バイバイマンのレビュー・感想・評価
全37件中、1~20件目を表示
センスの悪いネーミングとキャラデザインの魅力の無さが問題
有名どころだと『エルム街の悪夢』『キャンディマン』『リング』と言った、都市伝説や呪い系ホラーの系譜で、人々の噂や意識がその存在の力を増幅させると言うパターン。今作もそうした過去作に則ったよくある内容で、残念ながらストーリー展開や設定には何の工夫もオリジナリティも無い凡作。
<< ↓以下、ネタバレビューです。未見の方は注意。↓ >>
「バイバイマン」の事を考えたり話したりしたらダメで、その存在を抹消するには知っている人間が死ぬしかなく、記者の過去の事件は調べて分かっても、バイバイマンの過去や素性についてほとんど何も分からないため、後半以降は「どうしたら助かるのか」とか「どうしたらバイバイマンを倒せるのか」と試行錯誤する謎解き要素がほとんど無い。伏線っぽい列車やコインも何だったのかよく分からず仕舞いだし、そもそも死ぬ以外の解決法が無いっぽい。
また「幻覚を見せて混乱させる」なんて特殊能力も陳腐で、今やその辺の能力バトル漫画のキャラにも一人や二人はいる定番能力ですし(笑)、この能力設定ひとつで今時の目の肥えた視聴者を相手に怖がらせたり感心させたりするには余程の工夫が必要でしょう。やはりこうした能力のアイデアひとつ取っても、もう少し設定の掘り下げや演出面での工夫が足りてない。
あと致命的なのは、この「バイバイマン」と言うネーミングセンスの悪さと、何の特徴も無いキャラデザイン(笑)。ここまで特徴が無いキャラも逆に珍しいのでは?普通はもっと殺された時の姿などが"呪い"を表す象徴的なデザインになっていたりするのに、何ともぼんやりとした外見で印象が薄く、ホラーキャラクターとしての魅力がまったく無い。また、これと言った意味も無く安っぽいCGの犬?を連れてるのも謎。これでフレディやキャンディマンくらいキャラが立っていたらまだ見れたのですが…。
シリーズ化?
「言う、考える」という回避不可避な方法で人々を苦しめるバイバイマン。都市伝説的キャラクターであり、猟犬まで連れているというビジュアルの高さ。素晴らしい。設定は近年の行動制限系のホラー作品の良いところを取った様な作品だ。だが、きちんと伏線が張られており、まるっきりの二次創作では無いことは見て取れる。冒頭の散弾銃での虐殺シーンから一気に引き込まれ、あっという間にクライマックスへと続く。流れるような展開の中で次第に明るみに出る真実など、よく練られた構成だった。
スラッシャームービーを想像してしまうが、残虐描写に頼ること無く、サスペンスを重視したストーリーである為、鑑賞前と後では大分印象が違い、また観返したくもなる。
個人的に残念なのが、設定は非常に良いが、ホラー作品としてのインパクトがかなり薄く、全体的にあっさりとした味付けな所だ。背筋の凍る珠玉のホラーを観たいときには本作は向かない。
基本はサスペンスの為か、「怖い」シーンは少なく、ドキッとする様な事もなくラストまで続いたが、かといってサスペンスを大いに楽しめるまでの物でもないため、やや中途半端な印象だ。
続編が出来そうなラストなのだが、今後の展開があるとして、だんだん面白くなっていくか、平行線か、つまらなくなるかは微妙な作品だ。いずれにせよ、ヒットすれば製作されるだろう。
テクニカルな霊障
都市伝説系スラッシャーホラー?
