ハード・コアのレビュー・感想・評価
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この監督は、観る者を退屈にさせる天才である。
どの作品を観てもいつもそう思う。山田とのコンビは、赤羽にしてもカンヌにしても、山田という素材にオンブしてるだけ。観て後悔。ほかに言うことなし。
ハードっちゃあハード
特におすすめすべき所はありません。私は見応え、爽快感、満足感を得られませんでした。何か面白いことが起こりそうな気がする状態で完結したように受けとりました。ハードといえば人生ハードモードらしいところでしょうか。
山田孝之を堪能!!
山田孝之を堪能できたなあ!という満足感の一本。誰にも真似できないどうしようもない可笑しさとすぐ感情移入できる生々しさが常に同居してそこにある。徹頭徹尾面白い。山下監督との息の合った世界観。健くんのカッコよさ、良々さんにしかない空気。すべてマルッとすばらしい!!
吸う飲む殴る=ハード・コア!
今週の映画はやはり観ずにはおられ無かった「ハード・コア」。公開初日は祝日だったので新都心のMOVIXへ久しぶりに出かけた。(娘が小学生の頃ドラえもんを見て以来)。なんといっても狩撫麻礼なのだ。それは私の20代半ばの破滅に憧れつつそれができない混沌とした4畳半の安アパートと映画学校の仲間の野方に住んでいた尾山くんと江古田の遠田さんと漫画アクション連載のア・ホーマンスとボーダーとラスタ牌に少なからず影響を受けていた時代への邂逅であった。とにかく何が何でも煙草を吸い続けるのだ。ウヰスキーをロックで飲み続けるのだ、しかもお姉さんのいる店でハイニッカを! 漫画の原作者と言えば最右翼の梶原一騎と真逆の狩撫麻礼・・・と思っていたのだが、平成に入ってぐるっと回って純真右翼こそが、いかれた似非民主主義(=米ファシズム)へのアンチテーゼであり時代についていけない脱落者=右近であった。気に入らないものはまず殴るのだ。言葉にしない(言葉にすれば何とでも言えるから・・・)それがハード・コアなのだろう。しかし、それにしても迫力のない殴り合い。これでいいのか?そしてエリートとしてもアウトローとしても山田孝之より弟の佐藤健が俄然恰好良いのだ。
思ったより良かった
最近は自主規制か知りませんが映画で喫煙シーンが見られなくなりました。
この映画では登場人物みんな吸いまくりなかんじでそこも良かった。
(私はたばこは大きらいですが)
テンポが微妙に悪くせっかくおもしろいのに長すぎに感じた。
たぶん良い画が取れすぎてもったいなくて捨てられなかったのかと。
10分短い位で丁度良いのでは?
兄弟の仲が良い感じもぐっときて良かった。
みんな普通じゃない
みんな一生けん命。なのに普通じゃない。
出演者の演技力で成立できたいい映画だった。
主役3人は言わずもがな、首くくり栲象氏の(私にとっては最初で最後の)怪演、石橋けいのフェロモン('ω')。
一点、ロボ雄はもうちょっとデザインを何とかできなかったのでしょうか。
”完”の表示で映画館を出た方がいましたが最期を見逃さないようにしましょう。
ロボオさん
2018.11.15 新宿バルト9
公開直前!! 完成披露上映会 舞台挨拶に行ってきました。
上映前に舞台挨拶
山田孝之さん、佐藤健さん、荒川良々さん、ロボオさん、山下敦弘監督
山田さんと佐藤さんの仲の良さ、荒川さんのキャラクターそして山下監督と山田さんとの関係
右近(山田さん)と牛山(荒川さん)とロボオの3人の友情?愛情?かけがえのない仲間?
3人が歩いている所がわぁーいいなぁーって思いました。
ロボオさんはロボットなのに表情があるように感じ・・・
AIで感情がないはずなのに・・・
2人と出会い
2人を守って・・・最後には・・・
後・・・松たか子さんの贅沢な使い方。
11月23日 ROADSHOW
R15+・・・15歳以上から観られるので是非映画館で
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