なみのこえ 気仙沼

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なみのこえ 気仙沼

解説

濱口竜介と酒井耕が共同監督を務めた東北記録映画3部作の第2部「なみのこえ」の気仙沼編。2011年3月11日の東日本大震災で津波被害を受けた三陸沿岸部に暮らす人々の「対話」を集めた前作「なみのおと」の完成から1年以上にわたって撮影を続け、宮城県気仙沼市に暮らす7組11名の対話を記録。震災から約1年を経た中で、被災した人々が家族や友人、仕事仲間たちとの会話を通して震災の記憶を呼び起こし、思いを新たにしていく様子を映し出す。

2013年製作/109分/日本
配給:サイレントヴォイス
劇場公開日:2013年11月9日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.5気仙沼で被災した人たちが、近しい間柄同士で話し合ったり、監督のイン...

2022年7月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

気仙沼で被災した人たちが、近しい間柄同士で話し合ったり、監督のインタビューを受けたり。被災から現在に至るまで、そして将来への展望を話していると、段々にその人が奥底に、固有に持っているものが顕れてくる。女性の場合は特に。濱口監督は、話している本人が意識していない心の奥底や美しさを引き出しているように思った。走行している車の窓から撮影した気仙沼市内の風景が、監督の心象風景のように思えて、心に残る。

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