中々テクニカルな幻覚使いでうまいな〜!と膝を叩いていました。主人公の視点で見ているとそらそうやろ〜!と理解できるけど同時に刑事さんやお兄ちゃんの心境もわかるのでままならね〜!バイバイマンうまいな〜!結構限られた能力なのに上手く立ち回るな、と。ただ感染力と致死力と死亡期間の短さが仇になっている不遇さ。犬と飼い主の関係の曰くありげ感も良かったけどもうちょっと説明してくれてもよかったな…
次に書く言葉を口にしちゃダメだよ💦言った人も聞いた人も呪われちゃうよ😖
なんて書いたら誰もこのレビュー覗かなくなるだろうなw
(ネタバレでも無いのに敢えてボタン発動。ドS人間なのでご了承ください🙇♂️)
1969年、ウィスコンシン州マディソンにて不可解な事件が発生。その十数年後、大学生カップルとその友達が寮を出て古い立派な家を借りる事に。その家の不可解な場所にある言葉が、、、。
その言葉を発した事でその場に居た4人に不幸が訪れる。
「オキュラス 怨霊鏡」を作った製作陣らしく、幻覚を見せどんどん主人公達を追い詰めて行く所はさすが。
しかし、残虐シーンをかなり抑えめにしている為、もう少し弾けても良かったのでは?と思います。
散弾銃で虐殺シーンとか。
ダグ・ジョーンズって色々な怪人やっているんですね💦
知らなかった〜。
あと、アリスは名子役www
尺的には少し淡白かな。
話変わりますが、久しぶりにキャリー=アン・モス見ました😂「トリニティー⤴︎‼️」
続編あるんでしょうか?トリニティ観れるんでしょうか⁉️
期待はしますよw
ホラーと思って観たら肩透かし。
ストーリーはまあそこそこ面白いが全く怖くはなかった。ホラー映画だと思っていたので肩透かしにあったような感じ。サーシャ役の女性が可愛いと思ったが貴族の出でヘンリー王子の元恋人らしい。
面白かったのだけれど、謎を残したとかいうより、伏線回収しきれずに中...
面白かったのだけれど、謎を残したとかいうより、伏線回収しきれずに中途半端に終わってしまったような感じ。掴みは凄い良くてはじまり方はかなりポイント高い。ホラーとしては中級くらい、あまり怖くない。
発想はよし
名前を知っただけで死んでしまう。だから、それを広めてはならない。
最近「イット・フォローズ」のような、正体のない何かに襲われるホラーが流行っているけど、オリジナリティがあってよかったと思う。
ただ、話としてはどこにでもある二流ホラーと同じになってしまっていたので、もったいないと感じた。いかにも続きそうな終わりだったけど、続編つくってももっと人殺すだけしか展開のしようがないので、2ができたら確実におもしろくないと思う。
てか、列車の幻覚はなんだったんだ?キムが死ぬ理由なのだとしたら、他の人には見えないんじゃないのか?
バイバイマン
自宅でDVD鑑賞。
ホラー怖いのイメージより不気味なイメージのが多い。
見事にコイン、列車、正体不明という、伏線を残して終了した。グロも少なく物足りない感じした。
ただ、DVDのジャケット?はカッコ良い。
続編出そうな雰囲気。映画館で観たらまた雰囲気が変わったんだろうな。
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自宅にて鑑賞。全米でスマッシュヒットを記録した都市伝説系ホラー。しっかり驚かし、怖がらせようとした作りだが、ゴア描写はほぼ見当たらず、血飛沫も殆ど登場しない──銃で撃たれても流血等は最小限度に抑えられている。全体にマイルド目で中途半端ではあるが、幻覚と現実が交錯するバランスが小気味良かった。肝心の“バイバイマン”自身の事が殆ど触れられず、伴っている猟犬や再三インサートされる列車の映像の意味等、謎が謎の儘放置され幕となる。ホラーマニアには少々物足りないだろうが、怖いのが苦手な人でも愉しめる。65/100点。
