劇場公開日 2016年1月8日

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クリムゾン・ピークのレビュー・感想・評価

全57件中、41~57件目を表示

2.0前作の『パシフィック・リム』はメチャメチャ良かったのに...

2016年2月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

今回は難解だったわ。アタマの中で整理するのが困難だったわ。
ヴィジュアルは良かったのになぁ...勿体無い。

以下、余談。
座席をリニューアルしたサロンシネマ2で観た。八丁座と同じような感じで横幅が広々としてるんだけど、アタマの方が低くて少し観辛かったわ。
コレ、賛否両論ありそうじゃわ。それに2の席数が91から76に減ったがな...コレで大丈夫かぁ俺達の序破急よぉ!

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極東新天地

3.5デル・トロ節炸裂

2016年2月6日
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鑑賞方法:映画館

怖い

さすがの世界観。幽霊はストーリーに余り関係ないけど久しぶりのゴシックホラーを堪能。Jホラーの残穢にも通じるような作品でした。

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さもさん

3.5ゴシックホラーが好きな方は是非

2016年1月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

今作はそんなギレルモ・デル・トロワールドが如何なく発揮されていてファンとしては楽しめた
本筋に入る前が長すぎだけど、話の中核に入ってからは
もう止められないゴシック感
愛おしくも切ない愛情の暴力が観ていて胸を打ちます
何よりキャスティングが良いです
トーマス役はトム・ヒドルストン以外はダメでしょう
彼だからこその雰囲気が最高です

ゴシックホラーが好きな方は是非

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lania9969

3.0「愛は人をケダモノにする。」荘厳で可憐なホラー映画。

2016年1月30日
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悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:主人公達を取り巻く様々な愛憎劇が、“ホラー”というジャンルを越えて描かれていくのが魅力的。恐ろしくも荘厳な映像美も、胸に残る。
否:見方によってはかなりグロテスクなシーンや、ラブシーンもあるので、好き嫌いは分かれそう。

 基本的にはホラーではありますが、そこではいくつもの愛憎劇が描かれていきます。子供を想う親の愛や、願えども叶わぬ片想い、そして自分を愛してくれる者への無償の愛。劇中でとある人物が語る、
「愛は人をケダモノにする。」
というセリフが、まさに本作での愛の姿を体現しているような気がします。
 そして、ただのホラー映画とは片づけられないような映像美も、この作品の魅力です。特に後半の古城のシーンの数々は、まるでテーマパークのホラーモノのアトラクションに乗っているかのようで、ハラハラしながらもその優美な世界観に、魅了されてしまいます。
 急に驚かせるシーンや、ラブシーンなんかもありますが、気品溢れる悲しいお話に仕上がっています。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0おぞましいって美しい!

2016年1月27日
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衣装やセットの美しさについては言うまでもない感じですが言います、言いたいです。冒頭から幼いイーディスが来ている喪服が可愛くてどストライクでした。脇役の婦人方のドレスにまでこだわりを感じて、もう目が幸せでした。イーディスの実家のお屋敷と、クリムゾン・ピークのお屋敷と、空気の暖かみとか構造とか違いますが、どちらも好きです。
私はいきなり出てくる幽霊とかめっちゃ怖いんですけど、幽霊は要るかな、驚かすのはいらんよーな気もしますが(笑)
ストーリーは正直途中から読めますね、あのきょうだいの濃くてねばこい闇が屋敷そのものなんですね。
それにしてもアラン君が男前ですな〜!イーディスを思ってイーディスのために行動する姿が・・・
個人的にはイーディスの父上が雇ってたあの男もいいキャラしてると思いました。
絵になる場面がたくさんです、ホラー目当てで行った人には物足りないと思いますが、映像の美しさを見るために見てもいいんではないでしょうか。
しかしあのおねぇさんほんと怖いわ。

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ソリータ

3.0キューブリックへのオマージュ

2016年1月22日
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シンメトリー、雪中、斧、エレベーター、血海など、もしかしたらと思うところが散見しました!

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movieholic

3.0セットがダーク!

