無限の住人のレビュー・感想・評価
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原作ファンとしては30巻の内容を2時間30分に収めるのは無理がある...
原作ファンとしては30巻の内容を2時間30分に収めるのは無理があるかと。3部作にすれば良かったんじゃ。。折角豪華な俳優人なのにもったいないなぁ。ただの殺戮映画な気がする。三池監督よか大友監督のが良かったんじゃないかと。ほんとに残念です( ´Д`)y━・~~
キムタクが斬って斬って斬られて斬って
原作未読。なるほどこの設定はいい!主人公が最初から最後まで滅多斬りされる時代劇なんて無かったもんな。確かにこれは実写化向きの題材だと思う。キムタクが傷だらけの血だらけになるというのも時期的になんとなく味わい深いものがあってよかった。ただ全体的には惜しい作品だった
マンガ原作の映画にはついて回る問題やけど原作数巻分の物語を120分前後に収めるとなるとやっぱりダイジェスト感が生まれてしまうんよな(それに対するひとつの対処法は二部構成やけどそれはそれでまた問題がある)。いまいちアガりきれないまま物語が進んでいってしまう印象を受けるのは否めない
PG-12というのも物足りない。人体欠損描写が緩くなるんよな。「斬る」「人体がバラける」という行為と結果がワンカットで描かれないのはなあ…R-15だったらもっとグロテスクで燃える殺陣になったはず。ただ上映終了後に少年2人組が「『無限の住人』スゲえな!」と興奮していたので許した
間違えても大傑作『十三人の刺客』級を期待したら肩透かしを食らうけどまあ面白かった。とにかくキムタクが斬って斬って斬られて斬って(河島英五風に…)!「型破りな天才」という型を演じ続けてきたキムタクにとってブレイクスルーの一作になると思う(時期的にもね)。そこは流石三池崇史やなと
やっぱりキムタクはスターよな。いつでもキムタク。どうしてもキムタク。スターはそれでいい。そうあってほしい
『無限の住人』はR-15(できれば18)にして主要な敵キャラを2,3人カットして上映時間を100分前後にしたら傑作になったと思う。それができたら苦労せんてな…
つまらなかった
設定も配役も悪くないと思うが、脚本がつまらなくしたと思う。
インモータルに悩むところをもっと描く。
なぜ助太刀するのかをより詳しく描く。
尺を140分使えるのなら、もっと心理描写と映画の中のリアリティをあげることに使えば良くなるのになあ。惜しいなあ。
チャンチャンバラバラの時代劇
映画『無限の住人』を見てきました。お話しは荒唐無稽なチャンチャンバラバラの時代劇ですが、三池監督らしく、グロいところもあります。
福士蒼汰が珍しく敵役で登場しますが、それほど悪い奴に見えないところが残念。また、死ぬことができない男の悲しみも、どこへ行ったのか、あまり深く追求はされません。
まぁ、大味な作品ですね。
途中で寝た苦笑
冒頭の金子賢さんがらみの斬りあいシ~ンでおなかいっぱいになってしまい、その後の単調なすと~り~に途中で寝てしまい、クライマックスの音で起きたです苦笑
これ、140分は明らかに長すぎです
役者が次にしゃべるセリフが読めてしまうとこも興ざめました
特にラストシ~ンなど
他のかたがレビューしてますが、確かに死なない主人公で観てるがわをハラハラドキドキさせるの難しいなあて、感じました
正義が戦う相手は、悪か?
良くも悪くも三池クオリティ。配役の好みが良く出てる。相当に金がかかってる映画なのもよくわかる。そのくせ、興行を考えて万人受けすることなど眼中になく、平気でグロいシーンをぶち込んでくる。むしろそれが潔いと思えてしまうくらいだ。
それにしても、今この時期、やはりキムタクだ。
世間からのバッシングを受けている姿が、まさにタイムリーな役どころとモロ被り。剣の腕じゃ、結局ほとんどの相手の方が強かった。でも、無様でも這い上がり、言い訳せずに痛みをこらえる様が現実のキムタクそのものだ。例えば今の白鵬のように、それまで散々持ち上げられて、いざ佳境を越した途端、手のひらを返したように砂をぶっかけられる姿を見ていると、むしろ応援したくなる。世間の酷評に黙って耐えているから猶更だ。そう思ってみてしまうからだろう、余計にこの映画に肩入れしたくなる。
で、映画のこと。
物量に物言わせる手法(「十三人の刺客」もそうだった)にしても、突飛なキャラや衣装も、三池監督という時点で想定内。むしろ、キムタクの演技が「キムタク」であることに安心感すら覚えた。
さて万次は、凛の復讐に手を貸しながらも、凛の正義に心動いたのではなかったのだろう。妹に似ていたからと理由があるにしても、それはどうでもよかった、自分が納得できる死に場所さえあればよかったのだ。言ってしまえば、正義なんていくらでもある。正義と正義が敵対することもある。天津にだって、乙橘(戸田)にだって、御公儀にだって、それぞれに正義があるのだ。正義と悪の割合が若干違うだけだ。万次がやっつけた御公儀の武士の中にはこれっぽちも悪のかけらもない純粋な侍だっていたはずだ。だから、自分だけが正義だと思っちゃいけない。そのことを、万次はわかっているのだろうな、と思わせるキムタクの演技だった。
(※しかし、この映画の評価が極端に高い、および極端に低いレビューの方々が軒並み捨てハンってどうよ。)
やっぱりなぁ(・・;)
アンチ・キムタクではないけど..