・原作はR.D.シュネックが'05年に上梓した『大統領の吸血鬼:アメリカ合衆国の奇妙だが本当にあった話(原題:"The President’s Vampire: Strange-but-True Tales of the United States of America")』内に収録された短篇『ボディ・アイランドへの橋(原題:"The Bridge to Body Island")』である。
この原作によると、“バイバイマン”とは'12年ニューオーリンズに生まれ、孤児院を飛び出した後、駅舎や線路脇を転々と棲み処とした。やがて盲目になってしまったが、その頃からハサミを凶器に殺人を重ねるようになる。彼は犠牲者の眼と舌を刳り貫いた後、縫い合わせ、恐らく呪術的な意味合いで常に持ち歩いていたとされ、時としてこの“持ち物”が猟犬の役割を果たし、彼の狩りを手助けしたと云う。これらはウイジャー・ボード(こっくりさんの様な一種の交霊術)にて聴き出され、R.D.シュネックが書き止め、出版した。
名前を口にしたり、考えただけで、不幸が訪れると云われ、著者のR.D.シュネックは常にイニシャルの“BBM”としか呼ばなかったと云う──原作を読むと、ハサミや列車、猟犬等、本篇内に登場したアイテムやモチーフの一部が鏤められているのが判る。
・“レドモン”婦人役で大御所のF.ダナウェイが出ていたが、'69年当時の彼女を演じたK.ウッデルが若かりしF.ダナウェイそっくりだった。彼女の夫で事件の鍵を握る記者“ラリー・レドモン”のL.ワネル、これ迄のイメージと違い、随分恰幅が良い体型になっており、驚いた。“バイバイマン”を演じたD.ジョーンズは、G.デル・トロ監督組では常連であり、このテの作品では欠かせない売れっ子、本作でもしっかりその存在感を刻み込んだ。
・スタッフロール時に流れるザ・ニュートン・ブラザーズによるナンバー、何だか気味が悪く居心地も悪い上、不穏な余韻が残り、本篇によくマッチしていると感じた。
・本篇に登場するウィスコンシン州マディソン郡に位置する架空の"Buchanan Williams"大学は、オハイオ州ベリアの"Baldwin Wallace"大学でロケが行われた。'15年11月~12月で全撮影が終了したが、何等かの事情で'17年1月迄、公開される事はなかった。
・鑑賞日:2018年1月7日(日)
王道のB級
普通ですね。バイバイマンそのものは出てこない方がフッテージっぽくてよかったかもしれません。最近流行りの物系ホラーという感じです。しかも結局バッドエンドなので恋人と見る感じでもないですね。
その名を口にしたら最後…
古い家屋を借りた 仲良し大学生3人が、正体不明の“存在”に追い詰められていく…。
まぁまぁ面白かったかな。
ただ、謎が多過ぎて不完全燃焼。
続編ありきって感じです。
「バイバイマン」。その名を知った者の心理を突き、幻聴や幻覚を見せて弱らせ、疑心暗鬼に陥らせることで追い込み 死に至らしめる。
幻覚とか幻聴って、本当にそうでしか感じないから、そこからは逃れようがないから 目をつけられたら最後…なんだろうな。
そういう心理戦(疑心暗鬼合戦(笑))みたいなのは面白いと思う。
ただ、「バイバイマン」の正体も、連れているワンコも、列車やコインについても、全く回収されていなく…全てが謎に包まれたまま終了~~~。
主人公も 恐怖心に打ち勝つことが、悪夢を終わらせることなんだと気付きながらも、結局は踊らされただけで何も解決出来ず、頑なに その名を口にしないことしか出来なかった。
最後も、この呪いは続いていく…
でエンド。
キャリー=アン・モスが端役だったのは、上手くいったら次作に出るってことかな?
後、フェイ・ダナウェイの顔が怖かった(笑)
上唇ら辺なんて全く動かなくてモゴモゴしてたし。
ララ・フリンボイルのモゴモゴに通じるものがありました(笑)
レビュー
今にもしゃがれた声(蛇語)で「ハリー…ポッター…」って聞こえてきそうなアンパンマ…ではなくバイバイマン😅
予告などで期待し過ぎました…
設定が面白そうだっただけに、フレディ的キャラには届かず、かといって王道ホラー的なビックリもないし…😇
バイバイマン その名前を言うとバイバイマンに取り憑かれ 死に至る ...
