劇場公開日 2020年2月14日

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「虚偽と現実のはざま」ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏 素子さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5虚偽と現実のはざま

2020年3月4日
iPhoneアプリから投稿

J・T・リロイの事件は映画前から知っていたのでこの映画はわかりやすかった。
操り人形となっているが、虚偽の人物を演じていくうちに演じることに魅了される自己満足、自己顕示欲といった感情をこの事件は典型的に醸し出している。虚偽の人物をである他者へのサヴァンナの憧れ、架空の人物を通じて自己表現するローラ、架空の人物に救われる読者など、非常に自己というものについて考えさせる作品だった。ラストでようやくローラとサヴァンナが本当の自分というものを見つけることができたのではないかと感じた。

素子