劇場公開日 2023年11月17日

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「最終決戦でボンドは畳の上にてラスボスに土下座して謝る。」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最終決戦でボンドは畳の上にてラスボスに土下座して謝る。

2021年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

往年の敵組織(スペクター)の殲滅とラスボスとの最終決戦はあっさりと両没処理させてまで、
COVID-19への意喚起映画に替えた意味は重大だ。
 COVID-19は ①遺伝子細菌兵器 ②COVID-19は流出された兵器である事 ③子供はいつも安全である事 ④ワクチンは意味がない伝染病
 ⑤COVID-19に効薬はない事 ⑥情報化社会で集められたDNAを含む各種個人情報がCOVID-19に組み込まれ、その効力は民族指定さえできる。
が本作から、読み解ける。
本作での最終舞台は日露国境の北方領土に成っているが、これは日中由来の”武漢”を比喩している事は明確
拡散は2019年秋開催の”軍人オリンピックとなる。
しかしこの映画が企画された2018年段階で記のような内容はまったくなかった筈だ。
空理空論で深読みしてもしょうがないが
2020年2月14日公開予定で、2018年に本作企画がスタートし、撮影開始。
流石に初期段階でCOVID-19の全貌を掴んでいたとは思えないが、2018年8月に''創造性の違い"を理由に、監督と脚本家が緊急交代した直前にCOVID-19の一報が入ったと思われる。
そして延期された今秋まで修正は加えられ続けたのかもしれない。

007の宿敵は第一話(ドクターノオ)からスペクターと決まっており、最終話なので、スペクターを滅ぼすのは当然。
スペクターとはソ連特務機関スメルシュの非公然出先機関。
ダニエル・クレイグさんは 金髪に青い目をしてウォッカ(ウォッカ・マティーニをステアせずシェイク)これはロシア系の英国人を意味する。
原作者が亡くなった為に記されなかった最終話なので、今回はデビルマンにような今007の生い立ちを種明かしをすると思っていたが、なかった。

新007はジャイ子だった! という映画製作レポ第1報はが、2018~19年ごろにあったのは今でも明確に覚えている。
今回のボンドガールは他競合映画に対抗する為にも、峰不二子風次期007にまで成長してもらいたいが、既に実年齢40歳。 残念。
ジャイ子は一旦007に就任したが、辞任した人間を元に戻すことも無いだろう。
007とは1度命令されたことは小野田少尉さんのように、貫徹し、
首になっても辞めないし、辞任は冗談でも口にしない尊厳ある人格者。
次のボンドは、仕立ての良い長めの逆三角形スーツを着た、ネクタイもちゃんとした長さできる正統派英国紳士だろう。
どこかの映画で憧れたブルックス ブラザーズはけして着ない筈。

カットが変わると警官のエキストラが消えて居たり
中盤から脚本のテンポが変わり、撮影が始まった途中から何かが変わった事は解かる。
中盤以降はシナリオも変わり、007調の別映画。
無理やり追加変更されたシナリオなので、全体の上映時間が伸びたようだ。

2度ほどでてきた「僕達には時間が沢山ある」は本作の副題とは逆の意味
今までの007にはなき エンディングタイトル最後 に”長文メッセージ”がでてきたが、
これが日本語であっても読み切れない短時間だったが、
和訳なしの英文のみだったので。。。ぜんぜん理解できなかった。
「人間としての本質は生き続ける事だ、その為に私は闘い続けます」って感じかな。。。
次の「I shall return」みたいなのはwiilになっていて解りやすい。
もっとメッセージを長時間写すか、単決にまとめた和訳を出してほしかった。
流石にカットはできず、日本人には読ませたくない文章なのか?

なぜ007が各国ロケを行うかは、興行的と言うよりも、敵を国家に特定せずにボカシている意味合いである。

007は1話完結の単編シリーズ映画だと思っていたら、続きものと言う事で、
ダニエル・クレイグさん007は1作目を観てから、2~4作は
まだ観ていなかったので、これから配信で観ます。

YAS!
YAS!さんのコメント
2021年11月18日

過去作を観ました。
マティーニは途中から、バーテンダーに教えられてウオッカベースになったのですね。。。

YAS!
YAS!さんのコメント
2021年11月6日

満塁本塁打さんコメントありがとうございます。

2~4作目の配信も観終わりました。
今ボンド(ダニエル・クレイグさん)はスコットランド(ロシア系?)の寒くて 暗い環境で育ち、スパイ・殺し屋でありながらも、人間味の溢れる人であり とても魅力的だったと思います。
もう少し生い立ちを中心に 人となりを魅せてほしかったですが、秘密諜報部員は秘密が多いほど魅力がありますね。

YAS!
満塁本塁打さんのコメント
2021年11月1日

こんばんは。釈迦に説法でお恥ずかしい限りですが、ダニエル・クレイグより前のボンドはあまりにもおちゃらけていて、締まりがなくてきつかったです。カジノロワイヤル以降は硬派の「人間、ボンド」でかっこよく、引き締まっています。要するに世の中の技術が映画を上回ってしまった影響は大です。確かQもマニー・ペニーもダニエル・クレイグの最初の二作「カジノロワイヤル」「慰めの報酬」には出てないはずです。でも最高傑作は「スカイフォール」がダントツだと思います。長文すみません。独り言です。

満塁本塁打