バイバイマン
その名前を言うとバイバイマンに取り憑かれ
死に至る
ネーミングのシンプルさから興味を持っての鑑賞
怖いのはバイバイマン本体ではなく
見せられる幻覚や幻聴で正気を失ってくる部分
しれっと終わってしまうけど
時折インサートされる列車の描写はなんだったの?
連れてた猟犬はなんなの?
バイバイマン誕生の経緯ってなんなの?
続編でもあんのかな…
容赦なし
ハラハラするホラー映画!
名前を知る=死の運命という容赦なさ!
つまり名前を知ると
幻覚幻聴体調不良
そして
幻覚を見せられ死に導かれる
幻覚によって狂った他の名前を知る人に殺される
この負の連鎖を止めるために立ち上がった者に殺される(本人も自殺)
とまあ確実に逃げられないという展開が素晴らしい
ヤツもほぼ終盤まで姿を見せず(こうなりゃ最後まで見せなくても良かったんじゃない?)またほぼヤツは直接手を下すわけでもなく、幻覚を見せて殺すまたは殺し合わせるというのも今までのホラー映画ではあまり無かったかも。呪いを逃れる手段が一切出てこなかったこともいい点とも言えるし悪い点とも言えるか…
結局ヤツは何者なのか、コインや電車はなんなのかなど謎も多くあり、続編を作る気かな?(こういうホラー映画は犠牲者さえ増やせばいくらでも作れる)
なかなかハラハラドキドキさせてくれる容赦なしのホラー映画!
本体より気持ちの問題。
その名前を知ってしまえば最後、精神まで取り憑かれ幻覚を見、死ぬ事になる。
あれか、ヴォル◯モートか…何か見た目も似て…って違う。違うんだけどヴォルデ◯ート。
主人公達が感じるのはバイバイマン本体に対する恐怖というより、3人がそれぞれ幻覚のせいで疑心暗鬼になり、借りている家の元持ち主による過去の凄惨な殺人事件を探るうちに取り憑かれた人間が起こした行動に恐怖を感じていくというストーリー。バイバイマンはきっかけにしか過ぎない。
そのせいで、ホラー映画の類としては個人的にはあんまり怖くなかった。幻覚のせいで酷い目に遭わされる友人は可哀想になったが…。
気になってしまうのは、広げた風呂敷が回収されないところ。バイバイマンが連れてる犬は結局何だったのかすら。
若者ながら助け合うために奮闘し、頑なにバイバイマンについて話さぬよう警察にも屈せずにグッと堪えるのでついつい応援したくなったw
◯イバイマンに関する謎…
①列車…本編のあちこちで登場する列車、線路沿いに散乱する教科書のような本。
恐らく、バ◯バイマンの私物だろう。そして
生前の死因の1つだと思われる。
列車と衝突して死んだあの女性の見た
線路付近の怪我をした家族の幻覚はバイ◯イマンと関係している誰かだと思われる。
主人公のエリオットは両親が死んでいるが
あの女性は「私の所は変な家庭…」とだけ言っていたため「家族は死んだ」とは一言も言っていない。
②犬…バイバ◯マンの側にいたあの犬はどういう存在なのか。死体を食べていたところがある。バイバイ◯ンと一緒に亡くなったのか、あの世から連れてきた悪魔なのか。
③名前…彼がなぜバイバイマ◯という名前なのか。その名を言った者に幻覚を見せ、人外な行動をとらせる。直接手を下さず、ただ恐怖を煽るのが目的なのか。
生前の彼がどんな人物であったかとても興
味深いこの続きを観てみたい…
考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな
BAYBAYMAN
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