スティーブ・ジョブズのレビュー・感想・評価
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ゲイツ
2016年劇場10本目。
開発秘話的なものはほとんど、というかまったく無く、ジョブズがどんな人物だったかという点に焦点が当てられている。
家族と社内でのジョブズを取り巻く環境という狭いシチュエーションでのストーリーなので、ジョブズの功績というよりは徹底したこだわりっぷりで周囲を振り回す描写が多く、もうある意味ネガキャンにすら思える(笑)
なのでジョブズの功績を充分に知った上でその時系列と照らし合わせて観る事のできる予備知識がある人ほどこの映画を存分に楽しめると思う。
まあ、私のようなそうじゃない人でもテンポ良くて楽しめるのは楽しめたけど。
それにしても中年期に入ってからのジョブズを演じるファスベンダーは本人が乗り移ったかのようにソックリだった。
ジョブズファンなら
2時強、疲れた。特にアップルファンでもジョブズファンでもなく、この映画を観て、どれほどの人かを知ろうと思ってた。神のような存在かとも考えていたが、人間だった。
作り手は、それを見せたかったのかな。
自分のように、彼をあまり知らない人が観る作品ではないのかな?
違うアプローチを試みている
冒頭からの入りは、心を震わす言葉で満たされ名作の予感を感じる。
しかし、物語の中心のテーマとして、
『ジョブスの家族観』そして『ジョブスの周りの人々』があり、
これにまとった話が展開されていく。
そのためか、少し期待していたものと違う印象を得た。
また、絵は終始新作プロダクト発表前の緊張感のある舞台裏である。
(リサ/ネクストキューブ/iマック等のプロダクト発表会の公演直前が場面として続く)
評価が分かれる映画だと思う。
個人的には、ジョブスの病的なまでの『理念の人』を活かした作風ではなかったため、良い印象を感じれなかった。
ファン向け
ジョブス映画の悪いところが出てしまった感じ。歴史的な出来事や製品は知っていて当然なので描写されません。
基本的にずっと罵倒する映画で、感動的なテイストも足していますが、そこまでしてでっち上げなくても。
セスローゲンが善人役なのはすごく新鮮でいい味を出していました。
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