「“忍タリティ”と“イマジネーション”で童心に返る。」手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド syu-32さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0“忍タリティ”と“イマジネーション”で童心に返る。

2018年6月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

「スーパー戦隊祭」第8作。

春休みの恒例となった新旧スーパー戦隊のクロスオーバー作。
本作では、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」と「烈車戦隊トッキュウジャー」が共闘し、闇魔術師マーブロに立ち向かいます。
新戦隊のお披露目として、中盤辺りで「動物戦隊ジュウオウジャー」が唐突に登場しました。タイトルの2戦隊とは絡みません、あしからず(笑)

それぞれのテリトリーを組み合わせた合体技や、個性を生かした縦横無尽なアクション、両者のロボの共演と本作オリジナルの合体など、「スーパー戦隊VSシリーズ」の定番を踏襲しつつも、試行錯誤をしている点が毎回見事だなぁ、と思います。

「トッキュウジャー」は単独劇場版しか観たことありませんでしたが、「ニンニンジャー」はテレビシリーズを通して観ていました。「仮面ライダードライブ」も観ていたので両作の単独劇場版を映画館まで観に行きました。子供たちに囲まれながらひとりポツンとおっさんがいる状況に我ながら苦笑しました(笑)
“忍びなれども忍ばない”をコンセプトに展開するダイナミックなアクション、メンバーそれぞれがいとこ同士であるという初めてのパターンなどの様々な魅力にハマり、小学生以来でしたが久々に全て観てしまいました。童心に返りました(笑) それは本作を観てもしかり(笑)

志尊淳や横浜流星など、現在ブレイクしている俳優も出演しています。
「ニンニンジャー」のメンバーからは、今のところブレイクしていると言える俳優は出ていません。子役からやっていてコンスタントに様々な作品に出演している山谷花純は別にして、他の作品で見掛けるということがありません。
ブレイクする人としない人の間には、どんな差があるのでしょうか? 事務所の戦略が下手なのか、はたまたその俳優に潜在的な魅力が無いのか、俳優自身の頑張りが足りないのか、興味は尽きません…。

しゅうへい