エルネストのレビュー・感想・評価
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ストーリーとしては、 サブタイトルにもある 「もう一人のゲバラ」を...
ストーリーとしては、
サブタイトルにもある
「もう一人のゲバラ」を主人公に、
キューバ革命のとある一端を
描いたストーリー。
トレーラーを見て、
もう一人のゲバラ(影武者?)として
ゲバラによって選ばれた
"日本人キューバ革命軍の話"
だとばかり思い込んでいましたが、
実際には
ゲバラに憧れ、願いを込めて
キューバ革命に参加した
日系ボリビア人の話でした。
キューバ革命に「核ミサイル」が
関わっていた事や、
ゲバラ氏が日本訪問時に
原爆被災地への訪問を自ら希望し、
日本政府の反対を押し切り、
強行訪問をした過去もあった事から、
今回の「日本・キューバ合作映画」
という形が実現した…のかな?
主演のオダギリジョーさんは、
一切日本語を離さない
全編スペイン語の役で、
話し方も見た目も、
一切日本人には見えませんでした。
本当に凄い。
きっと、題材的にも米国をはじめ
先進国の映画賞・評論で扱われる事は
ほとんど無いのだと思いますが…
ぜひ今作の
オダギリジョーさんの熱演を、
沢山の人に見て頂きたい!(>_<)
知らない事だらけ
チェ ゲバラは知っていても、エルネストと呼ばれた男の人は知らなかった。
ゲバラが広島に来ていた事も知らなかった
ウユニ塩湖で有名なボリビアでアメリカが関わるクーデターが起きた事も全く知らなかった
オダギリジョーさんが日系二世を演じるのは理解出来るけど、子役が南米人なのは理解出来ない。
スペイン語を話せる子役がいなかったのかなぁ
なるほどなるほど
歴史はざっくり人物はしっとり。位の知識で挑みました。
静かーに、ひたすら静かに「フレディ」を描いていくこの作品。エルネスト=エルネストで、革命軍の中心で何かを叫ぶぞー!なんてのを期待してるとガッカリするので、フラットに楽しんで下さい♪
端々の言葉達とムチムチで優しげなルイサを堪能しつつ、オダギリジョーの佇まいを堪能させて頂きました。
上映してくれたシネコンに感謝
祝日、若者で賑わうショッピングモール内のシネコン。その中で年齢高めの客層。
近所のシネコンで、この作品を上映してくれた事に感謝します。
自分、おっさんですが、あまり教養が無い方だと思います。
キューバ革命もキューバ危機も、聞いた事が有るなっていう程度です。
こんな時、皆さんのレビューを読むと、知識豊富な方がいて勉強になります。
そして、その教養の無さが幸いしたのか、最後まで退屈する事無く鑑賞出来ました。
戦闘シーンが少なかったのも、自分には合っていたかもしれません。
それから、自分かなり涙もろいです。
映画館でも、よく涙を流します。
この作品も序盤の広島のシーンから、目頭が熱くなります。
その後も目頭が熱くなるシーンが多々あったのですが、何故か涙が流れませんでした。自分でもよくわからないですが、不思議な感覚でした。
軽々しく泣いてはいけないという心理が、無意識に働いたのかもしれません。
また、自分の人生経験では、フレディの心情を理解するのが難しかったからかもしれません。
もっとも、彼が消えた後の学友の台詞から推測すると、身近な人達でもフレディの心情を理解するのが難しかったのでしょうが。
この映画、見終わった時に明確な感想が浮かびませんでした。
でも、何かが心にのしかかった感覚が残りました。
観て良かったと思える映画です。
10月9日はゲバラの命日、君死にたまうことなかれ
昨夜、エンディング字幕をみていたら翌日がゲバラの命日だと気がついた。そう今日がそうです。
若気の至りなのか、正義感なのか、祖国愛にいたたまれなく、場違いな蜂起をしてしまう。
私もそうしたであろう。それが若さなのだろう。
しかし、そんな時、
君死にたまうことなかれ、を思い出し、
さらに、
他人を殺したもうことなかれ、を考えてほしいものだ。
それにしても、
幼年時の子役が悪くどう思い出しても日系人には思えない印象が最後までこの話に深味を外してしまったような気がする。
私はイントロを聞き違いしてしまった。
また、時代違いの映画がだなぁ
のっぺりとした作品
場面の展開が唐突で置いてけぼりな部分が多々あったが、そればまぁまだ良い。
問題としては全体的に盛り上がりにかける。
伝えようとしてる事は分からなくもないが、もう少し伝え方は有ったのではないだろうか?
感動も興奮もなく「これで終わりなの?」といった内容で、楽しめはしなかった。
オダギリジョーはいいです。やはり。
こういう異国の出来事を映画で知ることはいいと思います。
オダギリジョーはいい俳優さんです。
ゲバラが広島に来て思うことがあったのなら、前村という日本名を聞いて何か感じた?シーンがあれば。
でもフレディは日本に思い入れなかったかもですが。
日本というキーワードで繋いでほしかった。
チェゲバラの写真展にいき
59年に広島になぜ来たのだろうと、ずっと思っていた
自分の進む道を見つけたものは、反乱者テロリストもいわれるのだろうか
何も自ら発信しない私よりはるかに素晴らしい
感動した・・
チェ・ゲバラの広島訪問から始まる。冷戦時代は常に核戦争の緊張感があったのが、こちらに伝わってきた。革命家ゲバラが亡くなって半世紀、ちょうど50年なんだなぁ・・当時、革命家ゲバラに影響された日系人がいたとは全く知らなかった。ゲバラの生き方に真の革命家の姿を見たようだ。主人公はボリビアの解放運動に参加している。軍事政権は良くない。半世紀経った今の世の中でも言えることだ。今年最も感動した映画のひとつ・・
NHK特集でやってくれ
キューバ革命に加わった日系2系フレディ前村の半生を描いており、南米にもサムライと言っていい日系人がいたんだという感慨だが、話が淡々と進むばかりでほとんど物語らしい展開もなかったため興行映画としてはどうだろうかと思う、NHK特集あたりでするならわかるが金を取ってまで見せる映画とは思われない。題名はエルネストであるがやたらとフレディと呼ばれる場面が多く、いっそ題名はフレディで良かったんじゃない。
アスタマニアーナ
誠実で穏やかな好青年、日系のフレディ前村さんが革命戦争に身を投じるまでを描く映画。
ただ申し訳ないが、映画の主人公としては好青年過ぎてちょっとキャラが物足りないと思ってしまった。
激しい戦争エンターテイメント映画ではなく、ちょっと淡々とした雰囲気の中米史ドキュメンタリー映画なんだと思いました。全編でオダギリジョーのスペイン語を楽しむ映画、かな?
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