劇場公開日 2017年2月18日

「一風変わった内助の功。沢山笑って泣ける、極上ラブコメディ!!」もっと猟奇的な彼女 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0一風変わった内助の功。沢山笑って泣ける、極上ラブコメディ!!

2017年2月25日
PCから投稿

笑える

楽しい

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:予備知識は不要。実は猟奇的だった初恋の人との運命の再会を果たした主人公が、彼女の尻に敷かれつつも男として少し成長していく姿が、おかしくもどこか微笑ましい。そんな主人公を変わらずに支え続ける彼女の本当の想いにも、思わずホロッとさせられる。
否:展開はかなりご都合主義的で、出来過ぎ感があるか。

 前作の知識は不要です。今回は主人公が幼い頃に相思相愛だった初恋の人と再会して、晴れて結婚することになり、そこから巻き起こるドタバタ劇の連続に、思わず笑ってしまいます。
 普段は(割と)優しくて気立てもよくて献身的、けれど一旦火が点くと(いろんな意味で)止められない〝彼女”。そんな彼女と主人公・キョヌが、時にケンカし時に道に迷いながらも、少しずつお互いの本当に気持ちを理解し合っていく様に、思わず感動させられます。ラストはやや出来過ぎ感があると分かっていても、それでもジーンと来るからステキです(笑)。
 気になるようなラブシーンもありませんので、デートで沢山笑ってホロッと泣ける、そんな作品といえそうです。

映画コーディネーター・門倉カド