レゴバットマン ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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バットマン映画の集大成にして決定版。
バットマンというキャラは両親を強盗に殺されたトラウマから犯罪者を憎悪し、夜な夜なコウモリの格好で悪党をボコってまわる。しかも大富豪だから地下の秘密基地に絶対違法な武器や乗り物を蓄えている。警察も黙認状態で、たまに執事がたしなめる以外、当人の暴走にストッパーがかからない。
これまでのバットマン映画の多くは、上の設定を踏まえてバットマンをある種の狂人として描いてきた。ただ対する悪役のキャラが濃すぎて、気がつけば主人公であるバットマンが目立っていないという罠に陥りがちだった。いや、罠というか、それはそれでバットマン映画の味わいだったが。
ただ、「レゴバットマン」はそんなバットマンの特性や歴史をすべて踏まえた上で、敢えてバットマンを一番の主人公として描き、そのこんがらがった内面にフォーカスしている。笑えるネタ満載だし、エキサイティングで面白いし、バットマン映画の集大成で決定版という無敵の作品である。
バットマン映画で1番面白いんじゃないか?90点
子供でも観れるように作ってあるが、バットマン愛に溢れた小ネタの数々。
そしてふざけているものの意外とバットマンの本質に迫るテーマなど、中々どうして侮れない。
吹き替えで観たのだが、小島よしおの吹き替えが意外と上手でいい味を出していた。
明るいバットマン
刑務所に入れられたジョーカーたち。バットマンはその行為に何か悪だくみがあると感じ、スーパーマンからプロジェクターを盗み出して彼らをファントム・ゾーンに送り込んだ。そして一気にゴッサムシティを破壊しようと舞い戻ってくるのであった。
コミカルなバットマン。ディックはロビンと名乗り、バーバラも執事アルフレッドも悪者と戦うことになるのだが、子供向けなのに楽しめる。バットマンの暗さを皮肉って、明るくしようとする仲間たちの奮闘ぶりが痛快。
子供の玩具を使った大人向けパロディ 秀逸
LEGO・スターウォーズのあまりの出来栄えのよさに、LEGOシリーズに興味を持ち、「LEGOムービー」にはちょっとガッカリもしたりしましたが、LEGO・ブロックを使ってここまでの表現を可能にするというレベルの映画はとっくに超越しています。
少なくとも、「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」というビッグ・バジェットの映画に比べても、ストーリーの面白さ、キャラクターの魅力、効果的な音源の使用、原作に対するリスペクト、さらにはバット・モービルを始めとする特徴的なメカに至るまで、何ひとつ劣っていないという奇跡の出来栄えです。
むしろこちらを正編として「ジャスティス・リーグ」を立ち上げて欲しいほど、映画としては面白いものに仕上がっています。
不満らしい不満といえば、「LEGO」である必然性をもうとっくに超越してしまっているということ。申し訳程度に、LEGOならではのギャグが入っていたりしますが、子供のおもちゃを使った遊びの領域はあきらかに踏み越えています。
スーパーマンやバットマン、グリーンランタン、ワンダーウーマン、フラッシュ他、DCのヒーローたちが生き生きと暴れまわっています。
ロビンの存在感もいいアクセントになっているし、ジョーカー、レックス・ルーサー、キャット・ウーマン、トゥー・フェイス、ペンギン、リドラー他、個性的なヴィランたちも上手く配してあります。
これだけの要素を詰め込んで、ストーリーを上手くアレンジしたので、好評を博したのでしょう。このシリーズは、「ジャスティス・リーグ」として、続編が次々にリリースされています。
マーベル作品に押され気味なDCですが、この映画は良く作りこんであって楽しめました。
2016.8.1
シリーズまた見たいし、レゴだからがいい
予告のやだやだやだが可愛いのと、ぼっちなバットマンが見たくて…期待以上!
小さい頃に何度も見たものも、最近のシリーズも見たくなりました。ヒーローもの増えてますけど、私はやっぱりバットマンが一番好きなのかも
なんでもありかな(笑)
LEGOのバットマンかチョコチョコ動いて、可愛い反面、落ち着かなかった。
子供向けの映画かもしれないけど、トークの内容はウィットがあり、スピード感もあり、楽しめました。
何しろ登場人物が、悪役のオンパレード。古くはアルゴ探検隊からモルデモートにブラキキャプトルまで、何でもアリって感じでした。
深いメッセージもありましたが、何となくLEGOのキャラで言ってると、笑になってしまうよね(笑)
メチャクチャ面白い
CGはカラフルで楽しいし、物語も楽しい。登場するキャラクターはチョイ役含めどれも好き。
子供から大人まで、誰が観ても絶対に楽しめる映画だと思う。
レゴである必要性は正直感じないけど、そんなことはどうでも良い。
LEGOになったキャラが可愛い
バットマンに傷付けられて落ち込むジョーカーが可愛いし寂しそうなバットマンも可愛い。
テンポが良いが目紛しいカット割りに場面が切り替わるのが早くて他のキャラクターが基本的にアッサリした活躍のみでグレムリンとかもっと見たかった。
バットマンのシリーズを観ていたり他のコトにも詳しくないと解らない部分も!?
でも子供とか観たら100%楽しめるのは間違いないだろうしヤッパりLEGOの可愛さ。
レビュー
ここまでレゴで表情豊かに表現されると予想していなかったので、完全に舐めてました😅
あまり映画を観ない方も普通に楽しめますが、色んな映画を観てる人からすると、かなりたくさんニヤッとするポイントがあるんじゃないでしょうか笑
かなりオススメです‼️
バットマンシリーズ最高傑作!