原作と比べてもまったく深みがなくて物足りない仕上がりだと思います。
キムタクの演技も過去のと大差なく新鮮味が感じられませんでした。
監督、キャストの全力を感じる
2回観賞。映画館で観るべき重量のある良作。
現実離れした設定にもかかわらず、命の重みをずっしり感じられた。適度なグロさのため爽快感もある。
木村拓哉の殺陣は剣道経験も活きて重心が低く重く早い。相当訓練したのだろう。何人斬ってもスピードが落ちることがなくしかもノースタント。もはや同じ人間と思えない(笑)。勿論目の演技も相変わらずゾクッとするほど素晴らしい。やはり彼は現代のスーパースターなのだなと実感。
他のキャストの演技も普段観るそれより全力感があり圧倒された。三池×木村の成せる現場の相乗効果なのだろうか。ラストシーンに覆いかかるMIYAVIの主題歌も世界観とマッチし相当カッコいい。
万人ウケする作品ではないが、一部では必ず高く評価されるだろうし、海外評価もかなり高いのでは。
キムタクはキムタク?キムタクで何が悪い!キムタク自身にはまるで興味がなかったおっさんは本作をこう見た!
確か似たようなコメントのレビューを書いた記憶がある。そうだ、「ボックス!」(2010)のレビューだ。
そうだ、市原隼人だ。三池監督は市原隼人が大好きだ。そしてオレも大好きだ。理由は簡単だ。
いつだって市原隼人だからだ。
だからキムタクと三池。相性が悪いはずがない。
そう確信して、風邪気味の奥さんをほったらかしにして、極悪のおっさんは渋谷へ。
「無限の住人」
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漫画の原作は未読。三池と漫画原作の相性が悪いといわれるが、最近作の「テラフォーマーズ」は題材、つまり原作がつまらないだけで、三池が監督することで、飛躍的に見るに堪えうるものとなっただけである。
三池は、漫画原作こそ、真骨頂。
相変わらずの、時代劇のくせして現代語とか、説明過多なセリフや脚本にうんざりはするし、くだらない部分はあるものの、プロフェッショナルな、陰影のある画や迫力ある殺陣は健在。個性的な豪華キャストも見どころある。
だがしかし、木村拓哉。この映画の見所はやはり彼だ。
序盤のモノクロのアクションから魅せる。本人、そうとう殺陣の練習をしたと思われる。構えからの腰の入り方が立派だ。
だが、木村拓哉の、本作の最も素晴らしい点は、時代劇に合った風貌である、という点だ。
そう、特に顔のデカさ。
これこそが、木村拓哉が、時代劇が一番様になる要因。顔が大きいがため、重心は下がり構えは美しく力強くなり、全身を映した状態で、顔の表情がはっきりとわかる。目も大きいので、なおさらだ。
一方の福士蒼汰の貧弱な立ち振る舞いもそうだが、顔が小さいがため、迫力が足らない。まあ、そこは戸田恵梨香同様、マンガの世界なので、ガタガタいうつもりはない。
他の役者については、やはり海老蔵が素晴らしい。白髪のロン毛から覗く顔はやはりデカく、ベニチオ・デル・トロのようにねっとり。
この海老蔵の「大切な人を失ってきた」設定が、「悟った」かのような表情が実に「リアル」だ。
彼とキムタクとの、三池映画特有の「ガチンコ」殴り合い、じゃなかった「斬り合い」も楽しい。
そして、市原隼人。
やり過ぎで、狂ってる感がとてもいい。ここまで外道な役も珍しいが、本当に信頼できる役者である。
だが、彼とキムタクを見てると、ふと萩原聖人を思い出し、こういう映画で、共演してほしいなあとも思った。
杉咲花については、登場人物のセリフにあったように、「あの女を黙らせろ」。それ以外に言葉がない。
詰め込みまくりの、詰め込み気味の本作だが、序盤の北村一輝のキモいキャラなどもっと面白くできたと思うので、シリーズ化前提で撮ったほうがよかったかもしれないが。
むろん、キムタクのスケジュール次第だろうが、本作以上に彼を活かせる企画はないのでは、と思うほど、これ1本はもったいない。
追記
不死の設定について。
不死身モノという題材について勘違いしてるようだが、本作、初めからその点の面白さは狙っていない。豪華キャストに、毎回、キムタクがいじめられ、痛がる、それが本人らがやりたいことだったのだから、これで良いのだ。
