「生物化学兵器」バタリアン リターンズ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0生物化学兵器

2018年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 さすが『死霊のしたたり』シリーズのブライアン・ユズナ監督だ。バタリアンシリーズなのか死霊のしたたりシリーズなのかわからなくしている(笑)ジュリーだけはすぐにゾンビ化しなくて、ゾンビ化する直前の空腹を耐え忍んでいる。カートの愛も感じるものの、マンガチックな展開に笑っていいものかどうかも考えてしまう内容だ。途中、リバーマンが登場してからはファンタジー映画をも感じさせるのだが、とにかくゾンビの定義を無視しているかのごとくラブストーリーを展開させる。

 軍批判とも思えるシニカルな部分もあるし、この内容は結構好きだ。結局、怖いのはゾンビなんかではなくて、生物化学兵器を研究する軍にあるのだ!

kossy