劇場公開日 2017年11月11日

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「原作は超名作です!!」劇場版 はいからさんが通る 前編  紅緒、花の17歳 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0原作は超名作です!!

2017年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

評価は低いですがこれは原作のせいじゃないので
純粋に楽しみたければ、原作を読んで下さい!!
超名作です!!

原作は学生時代にドハマリして、テレビ版もガチで観てました。
なので今回の映画の絵があまりに今時風で、
紅緒さんはともかく、少尉の貴族的な魅力が半減〜〜。
ちょっと子供っぽい。

少尉とのパートはとても丁寧に再現されていて
楽しいギャグもそのまま入ってたけど
出版社に入ったあたりから、話をはしょり過ぎて
青江冬星様の存在感が薄い!薄過ぎ!!

このまま後半に突入してしまうと
鬼島軍曹の方がクローズアップされてしまう。

で、話をはしょり過ぎてる出版社パートになると
絵のデッサンすら一部怪しくなっている様に私には観えた。

昔のテレビシリーズの頃は30数年前で技術もまだまだだったから
デッサンの狂った絵も多く、観る方もそんなもんだと思っていたけど
この技術の進んだご時世に一部とはいえ怪しい絵が使われちゃってるのは
なんだか原作への愛情が足りないわ〜〜

ここ数年の大ヒットアニメ「この世界の片隅に」や
「君の名は。」などの超丁寧な作品に慣れた目には悲しくさえ映る。

そこを承知の上で、昔風アニメを作ったというのならいざ知らず〜。

後半が心配〜〜

それと、紅緒さんの女学校名「撫子」をモジった「跡無(あとなし)女学校」
だったと思うけど、劇中では「あとむ女学校」と先生が発音してた。
この時代に「あとむ」は無いと思う。

★もう一度観るなら?原作は好きなので地上波なら観る

星のナターシャ