って言ってもいいくらいに、最高でした。
基本はパロディですか、パロディだからこそできるメタ的な視点がバットマンの内面を描くのにマッチしており、とても良かった。素晴らしい!
ジャスティスリーグはクソだと思っていますが、レゴバットマンのジャスティスリーグなら見てみたいです。
こんなバットマンが見たかった!
「LEGOムービー」シリーズってことになるのかな?
登場キャラは全部レゴだけど、ちゃんとバットマンしてた。
っていうか、こういうバットマンが見たかった!
原作コミックを始めとした「バットマン」過去作のパロディー満載。正直知らないキャラやメカ、設定、エピソードも山ほど入ってるし、「ジャスティスリーグ」や「スーサイドスクワッド」ネタなどDCコミックパロ満載なので、“ボンクラエリート”でないと笑えないシーンも多いかもw
ただ、ある程度バットマンの基本設定を知ってる人なら本作に共感出来るし、ノーラン版やザック版にモヤモヤした人なら、この映画は楽しめると思う。
子供はつまらんだろ?コレ笑
レゴ映画は初めて鑑賞にてレビュー。
CGが凄いので、レゴ要素はあるけど気にしなくなる。
バッドマンvsジョーカー率いる悪役大集合的内容。レゴ好きよりバッドマンシリーズ好きでないと楽しめない内容でもありました。
全体的に軽いノリ。大人でもこの軽いノリにはついて行けない人はいると思う。
また、全編バタバタしてて会話も速い速い、、、暴走状態に近い。
一緒に観ていた子供は飽きてましたw
大の大人が観る人の事を考えず、にやにやしながら作ってしまった感が強いこの映画。
バッドマン好きの大人には勧めますが、、、。
最初がピーク
全く期待してなくて、始まりは超面白かった。
だけど、そこがピークで、あとは小ネタのオンパレードでどんどん冷めて来た。
子どももスピードについていけてなかった。
バットマンというキャラを誇張していて面白かったけど、この映画に家族や絆っていうテーマいるか?と思った。なんか馬鹿げた映画だから浮いてたように思う。お前に言われんでも知ってる。と思った。
ずっと同じテンポなので、スピードに強弱つけてくれないとしんどい。
バットマン&ファミリー
とかくシリアスでダークなイメージのバットマンにコミカルは似合わない…?
いやいや!
作品の出来は別にせよ往年のTVドラマ版バットマンは明るくポップな作風だったし、何より本作だったら大歓迎!
「LEGOムービー」に登場した俺様なバットマンを主役にしたスピンオフ。
今宵もジョーカーの野望からゴッサムを救ったバットマン。
「ありがとう、バットマン!」「愛してるわ、バットマン!」
皆に称賛されて、そのままパーティーの勢いで家へ。
広い屋敷兼ケイブにポッツ~ン…。
出迎えてくれるのは、コンピュータのピューちゃん。アルフレッドは屋敷の何処か。
電子レンジがチンと鳴るまでジッと見つめ、ロブスターを食べるカリッという音が静かに響く。
トム・クルーズ映画を見ながら爆笑。
亡き両親の家族写真を見ると寂しさが…。
元々心にトラウマを抱えた闇のヒーロー。広~い家に戻ればそうなるわな。
そのくせ、パーティーの招待状が来ると、「やだやだやだやだ」。
本当は寂しがり屋なのに、強がりな超かまってちゃん。
面倒臭ぇ…。
そんなバットマンの日常が突然破られる。
バットマンに憧れる少年、後のロビンとなるディックをひょんな事から引き取るハメに。
この小僧、超天然で、超ハイテンションで、超マイペースで、超明るい前向き性格で、バットマンはうんざり…。
また、ゴードン市警本部長を引き継いで、その娘バーバラが就任。
ちょっと魅了されるバットマンだが、そのエリートな彼女、バットマン抜きの犯罪一掃計画を発案。
バットマン、ショック!
え? 俺、無用なの…?
さらに、ジョーカーが自首。
ますますバットマンの立場が…。
しかし!ジョーカーは恐るべき計画を企てていた…!
ジョーカー率いるバットマンズ・ヴィラン。
実写版だったら超豪華スター共演レベル。
ジョーカーが目を付けた新たな悪の軍団。
これ、レゴだから可能であって、実写だったらスゲー次元レベル!
自分こそバットマンの宿敵だと思っていたジョーカー。ところが、バットマンに言われたある一言にプッツンと言うか、ショック!
実は二人とも、似た者同士。
レゴだからこそ出来るユニークな表現がやはり楽しい。
ノリノリでテンポのいい展開、なかなか魅力的なアクション、ラストのゴッサムの危機を救う方法も…いや、方法は、レゴならでは!
パロディもいっぱい。
「BvS」、「ダークナイト」シリーズ、ジョエル・シュマッチャー版、ティム・バートン版、TVドラマ版、果ては白黒時代の連続活劇版のネタまでぶっこんできて、そのオマージュ精神に感心。
開幕早々のロゴいじりにいきなり爆笑。って言うか、DCに貢献したのはアナタだけじゃないでしょ!(笑)
時々音楽も「ダークナイト」を彷彿させて愉快だったけど、さすがにこれはハンス・ジマーじゃなかった(>_<)
レゴによるハチャメチャCGアニメだが、意外とドラマがしっかりしててびっくり。
バットマンの孤独、本当は温もりを感じたい仲間や家族の存在。
それこそ、「BvS」やジョエル・シュマッチャー版なんかより優れていた。
レゴ映画と言うより、実は意外と秀逸なバットマン映画であった。
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