96時間 リベンジのレビュー・感想・評価
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ボンクラは、所詮ボンクラだ
「奴ら」の覚悟が足りない。
ボンクラが集まっても、所詮ボンクラだ。
前作「96時間」でメッタメタにされたアルバニア系マフィア。
そもそも彼らは弱かった。しかし、正体が掴めぬベールに包まれていた。
それを分け入って、突き進むリーアム・ニーソンの無双ぶり。
そこが最大の魅力だと思っていた。
しかし、そのベールは剥がされた。
故郷に残る身内らが結束してこようが、
ただただ弱いので、結末が読めてしまう。
今回のボス役ラデ・シェルベッジアの「顔力」は別として。
悪役の魅力が高まる程に、映画は引き立っていく。
まさにその反面教師のような、ルーティンなアクション映画。
こんなもん見せられるなら、いっそのこと人質の母娘ともに死んでくれ!
と、主人公の鬼神のごとき暴走を期待するあまり、そんな風に思ってしまった。
親子3人、協力し合っての脱出劇…悪者に容赦なし。
いや〜、面白かった!
リーアム夫妻が拉致されてからラストまで‘あっ’と言うまでした。
前半は娘に電話で指示を出しながら自分たち夫妻の救出を敢行、後半は娘を安全な場所に退避させてからの妻の救出劇へとなだれ込みます。
運転免許取得中の娘に街中でカーチェイスをさせたり、ずぶの素人に手榴弾をバッコバッコぶん投げさせたり、やることが遠慮なくて笑えます。
こんなだからお話にはなんのひねりもありません。
微妙に家族愛を織り込みながらダイハードな展開が進むばかりです。
実は一作目を見ていません…。
悪役を懲らしめる方法は一作目の方がえぐいらしい…。
これは、確認しないといけないですね…、面白そう…。
父の愛は最強なのだ。
前作で、「96時間」という邦題をつけてしまったため、続編となる今作の題も「96時間 リベンジ」となってしまったが、96時間という時間の制限は無い。
原題は、TAKEN。
還暦近くでオヤジアクションスターとなったリーアム・ニーソン。
普段は、疲れたオジサンに見えるのに、いざとなれば、最強オヤジは健在。
スピード感あふれるスト―リー展開で、見る者を飽きさせない。
余計なことを考えるヒマが無いので、集中して一気にラストへ。
リュック・ベッソン制作で、フランスの香り漂うステキなアクションとなっているが、
作品とアクションは、前作以上でも、以下でもない。
今回は、娘のキムが大活躍。
運転免許をまだ取得していないのに、街中でのカーチェイスはお見事。
運転中に娘キムにも、度胸が備わっていく過程がよくわかり、とても良い。
父の言うとおりにしていれば、間違いないのだ。
そこが良い。
私が一番気に入ったのは、覆面をされて拉致される途中、道順を覚えるシーン。
これって必要だよね~。
かつては、こんなシーンもスパイ映画などであったと思うのだけれど、最近はなかったよね。
原点、いえ、基本は大切ということね。
「え~、この場面でこうなるか~」と思うシーンもあるが、まあ、そこは、≪家族愛が主題≫ということで納得。
気になるのは、娘キムのボーイフレンド。
濃い系のお顔なんだよな~。
まさか、残る二人の息子のうちの一人だなんてことは・・・無いよね~。
まさか・・・まさか・・・ね~(考え過ぎだよね)。
エクスターミネート親父
一見温厚そうというか疲れて錆びて枯れちゃって哀愁なんぞも漂っちゃってる娘大好きお父さんがいざ暴走したら止まらなくなってパリの街が瞬く間に血に染まり観客の度肝を抜いたままに幕を閉じた前作の96時間。
今回だって大人しくはいられない!!!!暴走行為が止まらない!!!!
二度に渡る娘の危機、元嫁大ピンチに黙ってる筈がない!!!!
無敵の親父が再び血の雨を降らせる!!!!今度はイスタンブールだ!!!!
正義も悪もねーぜ!!!!
邪魔者全員殺すぜ!!!!
我が娘に手榴弾を投げさせるぜ!!!!
邪魔すりゃ警察も殺すぜ!!!!
車で街中破壊しながら逃走するぜ!!!!
でも大使館に逃げるぜ!!!!
最後キッチリ諸悪の根源ぶっ潰したぜ!!!!
今回も瓦礫の山を築いたぜ!!!!
でもお咎めなしだぜ!!!!
