ミルカ

劇場公開日:

ミルカ

解説

実在のインド人オリンピック陸上選手ミルカ・シンの壮絶な半生を描き、インドのアカデミー賞と言われる国際インド映画アカデミー賞で作品賞や監督賞、主演男優賞など計14部門を総なめにした作品。1960年ローマ・オリンピック。400メートル走のインド代表選手ミルカは、ゴール直前で後ろを振りかえるという前代未聞のミスを犯して4位となり、メダルを期待していた国民からバッシングを受ける。帰国後、ミルカはパキスタンで開催されるスポーツ大会のインド団長に指名されるが、断固として拒否したため、首相の命令で首相秘書とミルカのコーチが説得しに行くことに。ミルカが暮らす町へと向かう電車の中で、コーチは首相秘書にミルカがパキスタンへ行きたがらない理由を話しはじめる。「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」などで映画監督としても活躍するファルハーン・アクタルが主演を務め、ミルカ役を熱演した。タレントの武井壮が、劇中の陸上大会に日本代表選手役で出演している。

2013年製作/153分/PG12/インド
原題または英題:Bhaag Milkha Bhaag
配給:日活、東宝東和
劇場公開日:2015年1月30日

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(C)2013 Viacom18 Media Pvt. Ltd & Rakeysh Omprakash Mehra Pictures

映画レビュー

3.0構成・演出に難あり

2020年10月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

怖い

ストーリーとしては社会情勢や生い立ちも含めて大きなバックグラウンドがあるにも関わらず、構成や演出がイマイチ盛り上がりに欠けるため今一歩のめり込めなかった。

ざっくりとした印象はスラムドッグミリオネアに近いが、あちらは食い入るように見ることができた。
違いは何だろうか。

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tiso jack

3.5走れ、ミルカ!

2020年10月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

インドのオリンピック陸上選手、ミルカ・シン。
その半生を映画化。
単なるアスリートのスポーツ映画と思うなかれ。
様々な要素を詰め込んだ、いつもながらのさすがのボリウッド・エンターテイメント。

頭の上に髪の毛をお団子状にして束ねてターバンで巻き、“空飛ぶシク教徒”と呼ばれた国民的英雄。
1960年のローマ・オリンピック。金メダルが確実視されていたのだが…。
ゴール直前、何故か後ろを振り返ってしまい、4位という結果に。インド中からバッシングを浴びる。
その直後、パキスタンとの合同スポーツ祭典が開催される事になり、ミルカは団長に指名されるが、拒否する。
彼に何があったのか…?

ミステリアスな導入部で始まるミルカの過去は壮絶。
インドとパキスタンの分離化の歴史。
その中で翻弄されたミルカ。恋人とも引き裂かれ…。
悲劇から、逃げろ、ミルカ!
あのオリンピックでの出来事は、少なからずこれが関係あるのかもしれない。

シリアスであると同時に、前述通り要素をたっぷり詰め込んだエンターテイメント。
初めて飛行機に乗って、怖い怖い。
オーストラリア遠征で、地元の女の子といい感じに。が、その結果、陸上の方に支障が…。
直接的ではないが、インド映画らしく歌や踊りも。
主演ファルハーン・アクタルの肉体改造は本物。亀仙人の修行のように足に重りを付けての訓練。躍動感はアクション映画のようで、スポーツ映画の真骨頂。
ライバル選手に妨害され、足に怪我を負う。痛みと闘いながら走り抜き、1位ゴール。熱い感動。

悲劇的な過去、絶えぬ努力、称賛される功績…。
相応しい物語がある。
それが英雄。
走れ、ミルカ!
語り継がれるゴール。

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近大

4.0インド版ロッキー

2020年8月25日
PCから投稿

半生を追う映画なので、起承転結の練られたストーリーがあるものではないけれど、気付けばミルカの人柄に惹かれて、ミルカの努力を応援していた。

映像の取り方、音楽の効果もなかな斬新なところがありました。歌とダンスが入るとこが「インド映画ってやっぱこういう感じか!」と思うところがあるが、それも含めて楽しめた。

主演のファルハーン・アクタルは体脂肪率を5%まで落としたらしく、気合が入っています!

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ドライトマト

4.0個人的No1インド作品

2020年3月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

興奮

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としぱぱ

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