2016年1月18日
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鑑賞方法:映画館

あんまり怖くなかった。

途中で結末が予測できます。
雰囲気は良いんだけれど・・・。

ジェシカ チャステインは髪が長い方が綺麗です。

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hanareuma

3.5真っ赤な嘘だと言わないで

2016年1月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

『ミミック』『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督の
最新作は、18世紀を舞台にしたゴシックロマン。

本作の予告を観て『ホーンティング』というビッグバジェットの
お化け屋敷ホラーを思い出したが、あの映画は少しも
怖くない上に話もウルトラつまんなかったので(←オイ)
『クリムゾン・ピーク』にも若干不安を感じてはいた。

で、怖いかどうか?と訊かれたらだが、まあ、ほぼほぼ怖くない。
先日の『劇場霊』と同様、“恐怖映画”と呼ぶよりは
“怪奇映画”と呼ぶ方がしっくりくるだろう。
あ、だけど、血や虫類がニガテな方は、顔を背けたくなるような
ショックシーンが不意討ちで来るのでちょっと注意。

また、物語面でそんなに新味がある訳でもない。
ヒロインが嫁いだ妖しい男爵そしてその姉の抱える秘密……
と勿体ぶって“……”などと書いてみても、事の真相は
開巻30分でほぼ読めてしまうかも。ここが大きな
不満点。本作、ミステリ的な面白さはかなり薄めである。
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しかーし、本作の監督は異形に対する愛が
ハンパないギレルモ・デル・トロ大先生。
本作最大の見所は間違いなく美術面だ。
衣装、舞台装置、クリーチャーデザイン、これらがとにかく素晴らしい。

特に、舞台となる館“アラデール・ホール”の様式美には目を見張る。
朽ち果てた天井から雪が舞い落ちる巨大なロビー、
血のように紅い泥が貯蔵された不気味な地下施設、
暗く長い廊下の壁の、甲虫の腹のように複雑で不気味な曲線。
採掘機、エレベータ、ピアノ、暖炉、オートマタなど、
随所に登場する小道具も作り込まれており、
不穏な存在感を発揮していて良い良い。

もうひとつ大事な小道具が、映画のタイトルとも
なっている“クリムゾンピーク”という土地の赤い土。
屋敷の庭や床板から滲み出る深紅の泥土はまるで
巨大な生物の血肉のようだ。取り繕った皮膚の下
には、どんなおぞましい感情が隠れているのか?
『雪が降ると丘全体が深紅色に染まる』という設定も、
人間の醜悪な部分が表層に表れる事の表現なのだろう。
まあ、残念ながらその要素も、匂わせぶりな割には
アッサリと処理されてしまっているのが難……。

そして、白・黒・深紅の幽霊たち。
デザインそのものは怖いとは感じないが、ユニーク。
まるで水に垂らした血や水墨のように揺らめく部分が印象的だ。
あくまで物語を誘導する手段であるという立ち位置も良い。

これら美術面でのこだわりは流石はデル・トロ監督と言った所。
琥珀色と翡翠色そして深紅のコントラストが
強烈な映像もあいまって非常に美しく見応え十分。
『シャイニング』『ミザリー』などの過去の名作を
彷彿とさせるシーンや、クラシックな雰囲気を
意識したのだろう場面変換時の演出などにもニヤリ。
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キャストも魅力的。
ミア・ワシコウスカは、子供騙しのようなロマンスにも
コロッと騙されてしまいそうな純朴な雰囲気がピッタリ
(つっても彼女、ああ見えて現在もう26歳である)。
トム・ヒドルストンも優男な雰囲気が良いね。
真っ赤な嘘ばかりじゃなかったしね。
最後のシーンは美しくも物悲しかった。
あと忘れちゃいけないジェシカ・チャスティン姐さん。
鉄のような硬い表情が怖いが、それは序の口……。
最後は何だか『蜘蛛巣城』の山田五十鈴を連想してしまう恐ろしさ。
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という訳で、
恐怖面では物足りないし物語も印象が薄いが、
ゴシックな美しさとおぞましさが満載の映像と
キャスト陣の魅力で最後まで楽しめました。
観て損ナシの3.5判定で。
デル・トロ監督の次回作も楽しみだ。

きっと世間的には『パシフィック・リム2』が
待ち望まれてるんだろうけど……ほら、その、なんだ、
『狂気の山脈にて』の映画化もご再考願いますよ監督。

<2016.01.10鑑賞>
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余談:
物語の舞台となる館“アラデール・ホール”があるのは、
人里離れた静かな丘の上。
静かな丘……サイレントヒルズ……いや……
何でもない、何でもないよ……。

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浮遊きびなご

4.0デル・トロの世界に浸る

2016年1月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

これぞデル・トロのダークファンタジー。掘削機の模型、室内装飾、指輪からペン先に到るまで細部にデル・トロのゴシックの美学が緻密に表現されていて、濃密な映像世界を創り出しています。「幽霊はメタファーにすぎないの」という冒頭の台詞の真意が最後に美しく浮かび上がり、はっとさせられた。

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manambo

4.0ゴシック!

