「ゾンビの数は少ないが…」ハーモニー・オブ・ザ・デッド うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ゾンビの数は少ないが…

2020年8月27日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

襲ってきたゾンビが1噛みしたら去っていくので、食べるつもりはないのか?とか冒頭ではゾンビが活動する意味がちょっと掴みづらかったがウィルスが拡がるためだけに動く死体を活用してるのだろうと思っていたら、一気に6年後(笑)

ゾンビに因って生活が崩壊した6年後、ハーモニーは雪の中、狩りをして暮らす男パトリックとその隣に一人娘ルーと暮らす男ジャックが生き残っている。
それなりの囲いとかしているが、ゾンビの勢い的によく生き延びたとは思う。
作中ではゾンビ発生から9年経ち、初期のゾンビには感染力があったが、9年後個体数が減り、一体一体が進化、外皮が固くなり、視力は無いが聴力、爪が発達するなど、ゾンビ自体についての解説があったりした。進化したゾンビ(もはやミュータント)を捕らえ「どのくらいで餓死するか?」と試そうとしているシーンもあり、結構な修羅場を潜ってきているのは分かるものの、如何せん警戒心が弱いこの男たち。
この男二人とルーの母親エマの死に関わった経緯、実は…と言う男2人にはモヤモヤするしハーモニーの雪同様、関係性は雪解けしない。

ラスト近くなると近所で女を助け、無線によって生存者の場所、ゾンビの弱点など解るが正直、あのラストはどうなんだろう?と思う。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)