ヒャッハー!!!!
今回も前作と同じく上映時間90分少々でタイトに仕上げつつもノンストップで突っ走るので物足りないとも感じず息つく暇なし!!!!リーアム兄さん今回もありがとう!!!!次回もよろしく!!!!
以上!!!!
父オススメ
普段は少しお節介だが、娘に優しいお父さん。
近所のどこかにも居そうで、なぜか親近感がわきます。
しかし、危険な香りを察すると一転、元CIA捜査官にスイッチON!
娘のためなら命も惜しまず、悪党に容赦しない強いリーアムには世の中のお父さん達もつい力が入るはず。
手に汗にぎるこの感じは二作目も楽しめました。
そして、娘(マギー)のたくましい成長をリーアムと共感して...
父ならプラス☆1つの映画でした。
それで良かったのか…?
前作に引き続きパワフルアクション◎
カーアクションも盛りだくさんだけど
やっぱり格闘シーンは見もの!!
組合は激しいアクションってわけじゃないけど
ガチで戦ってる感があって
技×技って感じがカッコイー♪
やっぱり絶対助けてくれる頼りがいのあるパパだけど
リベンジをやったことで
エンドレスな復讐を匂わせる、そんな作品
さらわれた娘奪還のために殺した相手も
また誰かの息子である
憎しみからは憎しみし
殺意からは殺意しか生まれないことを示唆してる
今作でもまた誰かの憎しみが生まれた…
この鎖が断ち切れることがあるのだろうか…
どんな結末だったらよかったのか
ちょっと考えさせられた
続編で終わったほうが
1に劣らず2も中々 リーアムパパを忙しくさせてくれるバカ娘にお金大好きの奥さん
テンポよく話は進んで96時間じゃなくて96分だろって思うほど一気に終わっちゃいましたw
3に続く感じもするんですが、もう2くらいがネタ的にもいいんだろうね
このシリーズは拉致されて殺される前に奪還するというコンセプトがあるから これ以上はいくらなんでもねぇ~ 2でもマンネリ感は十分ありましたので。
最後に全体を通しての感想ですがドンパチありますが、娘が教習所で合格する為の映画とも言えますw 最後まで見れば なるほど なとw ならないかw
あと後半に体罰大好きそうなジャージ着用の体育教師みたいな悪党でてきますが もちろんリーアムパパに片付けられます。
ニュースで色々あったので なんかスカッとしたw
ってことで観るしかないっしょ! リーアムパパの恐ろしさを観るがいいー
スカッとするなら
封切初日でどれくらい入っているのかと思いましたが結構席は埋まってました
リックベンソン監督の映画はカメラワークが格好良いですね。
特に車と格闘シーンはスピード感がいい
ストーリーでのドキドキ感はないけど総じてこういう映画
でしょと納得してしまうのはやっぱり技なんでしょうね?
物足りない
敵の薄〜い存在感と、
続編ゆえの安心感が混ざり合う。
元妻と娘に降りかかる危機が中途半端。
なおかつピンチ解決が御都合主義。
スリルが弱く、カタルシスも得られない。
盛り上がりも少なくて残念。
前作のように有無を言わさぬ強引な暴走を楽しみたかったなぁ。
拉致の瞬間までは面白かっただけに物足りなさが残る。
最終目的地を"親子3人揃ってタクシーで大使館"にしてほしかった。
リーアム拳、炸裂!