2016年1月15日
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鑑賞方法:映画館

美しい画面作りが素晴らしい。
そして、ジェシカ・チャステインの熱演!
ストーリーは正直ある程度予測がついてしまうが、トムヒあってこそ!
普段ホラーはあまり観ないのだけど、とても楽しめました。

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ぱんちょ

5.0豪華絢爛なデルトロワールド

2016年1月12日
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楽しい

興奮

幸せ

なんと言ってもポスターにもあるように幽霊屋敷の外観と内装の作り込みに驚愕します!服装も、凝りまくっていて何度見ていても細かいとこまで見てしまいます。そしてミアワシコウスカ、トムヒドルストン、ジェシカチャステイン、各々の役者がデルトロワールドにぴったりとはまっていて美しく魅力的です。物語の展開自体は非常に古典的で、人によってはそこが合わないこともあるかもしれませんが、古典的であるからこそよりこの世界観に没入できるのだと思います。そして思いもよらない豪快なラストには、もう笑うしかないという感じで不思議な爽快感すらあります。ポスターなどのビジュアルなど見て少しでもグッときた方は必見です

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Ito

4.0単なるホラーではなく

2016年1月11日
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純愛ストーリーだ('_'?)
屋敷、衣装は満点
ストーリーがありきたりなので四つ

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れこほた

4.0期待以上の作品です

2016年1月10日
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鑑賞方法:映画館

単なるホラー映画と思って見てみたら、さにあらず。

愛するもののエゴがおりなす作品でした。

映像はきれいですが、あのボロ屋敷は幽霊屋敷と言われても仕方ないかな(笑)

ホラー映画好きな人は怖さに物足りないと思われます。

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Nobito

3.0ホラー要素が勿体無い。

色々な意味で「正にデル・トロ」な一本。

画面はとにかく美しく、そして雰囲気は満点。
なれど舞台とストーリーの必然性が薄いのが残念だった。
ホラー映画の売りが、本編から外れて添え物になっているのだもの。
そこがデル・トロらしさ満開なのだが、ご愛嬌で許せるのは、やはりデル・トロだからこそだろうな。

特殊枠を邁進するミア嬢も良かったが、ロキ様の嫌味だけど嫌いになれない魅力が全開だったのは素敵だった。

総じてお好きな方にのみのオススメできる作品。
「パシフィック・リムの監督」と言う宣伝は、逆効果だね。

追:
この作品のためにわざわざ遠征し、公開2日目でパンフ売り切れ。
後日問い合わせるも、劇場のあまりに酷い対応。
もう少し配給を含め、考えるべきだと思う問題だな。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

3.5お化け屋敷映画と思いきや…

2016年1月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

サイコ色が強めの作品でした。どちらかというと、サスペリア2か。
オバケたちもあんまり役に立たず…なぜ、驚かせて登場するのやら…。
真紅に染まる赤土とブッ壊れかけてる巨大な邸宅はホラー作品にはなんとも魅力的な仕掛け。色や光の映像は綺麗だったけどそれ以上はなかったかな。
しかし、ホラー映画が大スクリーンで見れるのは嬉しい。

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peanuts

2.5魅力的な屋敷を活かしきれていない

2016年1月8日
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悲しい

怖い

単純

舞台となる屋敷や小道具、衣装などの美術は素晴らしい。とくに屋敷の不気味さが最大の魅力。個人的には蝶や蛾などの虫を使った、もの悲しい演出が好みだった。

しかし、ドラマは乏しく、カタルシスは薄い。地味な終わりで残念。終盤の敵との対峙では、屋敷全体を使った演出で魅せてほしかった。

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フェネック

5.0耽美的で血塗れ、それでいて途方もなく透明度の高いゴシックホラー

2015年10月26日
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鑑賞方法:映画館

母を亡くした少女イーディスは深夜の寝室で母の霊から”クリムゾン・ピークに気をつけなさい”という謎の警告を授かる。十数年後、父の事業を手伝いながら幽霊をテーマにした小説を書いていた彼女の前にロンドンから来たという謎の紳士トーマスが現れる。すぐに惹かれあった二人はトーマスを好ましく思っていなかった父の死を機に結婚してロンドンに渡るが、人里離れた古屋敷での共同生活はトーマスの姉ルシールと屋敷に潜む得体の知れぬ妖気によってたちまち悪夢に変貌する。

近代英国を舞台にしたゴシックホラーという触れ込みを遥かに凌駕した世界観が圧倒的な、無数の蛾が飛び交い魑魅魍魎が這いずり回る英国版『八つ墓村』。異形の者への偏愛を惜しげもなく作品に滲ませる監督ギレルモ・デル・トロの一貫した作家性が画面の隅々まで行き渡っていて、ダークファンタジーの傑作『パンズ・ラビリンス』と並ぶ耽美的で血塗れ、それでいて途方もなく透明度の高い物語はいつまでも余韻を味わっていたくなる美しさに充ちています。

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よね