のトニーにある日、弁護士からの手紙が届きます。
かつての恋人ベロニカの母が、ある日記を遺したと。

トニーが離婚した元妻に語る、ベロニカとの恋の顛末。青春時代と現在とが錯綜して、記憶がそのミステリーの扉を開きます。

邦題がいいですね。
原作も読んでみたいと思いました。
意外な真相にあっと驚かされます。

マリエル
マリエルさん / 2018年1月10日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:試写会
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  • 共感した! (共感した人 0 件)

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