格好いいんだけど、気になる。
原作は未読で鑑賞。だからか、ストーリー的によく分からない所がてんこ盛り。特に気になったのは、あの人達(木村さんと海老蔵さん)は首をスパンと斬られたり、火炙りにされても死なないんですよね?きっと。だったらそういうシーンがあった方がインパクトあって良かったんじゃないかなと思いました。あと、最後の戦闘シーンはいくらなんでも敵の数が多過ぎるんじゃないかなと。あれだけの数に勝てる理由がただただ不死身だからというだけなのがちょっと残念でした。というかあの状況下では凛はどう考えても殺されちゃいますよね。全ての敵が万次に斬られる為に向かってきてるようにしか見えなかったです。ただ、「いや、まぁそういうものだ」と言われれば、「あぁ、そういうものなんですね」という事でお約束として楽しめたりするのかなとも思います。次から次へと敵を斬り倒していく殺陣は格好いいし気持ち良かったです。この手の作品の楽しみ方を知っていればもっと満足出来たのかもしれません。
あと、140分は長過ぎないでしょうか。原作を知ってる方からすればやむ終えないのでしょうか。未読の立場ではやはり長く感じてしまいました。
蒼井そらなら中国で大ヒット!
日本人にはキムタク映画です。でもヤマトよりは全然良いですけど。海外のキムタク初見の人には抵抗ないかもしれないですね。ヒーロー物の主人公なんて演技力はこんなものです。
全編モノクロでも良かったと思います。カラーでは余計なものが見えすぎます。モノクロの方が逆に臨場感が出てました。
戸田恵梨香を蒼井そらにして、120分におさめたら中国ではヒットしたのに!とにかく海外シェアを意識した作りになってます。
キムタク以上に市原隼人は市原隼人の演技ですね。野球のスイングが出たときは「あ~あ」と思いました。
杉咲花と冒頭10分は良かったので☆3つです。
なんとかつないだ感でも満足
最後までやりたかったのなら、ストーリーは、よくやったと思います。
無限の住人ファンとしては、言って欲しいセリフで言ってくれたのは、「そこは兄様だ」だけでしたので、それが残念でした。
最後、あそこまでやるなら、
原作ラストまでやってもよいのではと、個人的には思いました。
花ちゃん(凜)の「へ?」こそ最強
まず始めに。原作を連載時から雑誌を買いつつ単行本を初版で買う位のファン。
で、感想としては「良いじゃん!良いじゃん♪」でした。基本的に元ネタと映画化(含むアニメ)とかリメイクとかには寛容、というか単にワクワクしちゃう質であるってのもありますが、よくもまぁこの時間に納めたなぁと感心しきり。
そして、色々と割愛してるのに、あえての(?)あの三人組(笑)出落ちでしたな(笑)
ともかく、乱戦に研きをかけていく三池監督にいつか合戦ものを撮って頂きたいと強く思うわけです。
阿葉山師匠だけがファンとしては残念。
大切な人のためには、なんだってできる
不死の男が、復讐することを望んでいる少女と出会い、一緒に行動していきます。始めは、互いに嫌々でしたが徐々に大切に想うようになっていくという内容でした。
戦闘シーンの迫力がすごいです。特に最後の大人数は、圧巻でした。復讐を望んでいた少女は、最後は復讐するためにやったというよりも、大切な人を守るためにやったような気がしました。
はしょりすぎ?
これは前編後編に分けるべきだったのでは?
物語大急ぎで困った😖💧
殺陣の迫力ももうひとつ足りず
戸田恵梨香さんが良かっただけ(^-^;
もちろん木村くん良かったけど
斬られて刺されて痛々しかった(^-^;
すはらしい映画なので是非多くの人に見てほしい!
普段洋画しか見ないのですが、木村拓哉さん主演ということで見に行きました。
木村拓哉さんの演技に引き込まれ今まで見た名作と言われる洋画以上に魅了されました。気迫溢れる殺陣、眼力の凄さ、身体全体から醸し出される気品、魅力的な声全てが素晴らしく映画を見ながら万次さんを応援していました。ストーリーもしっかりあり、これぞ世界に羽ばたくエンターテインメントすはらしい映画です。
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