劇場公開日 2013年4月20日

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「「歴史」に関心あれば、絶対見なさい!」セデック・バレ 第一部 太陽旗 町谷東光さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「歴史」に関心あれば、絶対見なさい!

2013年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

5月14日、吉祥寺で鑑賞。
朝10時半開映、2部が終わったのが午後3時50分。
途中、25分の休憩はあったけれど、この長時間をまったく飽きさせないすばらしく緊張感があり、中身の濃い映画だった。

映画を見ることで、自分が体験できないこと、知らない価値観、歴史を知ることは重要なこと。

この作品を残酷だとか、日本の暗黒史を描いている、と批判、否定するのはまったく自由だが、「作品を(日本で)上映するな」などという意見が出てくるのにはまったく驚く。
そういう人は、「映画」というものを見る資格がない!

迫力あるアクション、なぜ台湾原住民がそういう行動に駆り立てられたか、ということがものすごくわかりやすく描かれている。

日本人の描き方も、かなりしっかりしているし、単なる悪者ではない姿も感じられる。

ぜひ見てほしい。

町谷東光
bashibaさんのコメント
2013年5月31日

訂正です。先ほどのコメントに誤りがありました。
「哀しい獣」ではなく、
「哀しき獣」でした。
失礼しました。

bashiba
bashibaさんのコメント
2013年5月29日

いつぞやは、弁護して頂き、有難うございました(「哀しい獣」の一件です)。
それにしても、「映画」というものを見る資格がない、とは、随分、勇ましい物言いですね。まぁ、思わず筆がすべってしまったのかもしれませんが・・・。
私はあなたとは違って、あまり、頭が良くありません。この世界のありとあらゆる文化を理解できる訳ではないのです。当然、理解不能の文化、好きになれない文化、関心の持てない文化というものもあるのです。私はあなたのように物判りのいい人間ではありません。神の目を持った人間ではありません。欠陥のある人間です。しかし、そんな人間にも映画を観る権利はあると思います。世の中には私のような愚かな人間もいるのです。何卒、お含みおき下さい。

bashiba