劇場公開日 2013年6月8日

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「エンタメ!」箱入り息子の恋 kotosukeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0エンタメ!

2017年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

 終始面白くニヤニヤしながら観ていた。お客さんを喜ばせようというサービスをすごく感じた。

 この話、二人が相手を好きになる理由に相手の弱点があり、一見爽やかで、でも実際はダークだとおもう。
 もし奈緒子の目が見えていたら、もし奈緒子の容姿がひどかったら、健太郎はアタックできただろうか?美人だけど、目が見えないから俺でも声をかけられる、ちょうどいいと思ったのではないか?また、健太郎がモテモテの男だった場合、奈緒子は好きになれただろうか?目が見えないから浮気に気づけない可能性が高い。浮気しそうにない男だから、自分にちょうどいいと思ったのではないか?ここら辺の裏がありそうだけど、ここに光があたることはなく。まぁ、みたくないけど、二人が本気の喧嘩をしたときに、指摘し合いそうではある。

 あと、この映画は何気に格闘ゲームがキモだと思う。
 星野源が夏帆と最初の見合いのシーンで主張したとき、きっとあの言葉、格闘ゲームしながら、常日頃考えていたことが出ていたのではないだろうか?格闘ゲームとかサッカーゲームとかって、目や手はゲームしているが、頭のリソースは結構空いていて考え事をしたり、ラジオを聞いたりできる。「俺のこと見下して…」みたいなことを考えながらゲームしていたのではないかな。

 映画の終盤、星野源の駆けつけるのに時間がかかりすぎると思っていたら、同じように感じたお客さんがいて、監督に質問していた。監督の答えは、実際にどれくらいかかるかという距離設定も裏で計算しており、時間がかかりすぎているかもしれないが、話を盛り上げるためにしたとのこと。サービスだね。

kotosuke