劇場公開日 2014年9月6日

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「超絶スリリングなフライト体験」フライト・ゲーム ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0超絶スリリングなフライト体験

2014年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

たまりませんなあ、この緊迫感。
離陸スタートと共に始まる、鉄塊の密室で行われるハイジャック犯との手に汗握る攻防戦。とはいっても犯人が誰か分からん状況、乗客146名全てが疑わしいっつー、全てが容疑者という中での孤立した捜査。隣の気のいい奥さんだって疑わしいし、ビッチも疑わしいし、医者だって、キャビン・アテンダントだって、機長だって、下手すりゃ幼女すら疑わしい。そういう目で見りゃ全員がヤバい。そんでもって犯人の要求呑まなきゃ20分毎に誰か一人乗客が死ぬという、まさに絶体絶命。逃げ場なし。さあどうしましょうと。でも要求は呑めませんという。だって1億5000万ドル送金しろっていうんだもの。呑めるわけないでしょうと。

そんな切迫した状況で一人、孤軍奮闘しながら真相を追う航空保安官のビルを、僕らのリーアム兄さんが熱演しとります。
兄さんにはタフな役が似合います。寡黙で実行力のあるお父さんが似合います。今作も、あの「96時間」を思わせるような頼もしさ。それに加味される、ビルの哀しい過去が影を落として、或る種の危うさも演出しています。
足掻けば足掻くほど、もがけばもがくほどドツボに嵌り、泥沼に足を取られ、最悪の展開に転げて行く兄さん。何時しか彼までもが容疑者に仕立て上げられ、テロリストにされてしまうという。

ここからの一発逆転は臨めるのか?乗客は助かるのか?彼の容疑は晴れるのか?スリリングに次ぐスリリングの釣瓶落とし!このゲームは一体どういう結末を迎えるのか!?というね。

いやあ、楽しかったです。手に汗握りました。兄さんはやっぱり最高です。

悪夢のフライト体験、堪能いたしました。

ロロ・トマシ