前作 「96時間」 以来、リーアムニーソンが私の中で熱い
そこまででかいという印象なかったけど、身長190越えてるんですね。てかあのサブミッションの決め方とか打撃のキレがハンパないのよね。在りし日のセガール拳を彷彿とさせると言うか・・・。
ただ、今作は無理やり感が漂うストーリーなんですよね
途中、「5分だ。5分経ったら大使館へ行くんだ!」と強引なタイムリミット入れてたけどw 前作と比較すると時間制約の緊迫感はなきに等しい
且つ、リーアムがどんな特殊部隊ギミックで敵を殲滅していくのか!?ってとこに興味の主眼置いてた私としては物足りなさが残った。敵がちょとしょぼすぎる。前作のどんどん強大で難攻不落になっていく敵に対して、単身で切り込むという爽快感、昂揚感がなくなってる
親子の絆から離れてもよかったと思うの
あってもオチに使う程度でダイハード風なストーリーでもよかったと思うの
てかリーアムのアクションもっと観てぇぇぇぞぉぉ
前作以上のスケール、激しさ、独創性に加えて、父の愛はどさらに愚かで笑えました(^^ゞ
まず試写会のゲストとして登場した、井筒和幸監督とラッパーのライムスター宇多丸のブチ切れトークが凄く面白かったです。
アクションが似ていて、手先でさばくシーンが多いことから、宇多丸が「リーアム・ニーソンの皮をかぶったスティーブン・セガール映画」と喝破すると、井筒監督も脱線して執拗に『007 スカイフォール』の批判を語りまくります。
例えば、本作が上映時間は92分の受けて、宇多丸が「シンプルなプロットがいい。これくらいの時間で楽しめる映画をどんどん作ってほしい」と注文すると、井筒監督は「『007 スカイフォール』は長かったしな」と同調。クライムアクションは、結末が見えているだけに、さくっと短いのがいいと持論を力説。宇多丸は「『96時間』をほめるのに、わざわざ他の映画をけなすのはどうかと思いますけどね…」と苦笑いし、司会者は話を『96時間』に戻すのに必死でした。
それでも井筒監督は、『スカイフォール』はお色気がないなど、重ねて攻撃。でも自分も『スカイフォール』に対して感じていた疑問点を指摘してくれたので、共感はできました。
試写会は、前作の上映もあるサービスぶり。2作品のプレスキットも貰えて、大満足の試写会となりました。
さて、前作ではアルバニアの悪党どもをバッタバッタと倒していったブライアンでしたが、家族意識の強うアルバニア人は憤り、復讐を仕掛けてくるというのが、本作の基本線。前作も見なくてもそれなりに楽しめるけれど、ブライアンの娘に対する強い思い入れについては、前作を見ていたほうがより感情移入できると思います。
アクションもさることながら、本シリーズのウリは、情けないほどの親バカぶり。今回は前作以上に、愚かしいほどの娘であるキムに対する溺愛ぶりが発揮されていて、多いに笑えました。
キムも2年経ってすっかり年頃の娘に成長しました。当然彼氏もできて、ラブラブになっていたのでした。でも、心配なのは父親の存在。何しろ一発で、彼氏の身辺調査をしてしまう元CIAエージェントなので、母親の元妻レノーアにも箝口令をしていたのにもかかわらず、ちょっとしたヒントで、彼氏の居所を突き止めて勝手に会いに行ってしまうのですね。娘に彼氏ができたことを知ったとき、肩をガックリ落として狼狽するブライアンのシーンが見物です。ラストにも彼氏がお呼びでないのに登場して、またまた狼狽。二度笑えました。父親なら凄く共感できるシーンでしょう。
全編を通して特徴的なのは、前作に比べてリュック・ベッソン+ヨーロッパ・コープ作品らしさが前面に出てきたことです。前作では、製作のみの参加でユナイテッド映画のクレジットだったのが、本作ではヨーロッパ・コープのクレジットも加わっていました。
ヨーロッパ・コープ作品の特徴は、接近戦の激しいアクションとポップな音楽にあります。それとアクションシーンに屋根伝いのパルクール風アクションが描かれることも。そんならしさが随所に目立つ出来映えでした。
本作ではファイト・コーディネイターに、アラン・フィグラースを招聘。『ボーン・アイデンティ』を特徴付けた接近戦のノウハウをさらにパワーアップ。より過激なアクションシーンを見せ付けてくれます。
また前作でも印象的だったカーチェイスのシーンは、まだ免許も取っていないキムが運転して、追っ手を振り切るという趣向。世界中でも一番混雑しているイスタンブールの街中を、心許ない運転ぶりで疾走するところは、より恐怖心が煽られました。
演出面でも、前作以上にドキドキ感がアップ。特にイスタンブール旅行をのんびり楽しむブライアン一家に、刻一刻とアルバニア人の魔の手が近づくところは、緊張と旅を楽しむ一家の無防備ぶりが対比されて、余計に緊迫感を感じさせる演出だったのです。
また、今回はブライアンとレノーアが捕まり、キムが救出に向かうという前回とは立場が逆転している設定も面白いところ。何しろ全くの素人であるキムがどうやって、救出するのかという一連のシークエンスをうまく辻褄を合わせているところがいいのです。
ポイントは、非常用の携帯電話をブライアンが隠し持っていたこと。これでキムに連絡を取り誘導。脱出に必要な手榴弾と拳銃を手に入れたのでした。ここで特筆すべきことは、キムを誘導する方法です。ブライアンは、自分が拉致されたとき、目隠しされた状態からも、捕まったホテルから換金先のアジトまでの経路を、要所要所の所用秒数を記憶。車の進行方向や速度、周囲の物音をくまなくチェックしていて、自分がどこに連れて行かれるのか克明にキムに伝えることができたのでした。この辺の細やかな演出が、卓越した特殊スキルを持つブライアンを一層印象づけてくれたのです。
ラストはグイグイとアルバニア人の家長ムラドを追い詰めていくブライアン。降りかかる火の粉は振り払わなければならないが、いくら倒してもそれが因縁になり、また復讐の刃が自分と家族に向けられるはこりごりというのが正直な気持ちでした。
ムラドに迫るラストアンサーの決めゼリフがブライアンの気持ちがこもっていて渋かったです。
でも、結局続編に繋がりそうな因縁の残る展開なのが気になるところです(^^ゞ
今回の舞台はイスタンブール。東洋と西洋が出会う街のエキゾチックな魅力も充分撮り込まれています。この街ではどの方向を見てもランドマークが飛び込んできます。特に巨大な円形の建物であるスレイマニエ・モスクが印象的で、本作でも場面の切り替えごとにモスクが遠望されています。
また、イスタンブール市街ではゲリラ撮影を決行。バザールの雑踏のなかでブライアンとアルバニア人一味の追いつ追われつの緊迫感あるシーンを撮影。臨場感たっぷりで、特に屋根伝いのパルクール風にブライアンが屋根伝いに逃走するところがなかなか迫力が出てました。
最後に元々はアクション俳優でなかったニールソンでしたが、『特攻野郎Aチーム』でプロの特殊部隊経験者にアクション指導してもらってから開眼。単なるアクション俳優と比べて違って演技派の俳優だけに、強烈な父子愛を見せ付ける本シリーズにはうってつけであると思います。二作続けてみるといかにブライアンが家族を大切に思っているのか、強烈に印象づけられます。
今回は、再婚した元妻が再婚の相手と不仲になったところで、ブライアンに助けられるという流れ。次作はせひよりを戻して、家族水入らずの光景を見たいものです(*^_^*)にこにこ♪
痛快
まさかこの映画に続編ができるとは(笑)
けど内容は相変わらず単純でストレート。前作の復讐に来た組織と戦う展開。
冒頭から絶体絶命感が上手く出てる。緊張感が高いのは前作同様。
90分という比較的短い時間なので退屈する場面も少ない。
あっと言う間に終わる印象で多少物足りないけど、アクション映画なんてそのくらいがいいのかもね。
続編で失敗する作品も多いけど、これはかなり良かった。
ハードルは高った。。。
一作目を4.0と高く評価していたので、続編がでると聞いて期待しました。 がしかし、ハードルは高かった。。。
娘・キムを救ってその後、幸せに暮らしていたミルズは 出張先のトルコ(イスタンブール)にキムと元妻のレノアを招待する。 するとそこには 誘拐犯の父親による復讐のワナが待ち構えていた、というストーリー。
主役のダディ・ミルズを演じた リーアム・ニーソン。 無謀にどんどん突き進む・大胆な行動が売りのミルズは 以前と変わらず。 でも なんだか集中力がない、前作のような動きの良さが感じられませんでした。
元妻・レノアを演じた ファムケ・ヤンセン、続編なので採用。 ミュータントではない凡人、ただただ連れ去られるママ。 後半のシーンがちょっとわざとらしくて苦笑い。。。
そして娘のキムを演じた マギー・グレイス。 前作から確実に力がついたと思う彼女。「箱入り娘/Daddy's girl」のキャラは同じですが、あの時の恐怖を忘れず ダディへの信頼と愛情をしっかり表現する演技でした。 娘のしつけ、完璧です。
その他、敵としては役不足に思える 誘拐犯の父親を演じた ラデ・シェルベッジア。「デミトリ」と呼ぶあの声を思い出しました。
『ツーリスト(2011)』の時と同じく 撮影場所(イスタンブール)をアピールする観光ムービー。 こちらも又 イスタンブールがロケ地の『007 スカイフォール(2012)』がもうすぐ公開になりますが、時期がずれることで 日本での評価がどちらに軍配があがるのか気になります。 製作・脚本はタクシーが大好きな リュック・べッソン。 そして最後に、痛恨のミスと思える邦題。 最近は 言葉の選び方が安易すぎるものが多い気がします。 『96時間リベンジ』、今回は 時間制限ありませんので。
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